Friday, March 14, 2014

語彙

こんなことが知りたい2

 なれかし: なって欲しい
 ならざれかし: ならないで欲しい
 かし: 呼びかけや命令の文末に付いて、強く念を押したり、同意を求めたりする意を表す。…ことだ。…よ。
 あれかし【有れかし】《動詞「あり」の命令形+終助詞「かし」》 ぜひとも そうあって 欲しい と 望む 心を表す。
 にほんばれ【日本晴(れ)1 一点の雲もなく晴れわたった空。にっぽんばれ。2 心が晴れ晴れとしている事。心に わだかまり など が 全く無い事。
 くりひろげる【繰(り)広げる】1 順々に広げる。2 新しい情景を次々に展開する。
 うつろ【空ろ/虚ろ】1 (「洞ろ」とも書く)内部が から である事。また、そのさま。空洞。うろ。からっぽ。2 心が虚脱状態である事。また、そのさま。表情などに生気のないさま。3 むなしい事。また、そのさま。
 のべつまくなし【のべつ幕無し】ひっきりなしに続くさま。
 すいぼくが【水墨画】おもに墨の濃淡を利用して描いた絵画。中国唐代中期に始まる。日本には鎌倉時代に伝来し、禅宗文化の興隆に伴って盛んに行われた。すみえ。
 しゅら の ちまた【修羅の巷】激しい戦闘や闘争の行われる場所。
 いきづく【息衝く】1 息をする。生きている。2 ため息をつく。嘆く。3 苦しそうに息をする。あえぐ。
 ぬかずく【額突く】ひたいを地につけて拝礼する。ひたいが地につく ほど に丁寧にお辞儀をする。
 きざ【気障】1 服装や言動などが気どっていて嫌な感じを持たせる事。また、そのさま。2 気にかかる事。心配な事。また、そのさま。3 不快な感じを起こさせる事。また、そのさま。
 ありつく【有り付く】1 求めていた もの をやっとの 思い で手に入れる。㋐お金や食物などが手に入る。㋑働き口が見つかる。2 住みつく。安住する。3 異性と一緒に住む。結婚する。4 似合う。ぴったりする。板につく。5 ある身分や境遇に生まれつく。住みつかせる。また、仕官など させて生活の道を得させる。身を固めさせる。
 けなげ【健気】1 殊勝なさま。心がけ が よく、しっかり しているさま。特に、年少者や力の弱い者が困難な事に立ち向かって いく さま。2 勇ましく気丈なさま。3 健康であるさま。
 おもいあがり【思い上(が)り】思い上がる事。うぬぼれ。
 せんてつ【先哲】昔の哲人。昔の すぐれた 思想家。前哲。
 ねとぼける【寝惚ける】「ねぼける」に同じ。
 ねぼける【寝惚ける】1 目が覚めた ばかり で まだ 頭が よく  働かず、ぼんやりしている。2 眠った まま の状態で起き上がって、無意識に おかしな 言動をする。3 訳の分からない言動をする。分別のない事を言う。4 色が ぼけて はっきり しなくなる。
 目(め)に余る: 1 程度が ひどくて 黙って見て いられない ほど である。2 数が多くて一目で見渡せない ほど である。
 はつよう【発揚】1 精神や気分が高まる事。意気を奮い立たせる事。2 威光・勢威などを盛んにする事。
 たいま【大麻】伊勢神宮 など で授ける神符。
 似(に)ても似付(につ)かない: 全く似ていない。
 ていしん【挺身】率先して身を投げ出し、困難な物事に あたる 事。
 ぶる【振る】名詞や形容詞語幹 など に 付いて、そのように 振舞う、それらしい様子をする、などの意を表す。
 まじない【呪い】神仏その他 不可思議 な もの の 威力 を借りて、災いや病気 など を起こしたり、また除いたりする術。
 いんしゅう【因習/因襲】古く から 伝えられてきた風習。多く、非難の意を含んで用いられる。
 はったり: 1 相手を威圧する為に、大げさな言動をしたり強気な態度を とったり する事。また、その言動。2 なぐる事。また、おどす事。
 ながらえる【永らえる/長らえる/▽存える】1 命を長く存続させる。長く生きつづける。2 長い時間を経る。3 長つづきする。
 きゅうだん【糾弾】罪や責任を問いただし、非難する事。 
 てきし【摘示】要点を かいつまんで 示す事。また、あばく事。
 とうとぶ【尊ぶ/貴ぶ】1 尊い もの として あがめる。たっとぶ。2 価値ある もの として重んじる。尊重する。たっとぶ。
 陰(いん)に陽(よう)に: ある時は ひそかに、ある時は公然と。陰(かげ)になり日向(ひなた)になり。
 あくらつ【悪辣】情け容赦もなく、たち が 悪い事。あくどい 事。また、そのさま。
 たいせいしっこ【大声疾呼】大声で激しく呼ぶ事。大声で盛んに叫びたてる事。
 つきおとす【突(き)落(と)す】突いて高い所から下へ落とす。
 いくた【幾多】数量の多い事。あまた。数多く。
 たまう【賜う/給う】1 「与える」「くれる」の尊敬語。お与えになる。くださる。
 かかる【斯かる】《「かくある」の音変化》このような。こういう。
 もくぎょ【木魚】1 読経の時に たたいて 鳴らす 木製 の仏具。丸くて中空で、表に魚鱗(ぎょりん)を彫刻してある。布 など で先端を包んだ棒で打つ。
 すりかえる【掏り替える】人に気づかれない ように、こっそり と別の ものに 取り替える。
 えいたい【永代】ながい年月。永世。
 つかす【尽かす】すっかり 出して なくす。出しつくす。
 とうとう【滔滔】1 水が とどまる 事なく流れる さま。2 次から次へとよどみなく 話す さま。
 きょうほん【狂奔】1 狂ったように走りまわる事。2 ある目的の為に夢中になって奔走する事。
 めいじょう【名状】物事の ありさま を言葉で表現する事。
 なんでもかんでも【何でも彼んでも】1 どういう もの でも。すべて。なんでもかでも。2 どうしても。ぜひとも。なんでもかでも。
 ありったけ【有りっ丈】《「ありたけ」の音変化》あるだけ全部。可能な限り多く。出来るだけ。思う存分。
 おっかぶせる【押っ被せる】1 勢い よく 覆いかぶせる。2 人に負わせる。なすりつける。3 相手の言葉が終わるか終わらない うち に、すぐ次の言葉を高圧的に言う。かぶせる。
 むりからぬ【無理からぬ】無理ではない。道理である。当然である。
 ししく【獅子吼】1 雄弁をふるう事。意気盛んな大演説をする事。2 仏の説法。獅子が ほえて 百獣を恐れさせる ように、悪魔・外道(げどう)を恐れ従わせる ところ から 言う。
 けいぼ【敬慕】 うやまい したう 事。
 けだし【蓋し】物事を確信をもって推定する意を表す。まさしく。たしかに。思うに。
 こうりゅう【興隆】勢いが盛んになる事。
 ぼこぼこ: 1 中空の もの を しきりに たたく 音を表す語。2 水などが盛んに わき出たり 泡だったりする音や、その さま を表す語。3 でこぼこ している さま。くぼみ や 穴 が たくさん ある さま。
 くちはてる【朽(ち)果てる】1 すっかり腐って もと の 形を なくしてしまう。2 世に知られない ままに 死んでしまう。
 うおうさおう【右往左往】うろたえて あっちへ 行ったり こっちへ 来たりする事。あわてふためいて混乱した さま を言う。
 ばくちん【爆沈】艦船が爆発して沈没する事。また、敵艦船を爆弾などで沈没させる事。
 こはん【湖畔】湖のほとり。湖のそば。
 しょうよう【従容】ゆったり と落ち着いている さま。危急の場合にも、慌てて騒いだり 焦ったり しない さま。
 すき【鋤】1 (鋤)手と足の力を利用して、土を掘り起こす農具。幅の広い刃に、まっすぐな柄を つけた もの。金(かな)鋤・風呂(ふろ)鋤・江州(ごうしゅう)鋤など。2 (犂)牛や馬に引かせ、畑や田を耕す農具。犂轅(ねりぎ)を牛馬につなぎ、犂先で地面を切り起こす。からすき。
 きぜん【毅然】意志が強く しっかり していて、物事に動じないさま。
 いっせつな【一刹那】ごく短い時間。一瞬間。刹那。
