げんのう【玄能】頭の両端にとがった部分のない金槌(かなづち)。石を割ったり、のみをたたいたりするのに用い、石工用と大工用がある。
釘打機 くぎうちき 釘を板などの材料に打ち込む際に用いられる工具の一種
つち【×槌/×鎚/▽椎】hammer, mallet 物をたたく工具。頭部はふつう円柱形で、柄が付いている。木づち・金づちなどがある。
まんりき【万力】 工作物を挟んで締めつけ、固定させる工具。バイス。
馬鹿棒(ばかぼう) 同じ長さを、何カ所にも記すときなどに用いる、必要な長さに切断した棒。
しゃっかんほう【尺貫法】日本古来の度量衡法。長さの単位を尺、容積の単位を升、質量の単位を貫とする。明治以降メートル法と併用されてきたが、昭和34年(1959)原則として廃止され、同41年以後メートル法に統一された。
すん【寸】1寸は1尺の10分の1で、約3.03センチ。
しゃく【尺】1寸の10倍。1丈の10分の1。1尺は、曲尺(かねじゃく)では約30.3センチ、鯨尺では約37.9センチ。
じょう【丈】10尺。1丈は、かね尺で約3.03メートル、鯨尺で約3.79メートル。
じょうとう【上棟】むねあげ【棟上げ】たてまえ【建前】
家を建てるとき、骨組みを組み立て、最上部に棟木(むなぎ)を上げること。家屋の建築で、基礎の上に柱・梁・棟など主な骨組みを組み立てること。棟上げ。
むなぎ【棟木】棟に渡す横木。屋根の最上部に、桁行(けたゆき)方向に取り付ける横木。むねぎ。
はり【梁】構造物の上部からの荷重を支えるため、または柱をつなぐために架け渡す水平材。特に、桁(けた)に対して直角に渡されたものをさす。
けた【桁】家などで、柱の上に横に渡して垂木(たるき)を受ける材。梁(はり)と打ち違いになる。
たるき【垂木/×棰/×椽/×榱/▽架】
屋根を支えるため、棟から軒先に渡す長い木材。はえき。たりき。
むね【棟】屋根の最も高い所。二つの屋根面が接合する部分。
まばしら【間柱】柱と柱との間に立てる小さい柱。壁下地を構成する木摺(きず)りなどを取り付けるために立てる。
素線そせん 網組線又はより線を構成する単線。
あみぐみ【網組】 漁船・漁網や労働力などを出し合ってつくる網漁業の組織。
caliper /kæləpər/ Usually, calipers. an instrument for measuring thicknesses and internal or external diameters inaccessible to a scale, consisting usually of a pair of adjustable pivoted legs.
ノギス 主尺のほかに、移動できる副尺をもつ精密測定具。ふつうは金属製。二つの爪の間に物を挟んだり物の内側にあてたりして厚さや直径などを測定する。最小0.05ミリまで測定可能。
ふくしゃく【副尺】 長さや角度を測る主尺の一目盛り以下の値をさらに細かく読むための補助目盛り尺。
まもう【摩耗/磨耗】 かたい材質の物が、すりへること。特に、機械の部品や道具にいう。
キンク ロープを巻いている時、解いてる時、または引き延ばし中に輪が出来る。
さびる【錆びる】 〔金属が〕rust; get rusty; gather rust
公称径 nominal diameter
こうしょう【公称】 一般に発表されていること。表向きにいわれていること。
おしきり【押し切り】 a tool for cutting straw or fodder
もとうけ【元請け】 発注者から直接仕事を請け負うこと。また、その業者。その仕事をさらに請け負う下請けに対していう。元請負。
うけおう【請け負う】 日限・報酬を取り決めた上で仕事を引き受ける。
したうけ【下請】 ある人や会社などが引き受けた仕事の全部または一部を、さらに引き受けてすること。また、その人。下請負。又請(またう)け。
くうてん【空転】 車輪などがむだに回転すること。からまわり。
配筋 はいきん 鉄筋を配置すること
てっきん【鉄筋】 コンクリートの引っ張り力を強化するために中に埋め込む鋼材。