 しゆい【思惟】仏語。対象を心に浮かべて よく 考える事。また、浄土の荘厳(しょうごん)を明らかに見る事。
 ばかげる【馬鹿げる】 ばからしく みえる。くだらない ように 思われる。
 万事(ばんじ)休(きゅう)す: もはや施す手段がなく、万策尽きる。もはや おしまい で、何をしても駄目だという場合に使う。
 さまよう【さ迷う/彷=徨う】1 あて も なく 歩きまわる。また、迷って歩きまわる。2 1か所に とどまらず、あちこち動く。3 心が安定しないでいる。判断に迷う。
 がじょう【牙城】1 城中で主将のいる所。本丸。2 組織や勢力の中心となる所。本拠。
 じりじり: いらだたしい気持ちが つのって 落ち着かなくなる さま。
 かたみ【形見】1 死んだ人や別れた人を思い出す よりどころ となるもの。残した品や遺品、また、遺児。2 過去を思い出させる もの。記念の品。
 やぶ【藪】草木や竹が生い茂っている所。
 おののく【戦く/慄く】恐ろしさ・寒さ・興奮などの為に、体や手足が震える。わななく。
 ぐずぐず【愚図愚図】1 のろのろ と いたずら に 時間を費やす さま。2 ぶつぶつ不平を言うさま。また、幼児が むずかる さま。3 天候が はっきり しない さま。4 物の煮えたつ音。また、そのさまを表す語。1 ゆるんでしまりの ない さま。また、しまり が なくなり崩れる さま。2 態度が はっきり しない さま。また、物事に しまり が ないさま。
 さんたん【賛嘆/讚歎】深く感心して ほめる 事。
 ひらに【平に】1 相手に懇願するさま。なにとぞ。どうか。2 事の実行・成立が たやすい さま。容易に。3 ひたすら。いちずに。
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光に向かって1

 さいさん【採算】利益があるかどうか、収支を計算してみる事。商売や事業の、収支の つりあい。
 いっとうりょうだん【一刀両断】すみやかに、はっきり とした処置をとる事。
 れきぜん【歴然】まぎれもなく はっきり して いるさま。
 めあて【目当て】1 目標とするもの。目印。2 心の中で目指しているもの。行動の ねらい。目的。
 いっかくせんきん【一攫千金】一度に、しかも たやすく 大きな利益を得る事。
 ゆめみる【夢見る】夢を見る。また、あって欲しい事を心に思い浮かべる。
 ちぎれる【千切れる】1 細かく切れる。細かく ばらばら になる。2 もぎとった ように 切れる。ねじきれる。
 りんりつ【林立】林のように、沢山の もの が並び立つ事。
 へんちょう【偏重】物事の一面だけを重んじる事。
 なみたいてい【並大抵】普通に考えられる程度である事。また、そのさま。ひととおり。多く打消しの語を伴って用いる。
 しんく【辛苦】つらく苦しい思いをする事。また、その苦しみ。
 しんどう【震動】ふるえ動く事。また、ふるわせる事。
 うとうと: 眠けを催して浅い眠りに落ちるさま。
 けたたましい: 突然、人を驚かすような高い音や声がするさま。
 けいてき【警笛】警戒や注意を促す為に鳴らす笛。また、その音。多く列車・自動車などの乗り物に付いている もの を言う。
 ゆめごこち【夢心地】夢の ような うっとり とした 気持ち。ぼんやり とした心持ち。夢見心地。
 まえのめり【前のめり】前方に倒れそうに傾く事。
 かんだかい【甲高い/疳高い】声の調子が高く鋭い。
 すりつける【擦(り)付ける/摩り付ける/摺り付ける】 こする ように してつける。
 ほのぼの【仄仄】 honobono1 かすかに明るく なる さま。2 ほんのり心の暖かさ など が感じられる さま。

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こんなことが知りたい1

 じゃっき【惹起】事件・問題などを引き起こす事。
 気が遠くなる: 意識がなくなる。正気を失う。
 ようこうろ【溶鉱炉】鉄・銅・鉛などの製錬に用いる立て型の炉。製鉄用の もの は大きく、高炉と言う。炉頂から鉱石・燃料および融剤を装入し、下方の羽口(はぐち)から熱風を吹き込んで燃焼させ、炉底に たまる粗金属 および スラグ を取り出す。
 しも【霜】1 氷点下に冷却した地面や地上の物体に、空気中の水蒸気が触れて昇華して 出来る 氷の結晶。風の弱い、晴れた夜にできやすい。2 使用中の電気冷蔵庫の内側に付着する細かい氷。
 されば【然れば】そんな わけ で。そうで ある から。だから。それでは。さて。ところで。
 いかなる【如何なる】いかな。どんな。どのような。
 やり【槍】長い柄の先に細長い剣(穂)をつけた武器。鎌倉末期からもっぱら戦場で用い、室町末期には道具と称して、これを重んじた。穂の形により、素槍・鎌槍・十文字槍・鉤(かぎ)槍などがある。
 ふんどし【褌】男子の陰部を おおう 布。下帯(したおび)。
 かま【釜】飯を炊いたり湯を沸かしたり する 為の器具。金属製 または土製で、鍋よりも深く、腰に鍔(つば)がある。古くは、まろがなえ といった。はがま。
 えんげん【淵源】物事の起こり基づく ところ。根源。みなもと。
 枚挙(まいきょ)に遑(いとま)がない: 沢山あり過ぎて、いちいち数えきれない。
 ないし【乃至】1 あるいは。または。2 数量などの上下・前後の限界を示して、その中間を省略する時に用いる語。
 ほうがん【包含】つつみこみ、中に ふくんでいる 事。
 ききそこなう【聞(き)損なう】1 聞く機会を逃す。2 聞きまちがえる。聞き誤る。
 ちょうそく の しんぽ 【長足の進歩】短期間で大幅に進歩する事。
 あかつき【暁】太陽の昇る前のほの暗い ころ。古くは、夜半から夜の明ける ころ まで の 時刻の推移を「あかつき」「しののめ」「あけぼの」と区分し、「あかつき」は夜深い刻限をさして用いられた。夜明け。明け方。
 かみしめる【噛み締める】1 力を入れて噛む。2 よく噛んで味わう。3 物事の味わい、深い意味などを十分に感じ取る。
 じんりん【人倫】ひと。人類。人間一般。
 ろうげん【弄言】言葉を もてあそぶ 事。やたら に しゃべる 事。弄舌(ろうぜつ)。
 わら【藁】稲・麦などの茎を干したもの。
 ふんさい【粉砕】こなごな に打ち砕く事。
 ともる【点る/灯る】あかり が つく。とぼる。
 さらさら【更更】少しも。決して。
 ひとなみ【人並(み)】世間一般の人と同じ程度である事。また、そのさま。世間並み。
 おぼしめす【思し召す】「思う」の尊敬語。お思いになる。お考えになる。
 まるまる【丸丸】ある数量や事柄の全体に及ぶさま。完全に。3 全く。すっかり。
 きずな【絆】人と人との断つ事の出来ない つながり。離れがたい結びつき。
 手の舞い足の踏む所を知らず: 非常に喜んで思わず小躍りするさま。有頂天になる様子に言う。
 世世生生。しょうじょうせぜ【生生世世】しょうじょうせせ。生まれ変わり死に変わって経る多くの世。未来永劫(みらいえいごう)。
 兎(う)の毛(け)で突いたほど: 極めて微細な事のたとえ。ほんの少し。
 もやもや: 実体や原因などが はっきり しない さま。
 にほんばれ【日本晴(れ)】1 一点の雲もなく晴れわたった空。にっぽんばれ。2 心が晴れ晴れとしている事。心に わだかまり など が全くない事。
 はりつめる【張(り)詰める】1 十分に張る。一面にびっしり張る。2 気持ちを引き締める。緊張する。
 まします【在す/坐す】1 「在る」「居る」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになられる。おわします。2 物がある意の尊敬語。おありになる。3 「だ」「である」の意の尊敬語。…でいらっしゃる。「てある」「ている」の意の尊敬語。…ていらっしゃる。
 なされる【為される】「なさる」に同じ。
 なさる【為さる】「する」「なす」の尊敬語。あそばす。他の動詞の連用形や動作性の漢語名詞に付いて敬意を添える。「お…なさる」「御(ご)…なさる」の形でも用いる。…あそばす。丁寧の助動詞「ます」が付く時は、「なさります」よりも「なさいます」の形を とる のが普通。また、命令形には二つの形があるが、「なさい」が普通で、「なされ」は古風な言い方。
 途轍(とてつ)もない: 途方もない。また、並み外れている。
 そぐ【削ぐ/殺ぐ】外に現れようとする勢いや、興味・関心などを奪い去る。
 ちょうちん【提灯】照明具の一。足元を照らす為に持ち歩いたり、標識として備えつけたりする もの。初めは木枠や籠(かご)に紙を張った もの であったが、のち、細い竹ひごの骨に紙を張り、中に ろうそく を立てて用い、折り畳める ようにした。形・用途によって小田原提灯・箱提灯・高張り提灯など各種ある。「一張(ひとはり)」と数える。
 かんばつ【干魃】ひでり。特に、農作物に必要な雨が長い間降らない事。
 おびやかす【脅かす】1 おどかして恐れさせる。こわがらせて従わせる。2 危険な状態にする。危うくする。
 ぬれぎぬ(濡れ衣を着せる)無実の罪を負わせる。
 ぼうとく【冒涜】神聖なもの、清浄な もの をおかし、けがす事。
 ふんぜん【憤然】激しく怒るさま。
 やつざき【八つ裂き】ずたずたに裂く事。
 よりあい【寄(り)合(い)】人が集まる事。ある目的を持って集まる事。また、その集まり。会合。集会。
 ひっせい【畢生】一生を終わるまでの期間。一生涯。終生。
 いわれ【謂れ】1 物事が起こった訳。理由。2 由緒。来歴。
 てんらく【転落/顛落】堕落する事。身をもちくずす事。
 間(かん)髪(はつ)を容(い)れず: 少しの時間も置かない さま。
たちどころ
 たちどころに【立ち所に】〔すぐに〕at once; 〔その場で〕there and then; on the spot
 こんこう【混交】異なる もの が 入りまじる事。ごちゃごちゃ になる事。 
 しのぶ【忍ぶ】辛い事を我慢する。じっと こらえる。耐える。
 あらせられる【有らせられる】1 「ある」「いる」「おる」の尊敬の言い方。2 「…である」の尊敬の言い方。
 かなう(適う)条件・基準など に よく 当てはまる。ぴったり合う。適合する。
 くみとる【汲み取る/酌み取る】相手の心情や事情を推し量る。理解する。
 せんりつ【戦慄】恐ろしくて体が震える事。
 いのちとり【命取り】生命、または地位・財産などを失う決定的な原因になる事柄。
 こびりつく【こびり付く】固く くっついて 離れなくなる。
 いちもんふち【一文不知】文字を1字も読み書き出来ない事。 
 あまにゅうどう【尼入道】在家のまま剃髪(ていはつ)して仏門に入った女性。尼女房。
 どん: 名詞に付いて、まさに それに 相当する もの である事を強調していうのに用いる。接頭語「ど」をさらに強めた語。
 てがら【手柄】人から ほめられる ような 立派な働き。功績。功名。
 ふいちょう【吹聴】言いふらす事。言い広める事。
 だみん【惰眠】なまけて眠る事。転じて、何もしないで 怠けている 事。活気の まるで ない 事。
 むだぼねおり【無駄骨折り】苦労した 事 が 何の役にも立たない 事。徒労。骨折り損。むだぼね。
 たいそう【大層】大規模なさま。立派であるさま。
 いばる【威張る】威勢を張って偉そうにする。えばる。
 みょうもんりよう【名聞利養】仏語。名声と利得。名誉欲と財欲に駆り立てる もの。
 せんとく【先徳】死亡した高徳の僧。
 かきわける【掻き分ける】手で かきのける ようにして開く。左右へ押し分ける。押し開く。
 もののかず【物の数】数え たてる ほど 価値のあるもの。問題にすべきもの。
 かたとき【片時】へんじ。ほんの しばらく の間。ちょっとの間。
 ごぞうろっぷ【五臓六腑】体内。腹の中。心中。
 ど: まさに それに 相当する もの である事を強調する。「―真ん中」「―ぎつい」
 かんだん【間断】 とぎれる 事。絶え間。切れ目。多く「間断なく」の形で用いる。
 おうちゃく【横着】すべき事を故意に怠ける事。出来るだけ楽をして すまそうとする事。また、そのさま。
 てんぷく【転覆】列車・船などが ひっくり返る 事。また、ひっくり返す事。
 あいすむ【相済む】1 物事が終わる。かた が つく。2 義理や義務が果たせる。多く打消しの形で謝罪や感謝の意を表す。
 はいさつ【拝察】推察する事をへりくだっていう語。
 ぐらつく: 気持ちや考えなどが、揺れ動いて定まらなくなる。
 ほうわ【法話】仏法に関する話。法談。
 もたもた: 人の動作や物事の進行が のろくて はかどらない さま。ぐずぐず。
 びどう【微動】かすかに動く事。「―だにしない」
 てっこつ【徹骨】骨まで とおる 事。物事の中核・真底にまで達する事。
 じあい【慈愛】親が子供を いつくしみ、かわいがる ような、深い愛情。
 つっぱねる【突っ撥ねる】1 突き飛ばす。2 要求や願い など を手厳しく断る。拒否する。
 いいぶん【言(い)分】1 主張したい事柄。特に、言い訳や異議・非難。2 口論。口げんか。
 いこう【威光】人を おそれさせ、従わせる力や勢い。威勢。
 おしつける【押(し)付ける】無理に やらせる。また、無理に受け入れさせようとする。おっつける。
 何(なに)も彼(か)も: どれもこれも。すべて。
 あんどん【行灯】小型の照明具。木などで枠を作って紙を張り、中に油皿を置いて点灯 する もの。あんどう。
 こりかたまる (凝り固まる) 一つの事にだけ熱中して、他の事を顧みなくなる。
 目:その者が出会った ありさま。体験。「つらい―にあう」「いい―を見る」
 ごうせつ【豪雪】異常に多い降雪。大雪。
 きのどく【気の毒】他人の不幸や苦痛などに同情して心を痛める事。また、そのさま。
 長者(ちょうじゃ)の万灯(まんとう)より貧者(ひんじゃ)の一灯(いっとう): 金持ちの多くの寄進よりも、貧しい者の心の こもった わずかの寄進のほうが功徳が大きい。形式よりも真心が大切であるという事の たとえ。貧者の一灯。
 あざわらう【嘲笑う】人を馬鹿にして笑う。せせら笑う。あざけり笑う。嘲笑(ちょうしょう)する。
 きちく【鬼畜】鬼と畜生。転じて、残酷で、無慈悲な行いをする者。
 うんぬん【云云】あれこれ批評する事。とやかく言う事。口をはさむ事。
 ぐほう【求法】仏語。仏の教えや悟りの道を求める事。
 ぼうめい【亡命】政治的弾圧や思想の相違、宗教・人種的な理由による迫害を避ける為に自国から外国へ逃れる事。
 とらい【渡来】遠く外国から渡ってくる事。
 てきめん【覿面】効果・結果・報いなどが即座に現れる事。
 たいざい【大罪】だいざい。大きな罪。重い罪。
 もうちょう【盲腸】appendix
 たいぎょ【大漁】たいりょう。漁で獲物の多い事。豊漁。
 めっかち: 一方の目が見えない事。また、両目の大きさに かなり の差がある事。
 しみじみ【沁み沁み】心の底から深く感じるさま。
 せんこう【潜行】水中を潜って行く事。
 でんぱ【伝播】伝わり広まる事。広く伝わる事。
 てっとりばやい【手っ取り早い】1 てきぱき している。すばやい。2 手間が かからない。はやみち だ。簡単だ。
 ふらふら: 揺れ動いて安定しない さま。
 ころあい【頃合(い)】1 適当な時機。よい しおどき。2 ちょうどよい程度。てごろ。
 たまう【賜う/給う】「与える」「くれる」の尊敬語。お与えになる。くださる。
 ゆする【揺する】ゆり動かす。
 かきむしる【掻き毟る】爪や指先で ひっかく ようにして ちぎりとる。また、むやみ に ひっかく。tear.