こうざい【鋼材】 建築・機械などの材料としてそのまま利用できるように加工された鋼鉄。
こうてつ【鋼鉄】 steel
親綱 おやづな 墜落する危険がある場所で着用する安全帯を取り付けるのに設置するロープ。
玉掛け(たまかけ)は、クレーンなどに物を掛け外しする作業のことである。
クレーン【crane】 重量物をつり上げて、水平または垂直方向へ移動させる荷役機械。起重機。
揚重(ようじゅう)、荷揚げ(にあげ)運送屋さんがトラックなどで建築現場搬入口まで運搬してきた内装資材を、建築途中、または、改装中の建物 の部屋内にそれぞれ必要な材料と分量・数を振り分ける仕事
せいち【整地】 建築のため、土地をならし地固めをすること。地ならし。
くっさく【掘削/掘×鑿】 地盤や岩盤を掘り取ったり削り取ったりすること。また、掘って穴をあけること。
がんばん【岩盤】 地表の下にある岩石の層。また、岩石でできている地盤。
だせつ【打設】 建築の基礎となるコンクリートを、枠の中に流しこむこと。打ち込み。
ランマー [rammer] エンジンを利用しての上下動の衝撃によって地盤を締め固める手持ちの機械。
ハンマードリル、道路工事などの際に用いられる工具のひとつで、岩盤やコンクリートを破砕するもの
はさい【破砕/破×摧】粉々に砕けること。また、粉々に砕くこと。
分電盤(ぶんでんばん)とは電気を安全に使用するめに必要な漏電遮断器(漏電ブレーカー)や配線用遮断器(安全ブレーカー)を1つにまとめた箱のことである。
ろうでん【漏電】 配電の不備や電線の絶縁不良により、電流が回路以外にもれて流れること。
キャプタイヤケーブル 塩化ビニルを絶縁及び外装に使用したビニルキャップタイヤ、プチルゴム又はEPゴムを絶縁体とする高圧キャプタイヤケーブルがあり、低圧移動電線、低圧屋内配線に使用する可とうケーブル。
みずいと【水糸】 建築工事などで、水平線を示すのに用いる糸。みずなわ。
しちゅう【支柱】 物を支えるために用いる柱。つっかい棒。
にあげ【荷揚げ】 船から、積荷を陸に揚げること。陸揚げ。
つみに【積荷】 船や車などに積んで運ぶ荷物。
リベット【rivet】 重ね合わせた鋼材を締結するのに用いる金属製の機械部品。丸形・平形・皿形などの頭部をもち、軸部を接合する穴に下から差し込んで、余りの軸端をつぶして締結する。締め釘(くぎ)。鋲(びょう)。
かっしゃ【滑車】pulley 溝に綱をかけて回転するようにした車。小さい力で重い物を持ち上げたり、力の方向を変えたりするのに使われる。中心軸を固定した定滑車、固定しない動滑車、これらを組み合わせた複合滑車などがある。
つな【綱】植物の繊維や針金などをより合わせて長くつくったもの。ロープ。
めがねレンチは、ハンドルの両端にボルト頭(あるいはナット)に適合する円形の口部を設けたレンチのことをいう。名前の由来はその形状がめがねに似ていることから。
かじゅう【荷重】貨物自動車などの荷の重さ。
かけや【掛矢】樫(かし)などの堅木で作った大きな槌(つち)。くい打ちや扉を打ち破るのに用いる。
かたぎ【堅木】クヌギ・ナラ・カシ・ケヤキなど、質の堅い木材。
のきさき【軒先】軒の突き出た先の部分。
のき【軒/▽宇/×簷/×檐】屋根の下端で、建物の壁面より外に突出している部分。
かたん したば【下端】物の下の方の端
へきめん【壁面】壁の表面
あしば【足場】足を掛ける所。特に、高所での作業のため丸太や鋼管などで組み立てたもの。
アウトリガー トラッククレーン(Truck Crane)やホイールクレーン(Wheel Crane)などの下部走行体に、機体を支えて安定を保ち、つりあげ能力をあげるためにつけられた装置。安定を保つための張出し骨組のこと。
ゆかばり【床梁】床板を支えている梁。
ゆかいた【床板】建物の床に張ってある板。
かべしたじ【壁下地】壁土を塗るときの骨組みとなるもの。細くそいだ竹や木を縦横に組んで作る。かべしろ。
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