 口(くち)を割(わ)る: 白状する。
 さずける【授ける】目上の者が目下の者に特別に与える。
 いいぐさ【言い種/言(い)草】1 人が言った言葉やその言い方。2 言い訳。言い分。
 うんえんばんり【雲煙万里】雲煙が はるか 遠く まで たなびいて いる かのように、遠く離れている 事。
 ふそん【不遜】へりくだる 気持ち が ない事。思いあがっている事。また、そのさま。
 匙(さじ)を投(な)げる: 医者が、これ以上治療法が ない として病人を見放す。また、救済や解決の見込み が ない として、手を引く。
 ぼんてん【梵天】仏語。色界の初禅天。大梵天・梵輔天・梵衆天の三天からなり、特に大梵天をさす。淫欲を離れた清浄な天。
 たいしゃくてん【帝釈天】《(梵)Śakra-devānam-Indraの訳》梵天(ぼんてん)と並び称される仏法守護の主神。十二天の一つで、東方を守る。忉利天(とうりてん)の主で、須弥山(しゅみせん)上の喜見城に住むとされる。ヒンズー教のインドラ神が仏教に取り入れられた もの という。
 まおう【魔王】仏道修行や善事を行おうとする気持ちを妨げる天魔の王。欲界の第六天の王。
 てんりんじょうおう【転輪聖王】転輪王。《(梵)Cakravarti-rājanの訳》古代インドの伝説上の理想的国王。身に三十二相を備え、即位の時天より感得した輪宝によって四方を降伏(ごうぶく)させる。輪宝の種類により、金輪王・銀輪王・銅輪王・鉄輪王の四王がある。転輪聖王。輪王。
 そくさいえんめい【息災延命】災難を防ぎ、長生きする事。
 たたり【祟り】神仏や怨霊(おんりょう)などによって災厄を こうむる 事。罰(ばち)・科(とが)・障りと同義的に用いられる事もある。
 おんしょう【温床】ある結果が生じやすい環境。多く、悪い意味に用いる。
 かちとる【勝(ち)取る】1 争いに勝って自分の もの にする。2 努力して自分の もの とする。
 ことごとに【事毎に】物事 が ある 度に。事につけて。いつも。
 いがみあう【啀み合う】互いに敵意をもって激しく争う。
 はんもく【反目】互いににらみ合いの状態にある事。仲が悪い事。
 ぐんゆう【群雄】多くの英雄。
 なびかせる【靡かせる】 流れるように動かす。
 ごきない【五畿内】昔、京都の周囲にあった山城(やましろ)・大和(やまと)・河内(かわち)・和泉(いずみ)・摂津(せっつ)の5か国の称。五畿。畿内。
 たちはだかる【立ちはだかる】手足を広げて、行く手を遮るように立つ。立ちふさがって、遮る。
 ふしん【不審】疑わしく思う事。疑わしく思える事。また、そのさま。
 ばぜん【馬前】馬の前。騎馬の前。
 ゆくて【行く手】1 進んで行く方向。進んで行く前方。行く先。2 前途。将来。
 どみん【土民】その土地に住みついている住民。土着の民。
 ろうにん【浪人】古代、本籍地を離れ、他国を流浪している者。浮浪人。
 ちょうしゅう【長袖】袖の長い衣服を着た人。公卿・僧侶などを あざけって 言う語。
 むしろばた【筵旗】むしろを竹竿などに結びつけて旗とした もの。江戸時代、百姓一揆(いっき)などに用いられた。
 じきゅうせん【持久戦】一挙に敵を撃破できない時、時間をかけて敵の消耗や援軍の到着などを待って戦う方法。根気よく相手の出方を待つ交渉のやり方などにも言う。
 豈(あに)図(はか)らんや: 全く 思いがけない 事 が 起こった という 気持ち を 表す。意外にも。
 ちゅうさい【仲裁】対立し争っている もの の 間に入ってとりなし、仲直りをさせる事。
 わぎ【和議】和睦の為の協議。
 こうせん【抗戦】抵抗して戦う事。
 えんいん【遠因】ある結果を導いた原因として、直接ではないが、何らかの かかわり を持つ事柄。遠い原因。間接の原因。
 おもいつく【思い付く】1 ある 考え が ふと 心 に 浮かぶ。考えつく。2 忘れていた事を思い出す。
 かちゅう【火中】燃えている火の中。
 ざんぎゃく【残虐/惨虐】人や生き物に対してする行為の むごたらしい 事。また、そのさま。
 ひどう【非道】人としての あり方 や生き方に はずれている 事。また、そのさま。
 骨身(ほねみ)に沁(し)みる: 骨身に応(こた)える: 全身に強く感じる。また、心に強く感じる。骨身に沁(し)みる。
 ぎぜつ【義絶】親子・兄弟など、肉親との関係を絶つ事。
 せんめつ【殲滅】すっかり滅ぼす事。皆殺しにする事。
 きする【期する】前もって期限や時刻を定める。
 しゅくしゅく【粛粛】ひっそりと静まっている さま。
 たいぐん【大軍】兵の数の多い軍隊。多くの軍勢。
 さしかかる【差(し)掛(か)る】ちょうど その 場所 に 至り着く。
 びっちゅう【備中】旧国名の一。山陽道に属し、現在の岡山県の西部にあたる。古くは吉備(きび)国の一部。備州。
 びんぱつ【鬢髪】 binpatsu 鬢の部分の髪。また、頭髪。
 ぼうりゃく【謀略】人を あざむく ような はかりごと。
 ふぐう【不遇】才能を持ちながらも めぐりあわせ が悪くて世間に認められない事。また、そのさま。
 かこう【囲う】外部から そこなわれない ように、まわり を取り巻く。中に取り込めて、外との境を作る。
 目(め)を付(つ)ける: 特別な注意を向ける。
 てきがいしん【敵愾心】敵に対して抱く憤りや、争おうとする意気込み。
 そそる: ある感情・行動を起こさせる。さそう。
 愚(ぐ)にも付(つ)かぬ: ばかばか しくて問題にならない。
 意地を張る: 頑固に自分の考えや行動を押し通そうとする。
 まいしん【邁進】恐れる事なく突き進む事。
 こっし【骨子】全体を構成する 上 での重要な部分。要点。眼目。
 けつじゅう【結集】釈迦の入滅後、教団の代表者が集まって仏説を集成し編集した事。
 なんかい【難解】分かりにくい事。難しい事。また、そのさま。
 しんえん【深遠】奥深くて容易に理解が及ばない事。また、そのさま。深奥。
 とたん【塗炭】泥に まみれ 火に焼かれる事。転じて、ひどい苦痛。極めて辛い境遇。
 しいる【強いる】相手の意向を無視して、無理に やらせる。強制する。
 グプタちょう【グプタ朝】《Gupta》ガンジス川中流域のマガダ地方から興り、北インドを支配した王朝。320年、チャンドラグプタ1世がパータリプトラを都として建国。4世紀末ごろから最盛期を迎え、文学・哲学・宗教・美術が栄え、インド古典文化の黄金時代となった。5世紀末以降エフタルの侵入に苦しみ、6世紀の中ごろ滅亡した。
 さいせいき【最盛期】勢いが最盛の時期。全盛期。
 はっしょうち【発祥地】ある物事が初めて起こった土地。
 まんえん【蔓延/蔓衍】つる草が のび広がる 事。病気や悪習などが  いっぱい に 広がる 事。
 くちく【駆逐】追い払う事。
 すいたい【衰退/衰頽】勢いや活力が衰え弱まる事。衰微。凋落(ちょうらく)。
 はいぶつきしゃく【廃仏毀釈】《仏教を廃し釈迦の教えを棄却する意》明治政府の 神道国 教化 政策 に基づいて起こった仏教の排斥運動。明治元年(1868)神仏分離令発布と ともに、仏堂・仏像・仏具・経巻などに対する破壊が各地で行われた。
 どうかせん【導火線】事件を引き起こす きっかけ。
 かんとう【巻頭】1 書物や巻物などの最初の部分。巻首。
 こんく【金口】仏語。釈迦の口を尊んでいう語。転じて、釈迦の説法。
 そうじょう【相承】弟子が師から、子が親から、学問・技芸・法などを次々に受け継ぐ事。
 取るに足らない: 取るに足りない。問題として取り上げる価値もない。些細 な 事 である。
 けろん 【戯論】仏語。無益な言論。無意味な論。
 しちょう【思潮】ある時代の社会に見られる支配的な思想の傾向。
 そうさく【創作】1 新しい もの を作り出す事。2 文学・絵画などの芸術を独創的に作り出す事。また、その作品。
 はいしょう【拝誦】読む事を、へりくだっていう語。謹んで読む事。
 こうろんおつばく【甲論乙駁】甲が論じると 乙が それに反対するというように、互いに あれこれと 論じ合う ばかりで、議論の決着がつかない事。
 あらしめる【在らしめる】ある ように させる。
 せしむる: 「見る」「得る」などの動詞の未然形に付いて,他にその動作を させる 意を表す。使役の助動詞「しむ」は,中世以降,終止形・連体形ともに「しむる」となり,それが「見る」「得る」などの動詞に付く時,「せ」を介して「見せしむる」「得せしむる」のような言い方が生じた。
 とりあげる【取り上げる・取上げる】意見・申し出などを聞き入れる。受理する。採用する。
 じょろん 【序論】論文などで、本論への導入部分として最初に述べられる論説。緒論(しょろん)。
 くうそう【空想】現実には あり得ない ような事柄を想像する事。
 よぎない 【余儀無い】他に なすべき 方法がない。やむをえない。
 ようご【擁護】侵害・危害から、かばい守る事。
 さくしゅ【搾取】階級社会で、生産手段の所有者が生産手段を持たない直接生産者を必要労働時間以上に働かせ、そこから発生する剰余労働の生産物を無償で取得する事。
 ひんく 【貧苦】貧乏の苦しみ。
 うめく【呻く】痛さや苦しさ の あまり、低い声をもらす。
 ねざす【根差す】ものごと の 基盤・根本原因が そこにある。
 めばえる 【芽生える】 物事が起こりはじめる。きざす。
 せしめる: サ変動詞「する」の未然形「せ」に使役の助動詞「しめる」のついたもの。主として漢語サ変複合動詞語尾の未然形に「しめる」がついた形で用いられる。…させる。単独のサ変動詞の使役の言い方としては「させる」が用いられる
 へいがい 【弊害】害になる事。他に悪い影響を与える物事。害悪。
 あんたん【暗澹】薄暗く はっきり しない さま。暗く陰気なさま。
 ぞくじん【俗人】1 世俗の名利などに とらわれている 人。風流を解さない教養の低い人。2 僧に対して、世間一般の人。世俗の人。
 ねんき 【年忌】死後、毎年巡りくる祥月命日(しょうつきめいにち)。また、その日に行う法要。その数を かぞえる のにも用いる。回忌。年回。
 たいはい【退廃/頽廃】 衰えて すたれる 事。くずれ荒れる事。廃頽。
 こうべん【抗弁】相手の主張に対して、自己の立場を堅持して反論する事。
 にぎりしめる 【握り締める】力を入れて固く握る。しっかりと握って離さないようにする。
 いやおうなし【否応無し】有無を言わせない事。是非を言わせない事。
 うろたえる【狼狽える】不意を打たれ、驚いたり慌てたりして取り乱す。狼狽(ろうばい)する。
 はち 【鉢】仏道修行者の食器。また、僧尼が托鉢(たくはつ)の時に所持する器。応量器(おうりょうき)。鉢の子。
 ぼんご 【梵語】サンスクリット語の異称。その起源が造物神ブラフマン(梵天)にあるというインドでの伝承に基づく、中国や日本での呼称。

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こんなことが知りたい4

 とつじょ【突如】何の前触れもなく物事が起こるさま。だしぬけ で ある さま。突然。
 せんり【千里】1里の1000倍。転じて、極めて遠い所。
 ひゃくり【百里】1里の100倍の距離。また、遠い距離。
 赤穂浪士(あこうろうし)は、元禄15年12月14日(1703年1月30日)深夜に旧主浅野長矩の仇である高家吉良義央の屋敷に討ち入り、吉良義央および家人を殺害した(元禄赤穂事件)元赤穂藩士大石良雄以下47人の武士である。
 かいしゃく【介錯】切腹する人の そば に付き添っていて、その人が刀を腹に突き刺すと同時に、その首を斬って死を助けてやる事。また、その人。
 はねる【刎ねる】刀で首を切り落とす。
 そむける【背ける】そむく 後ろやわきの方へ向かせる。視線や顔をそらす。
 やりきれない【遣り切れない】我慢出来ない。耐えられない。
 ならない: その事について抑えようのない気持ちを表す。
 むごい【惨い/酷い】見るに たえない ほど 痛ましい。残酷である。
 ごっちゃ: いろんな もの が、雑然と入りまじっている さま。ごった。
 拍車(はくしゃ)を掛(か)ける: 物事の進行を一段と はやめる。拍車を加える。
 おうか【謳歌】声を合わせて歌う事。また、その歌。
 ほうじゅう【放縦】何の規律もなく勝手にしたい事をする事。また、そのさま。 放恣(ほうし)。放埒(ほうらつ)。ほうしょう。
 いにしえ【古】過ぎ去った古い時代。過ぎ去った月日。昔。過去。
 むしけら【虫螻】虫類を卑しめていう語。また、小さくて取るに足りないもの の 意で、人をも卑しめて言う。
 ほうけんしゃかい【封建社会】封建制度を基盤として成立している社会。歴史的には古代の奴隷制社会と近代の資本主義社会との中間に位置する。
 かしずく【傅く】人に仕えて大事に世話をする。wait upon; attend on
 がん【頑】かたくなに人の言う事を受け入れない さま。多く「頑として」の形で用いられる。
 じゅんじゅん【諄諄】よく 分かる ように繰り返し教え諭すさま。
 おのおの【各々】多くの もの の それぞれ。めいめい。副詞的にも用いる。
 ぴしゃり: 手の平などで強く打つ音を表す語。
 かんきゅう【緩急】差し迫った事態。危急の場合。
 くれぐれ【呉呉】繰り返し繰り返しするさま。念を入れる さま。
 せっぱく【切迫】期日などが間近に迫る事。
 もぎとる【捥ぎ取る】1 もいで取る。2 無理やり取り上げる。
 くさばな【草花】花の咲く草。また、草に咲く花。
 あるまじき【有るまじき】あってはならない。不都合である。とんでもない。
 れきほう【歴訪】いろいろな土地・人を次々に訪ねる事。
 せっぷん【接吻】kiss
 ほうよう【抱擁】 an embrace; a hug
 ごどう【悟道】仏語。仏道の真理を悟る事。悟りを開いて道理を会得する事。
 とんだ: 道理に外れた。よくない。
 たんぱく【淡泊】 味・色・感じなどが、あっさり している事。また、そのさま。
 よくふか【欲深】欲の深い事。また、その人や、そのさま。
 ほんそう【奔走】忙しく走り回る事。物事が順調に運ぶ ように あちこち駆け回って努力する事。
 けんじょう【献上】主君や貴人に物を差し上げる事。奉る事。
 きまま【気儘】1 遠慮や気がね をせずに、自分の思うままに行動する事。また、そのさま。2 わがまま に振る舞う事。また、そのさま。
 おしい【惜しい】1 大切な もの を失いたくない。無駄にする事が忍びない。もったいない。2 もう少しの ところ で実現されずに終わって心残りである。残念だ。3 いとしい。かわいい。
 きょうみしんしん【興味津津】興味が あとからあとから 沸いて尽きないさま。
 ぶつよく【物欲】物や金銭を自分の もの に したい という欲望。物や財産への執着心。
 さげすむ【蔑む/貶む】他人を、自分より能力・人格の劣るもの、価値の低い もの と みなす。見下げる。見くだす。
 さんすいが【山水画】山岳や河水などの、自然の景観を描いた絵画。水墨山水・青緑山水などがある。人物画・花鳥画と ともに東洋画の主要画題。
 ぼつご【没後】人が死んでからのち。死後。
 おのずと【自ずと】ひとりでに。おのずから。
 どしどし: 物事が引き続いて起こったり、行われたり する さま。どんどん。
 しきどく【色読】書を読んで、文字に表された意味だけを解する事。
 ひしゅう【悲愁】悲しみに深く心が沈む事。悲しみとうれい。
 とげとげしい【刺刺しい】 態度や言葉づかいに とげ がある。つっけんどんである。harsh, stinging, biting.
 なみだぐむ【涙ぐむ】目に涙をためる。涙を催す。
 とむらう【弔う】人の死を悲しみ いたんで、遺族に お悔みを言う。
 なかれ【勿れ】禁止の意を表す。してはいけない。するな。
 いかんとも【如何とも】どうにも。
 いんしゅう【因習】古くから伝えられてきた風習。多く、非難の意を含んで用いられる。convention
 ばくぜん【漠然】ぼんやりとして、はっきり しないさま。広くて はてし の ない さま。
 おそれおおい【恐れ多い/畏れ多い】1 貴人や尊敬する人などに対して、失礼になるので申し訳ない。2 わが身には ありがたく、もったいない。
 さいせん【賽銭】祈願成就のお礼として神仏に奉る金銭。また、社寺にもうでる際に奉納する金銭。古くは金銭ではなく幣帛(へいはく)・米などを供えた。
 ごふ【護符/御符】神仏の名や形像、種子(しゅじ)、真言などを記した札。身につけたり壁にはったりして神仏の加護や除災を願う。お守り。ごふう。呪符(じゅふ)。
 うそはっぴゃく【嘘八百】多くの嘘。また、全く の でたらめ。
 とりい【鳥居】神社の神域を象徴する一種の門。2本の柱の上に笠木(かさぎ)を渡し、その下に貫(ぬき)を入れて柱を連結したもの。笠木の下に島木(しまぎ)のある明神鳥居の系統と、島木のない神明(しんめい)鳥居の系統に大別される。
 こよみ【暦】1 時の流れを年・月・週・日の単位で区切り、分かりやすくした体系。日本では推古10年(602)百済から伝えられた中国暦、貞享元年(1684)渋川春海によって作成された貞享暦などの太陰太陽暦を用いてきたが、明治5年(1872)に12月3日を同6年1月1日とし、以後、太陽暦の一種のグレゴリオ暦を採用。2 1年の、月・日・曜日・祝祭日・干支(えと)・日の出・日の入り・月齢・日の吉凶・主要行事などを日を追って記したもの。七曜表。カレンダー。
 ばっこ【跋扈】魚が かご を越えて跳ねる事。転じて、欲しい まま に振る舞う事。また、のさばり、はびこる事。
 そじ【素地】何かをする時の基礎。土台。
 まざまざ: 1 まるで目の前にあるかのように はっきり としているさま。ありあり。2 ある事を確かな事実として、身にしみて感じるさま。はっきり。つくづく。3 まことしやかに。巧みに。うまうまと。
 けろり: 何事も なかった ように平然としている様。
 かん【貫】1 尺貫法の重さの単位。1貫は1000匁(もんめ)、すなわち3.75キロで、明治24年(1891)から昭和33年(1958)まで商取引で用いられた。
 つりだす【吊り出す】相撲で、相手の体を つり上げて 土俵の外に出す。
 てんかん【癲癇】 epilepsy. 大脳の神経細胞が過剰に活動する事によって、発作的な痙攣(けいれん)・意識障害などを反復する状態。遺伝的素因または外傷・腫瘍(しゅよう)など さまざま な原因によって起こる慢性の脳疾患。突然意識を失って倒れる大発作のほか、瞬間的に意識を失う小発作、急に無意味な動作を始める精神運動発作、頭痛・吐き気などの起こる自律神経発作が見られる。
 ちからだめし【力試し】体力や能力の程度をためす事。
 うそぶく【嘯く】偉そうに大きな事を言う。豪語する。talk big; brag; boast;
 依憑(えひょう ): よりどころ
 あまよのほし【雨夜の星】雨雲に隠れた星。あっても見えないもの、めったにない もの の 例え。
 かっぱ【喝破】大声で叱り付ける事。
 ゆうぎ【遊戯】1 遊びたわむれる事。遊び。2 幼稚園・小学校などで、運動や社会性の習得を目的として行う集団的な遊びや踊り。
 とっぱ【突破】1 突き破る事。困難や障害などを克服する事。2 ある目標・数量を超える事。
 わきまえる【弁える】物事の違いを見分ける。弁別する。区別する。
 はてな《感動詞「はて」+間投助詞「な」から》怪しんだり、考え惑ったりする時などに発する語。
 二(に)の足(あし)を踏・む: 一歩目は進みながら、二歩目は ためらって足踏みする。思い切れずに迷う。ためらう。しりごみする。「正札を見て―・む」
 でたらめ【出鱈目】根拠がない事。首尾一貫しない 事。いい加減な事。また、そのさまや、そのような言動。
 でっちあげる【捏ち上げる】ない事をあるように作り上げる。捏造(ねつぞう)する。
 げんせつ【言説】意見を言ったり物事を説明したりする事。また、その言葉。ごんせつ。
 同じ穴の狢(むじな): 一見関係がないようでも実は同類・仲間である事のたとえ。多くは悪事を働く者について言う。同じ穴の狸(たぬき)(狐(きつね))。
 みずぎわだつ【水際立つ】ひときわ目立つ。あざやか に きわだつ。
 わいきょく【歪曲】1 物を ゆがめ まげる 事。また、ゆがみまがる事。2 事実を わざと ゆがめて 伝える事。
 しゅうもう【衆盲】多くの盲人。群盲。
 ささる【刺さる】先の とがった 物が他の物に突き立つ。
 うんでい【雲泥】天の雲と地の泥。二つの間に大きな差違のあるたとえ。
 雲泥の差: 非常な隔たり。大変な差。雲泥の違い。月とすっぽん。
 ありのまま【有りの儘】実際に ある とおり。偽りのない姿。ありてい。
 つうだ【痛打】相手に精神的、肉体的に痛手となる打撃を与える事。また、その打撃。
 がいたん【慨嘆】うれいなげく事。憤りなげく事。deplore; regret.
 口を割(わ)る: 白状する。
 地団駄(じだんだ)を踏む。悔しがったり怒ったりして、激しく地を踏む。stamp one's feet in frustration
 片棒(かたぼう)を担ぐ。計画に加わって協力する。荷担する。多く、悪い事に言う。
 どぎも(度胆を抜く) astonish, take a person aback. ひどく びっくり させる。肝をつぶさせる。

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こんなことが知りたい3

 いえども【雖も】格助詞「と」の下に付いて、逆接の確定条件または仮定条件を表す。…だけれど。たとい…でも。
 ふうび【風靡】風が草木を なびかせる ように、広い範囲に わたって なびき従わせる事。また、なびき従う事。
 とうてつ【透徹】1 澄みきっている事。透きとおっている事。2 筋道が、はっきりと通っている事。
 どうさつ【洞察】物事を観察して、その本質や、奥底に ある もの を見抜く事。見通す事。 
 しゅうそうれつじつ【秋霜烈日】刑罰・権威・志操などが厳しく おごそかである事のたとえ。
 おうよう【汪洋】1 水量が豊富で、水面が遠く広がっているさま。2 ゆったりとした さま。広々と 大きい さま。
 こいねがわくは【乞い願わくは】ある事を強く希望する気持ちを表す。切に望む事は。なにとぞ。どうか。
 しょうちょ【小著】自分の著作を へりくだって 言う語。
 かんじょ【寛恕】1 心が広くて 思いやり のある事。また、そのさま。2 過ちなどを とがめだて しないで許す事。
 しかるに【然るに】それにもかかわらず。それなのに。
 しりめ【尻目/後目】1 顔は前方を向いたまま、目だけを動かして、後ろの方を見る事。また、その目つき。2 (「…をしりめに」の形で)その場の様子を ちらっと 見て あとは構わず自分の行動を進めるさま。
 ないこう【内訌】内部の乱れ。内部の騒ぎ。うちわもめ。内紛。
 はいずる【這いずる】床や地面の上を這って動く。
 いっきょしゅいっとうそく【一挙手一投足】1 こまかな一つ一つの動作や行動。2 ちょっとした努力。わずかな骨折り。
 せいさん【凄惨/悽惨】目を そむけたくなる ほど いたましい 事。ひどく むごたらしい 事。また、そのさま。
 刀(かたな)折れ矢尽きる: 戦う手段を すっかり 使い果たす。また、物事に立ち向かう手段がなくなる。弓折れ矢尽きる。
 せんこうはなび【線香花火】 一時的で、すぐ勢い の なくなって しまう事のたとえ。
 けいしょう【警鐘】1 火災・洪水などの、警戒を促す為に鳴らす鐘。2 危険を予告し、警戒を促すもの。警告。
 らんだ【乱打】激しく続けざまに たたく事。 
 ひゃっきやこう【百鬼夜行】1 いろいろの化け物が夜中に列をなして出歩く事。ひゃっきやぎょう。2 得体の知れない人々が奇怪な振る舞いをする事。ひゃっきやぎょう。
 はんらん【氾濫】1 川の水などが増して勢い よく あふれ出る事。洪水になる事。2 事物が あたり いっぱい に出回る事。あまり 好ましくない状態に言う。
 はびこる【蔓延る】1 草木などが繁茂する。2 よく ない もの の勢いが盛んになって広まる。広まって勢力を張る。
 ごじっぽひゃっぽ【五十歩百歩】 少しの違いはあっても、本質的には同じであるという事。似たり寄ったり。
 りょうけん【了見】考え。思慮。分別。
 あれかし【有れかし】ぜひとも そうあって 欲しいと望む心を表す。
 ままならぬ【儘ならぬ】思いどおり にならない。ままならない。
 ふちょう【符牒】商品につける、値段や等級を示すしるし。
 青菜(あおな)に塩: 青菜に塩を振りかける と しおれる ように、人が元気がなく しょげる 様子を言う。
 たわいない【たわい無い】しっかり した考えがない。また、幼くて思慮分別がない。 
 やさき【矢先】物事が始まろうとする、ちょうどその時。
 ねごと【寝言】1 眠っている間に無意識に発する言葉。2 訳の分からない言葉。馬鹿馬鹿しい言い分。たわごと。
 しんぽう【信奉】 shinpō ある主義・宗教・学説などを最上の もの と信じてあがめ、それに従う事。
 るいるい【累累】積み重なっているさま。また、連なり続くさま。 
 しとね【茵/褥】座る時や寝る時に下に敷く物。しきもの。ふとん。
 しゅちょ【主著】その人の著作のうち主なもの。
 ざいけ【在家】出家せずに、普通の生活をしながら仏教に帰依する事。また、その人。在俗。
 てきびしい【手厳しい】手心を加えず、非常に厳しい。少しも容赦しない。
 なんたる【何たる】非難・詠嘆などの気持ちを表す語。なんという。どのような もの である。
 ねとぼける【寝惚ける】ねぼける。目が覚めた ばかり で まだ 頭がよく働かず、ぼんやりしている。
 とわ【常/永久】いつまでも変わらない事。また、そのさま。とこしえ。永遠。えいきゅう。
 こんこん【昏昏/惛惛】1 暗くて物の区別が つかない さま。また、道理に暗いさま。2 意識が ない さま。3 寝入っている さま。
 たいせいしっこ【大声疾呼】大声で激しく呼ぶ事。大声で盛んに叫びたてる事。
 ついぼ【追慕】死者や遠く離れて会えない人などを、なつかしく思う事。
 くぎょう【恭敬】つつしみ うやまう 事。きょうけい。
 きえ【帰依】神仏や高僧を信じてその力にすがる事。
 とする【賭する】ある目的の為に、失う事を覚悟でさし出す。かける。
 だんあつ【弾圧】おさえつける事。特に、支配者が権力を行使して反対勢力の活動を抑圧する事。
 きり【切り/限り】(多く「きりがない」「きりのない」などの形で用いる)かぎり。はて。際限。
 だは【打破】攻撃して負かす事。
 ろめい【露命】露のように はかない 命。
 せんえつ【僭越】自分の地位や立場を越えて出過ぎた事をする事。また、そのさま。
 それる【逸れる】別の方向へ行く。目標から はずれる。
 もてはやす【もて囃す/もて栄やす】見ばえの する ようにする。引き立てる。
 けしからん【怪しからん】[連語]《形容詞「け(怪)し」の未然形に打消しの助動詞「ぬ」の付いた「けしからぬ」の音変化》道理に はずれていて、はなはだ よく ない。不届きだ。
 けしからん【怪しからん】道理に はずれていて、はなはだ よく ない。不届きだ。
 ほんまつてんとう【本末転倒】根本的で重要な事とささいで つまらない事を取り違える事。
 ごんごどうだん【言語道断】言葉で言い表せない ほど ひどい事。とんでもない事。また、そのさま。もってのほか。
 ぼうきょ【暴挙】1 乱暴な振る舞い。不法な行動。無謀な企て。2 暴動。
 けいべつ【軽蔑】いやしいもの、劣った もの などと みなして、馬鹿にする事。さげすむ事。
 まっさつ【抹殺】1 事実・存在などを認めず、無視する事。消し去る事。葬り去る事。2 こすって消してしまう事。
 ぜんだいみもん【前代未聞】今までに一度も聞いた事がない事。非常に珍しい事、程度の はなはだしい 事に言う。
 しのぶ【偲ぶ】過ぎ去った物事や遠く離れている人・所などを懐かしい気持ちで思い出す。懐しむ。
 ゆかり【縁/所縁】なんらか の かかわりあい や つながり のある事。因縁。
 したう【慕う】離れがたく思って あと を追う。
 さんしゅう【参集】大ぜいの人が集まってくる事。
 こんこん【懇懇/悃悃】心の込もった さま。また、心を込めて丁寧に説くさま。
 せつゆ【説諭】悪い行いを改めるよう言い聞かせる事。
 ほうし【奉仕】利害を離れて国家や社会などの為に尽くす事。
 どうちゅう【道中】旅行。また、旅行の途中。旅に出ている間。旅路。
 けっさい【潔斎】法会・写経・神事などの前に、酒肉の飲食その他の行為を慎み、沐浴(もくよく)などして心身を清める事。物忌み。
 もくよく【沐浴】髪や体を洗う事。また、湯や水を浴びて体を清める事。ゆあみ。
 いみごと【忌(み)事】忌み慎むべき事。嫌い避けるべき事。
 いかん【衣冠】衣服と冠(かんむり)。
 おごそか【厳か】重々しく いかめしい さま。礼儀正しく近寄りにくい さま。
 ずいこう【随行】供としてつき従って行く事。また、その人。おとも。
 おおせられる【仰せられる】「言う」の尊敬語。おっしゃる。
 はんぜん【判然】はっきり と 分かる事。
 きょうべん【強弁/強辯】無理に理屈をつけて、自分の意見や言い訳を通そうとする事
 さんぱい【参拝】社寺、特に神社にお参りして おがむ 事。
 ぎまん【欺瞞】あざむく事。だます事。
 ひたん【悲嘆/悲歎】 悲しみ なげく 事。
 かりたてる【駆(り)立てる】そうせずには いられない 気持ちにしむける。
 すうしん【崇信】尊び信じる事。
 ろんぽう【論法】議論を進めていく筋道の立て方。論理の運び方。
 しふく【紙幅】1 紙のはば。2 あらかじめ定められた原稿などの枚数。
 ぎょくせきこんこう【玉石混淆】価値の ある もの と ない もの とが、入りまじっている事。
 そうそう【錚錚】多くの もの の中で特に すぐれている さま。
 けいぼ【敬慕】うやまい したう 事。
 ゆうひ【雄飛】雄鳥が大空に飛び上がる ように、大きな志をいだいて盛んに活動する事。
 ひだるま【火達磨】全身に火がついて燃えあがる事。また、そのもの。
 さける【裂ける/割ける】ひと続きになっていた もの が線状に切れて二つに離れる。また、切れ目が入る。「口が―・けても言えない」
 らんぶ【乱舞】入り乱れて舞う事。踊り狂う事。
 こつぜん【忽然】物事の出現・消失が急なさま。忽如(こつじょ)。こつねん。
 しんらばんしょう【森羅万象】宇宙に存在する一切の もの。あらゆる事物・現象。しんらまんぞう。
 ややもすれば【動もすれば】とかく ある 状況に なりやすい さま。どうかすると。ともすれば。ややもすると。
 さんぱいきゅうはい【三拝九拝】2 何度もお辞儀をする事。3 手紙文の末尾に書いて、極めて厚い敬意を表す語。
 しんけいしつ【神経質】情緒的に不安定で、わずかな事にも過敏に反応して自分を病的な状態だと思い込む気質。
 さずかる【授かる】神仏や目上の人などから、金では買えない大切なものを与えられる。いただく。
 とりとめ【取(り)留め】はっきり した まとまり。それと定めた目的。
 明(あ)けても暮れても: 飽きもせず、同じ事を毎日続けるさま。年がら年じゅう。よい事として評価される事柄には あまり 使わない。
 うつつ【現】この世に現に存在しているもの。現実。夢・虚構などに対していう。
 ぐけん【愚見】愚かな意見。また、自分の意見を へりくだって 言う語。
 びょう【廟】祖先・先人の霊を祭る建物。おたまや。
 さんろう【参籠】祈願の為、神社や寺院などに、ある期間こもる事。おこもり。
 おうのう【懊悩】なやみ もだえる事。煩悶(はんもん)。
 さしせまる【差(し)迫る】事態や期日などが間近に迫る。切迫する。また、せっぱつまる。
 けさ【袈裟】《(梵) kasṣaya の音写。赤褐色の意で、染衣(せんえ)・壊色(えじき)などと訳す》インドで制定された僧侶の衣服。青・黄・赤・白・黒の正色を避けて濁色の布を用いた ところ からの名。縫い合わせた布の数により、五条、七条、九~二五条の3種がある。中国・日本と伝えられる間に仏教の標幟(ひょうじ)としての法衣にかわり、衣の上に左肩から右脇下に かけて まとう 長方形の布となり、華美で装飾的な もの となった。宗派によって種々の もの がある。功徳衣(くどくい)。福田衣。無垢衣(むくい)。
 れんげ【蓮華/蓮花】ハスの花。
 つきあたる【突(き)当(た)る】1 進んで行って もの に勢いよく当たる。衝突する。ぶつかる。2 それより先へ進めない ところ に行きつく。3 思いがけない問題や障害に出会う。
 しょうごん【荘厳】1 智慧・福徳・相好などで浄土や仏の身を飾る事。2 仏像や仏堂を、天蓋・幢幡(どうばん)・瓔珞(ようらく)などで おごそかに飾る事。また、その物。
 かくひつ【擱筆】筆を置いて書く事をやめる事。文章を書きおえる事。
 こうじん【幸甚】この上もない幸せ。大変ありがたい事。また、そのさま。
 なにびと【何人】 nanibito どういう人。いかなる人。何者。なんぴと。
 はんさ【煩瑣】こまごま として わずらわしい 事。また、そのさま。
 たっけん【達見】物事を広く、また先々まで見通す、すぐれた意見・見識。達識。
 ゆえん【所以】わけ。いわれ。理由。
 いぬく【射貫く】矢や弾丸などを射て貫く。射通す。
 余(あま)すところなく: 残らず。すべて。
 しょうしゅつ【抄出】必要な ところ を抜き出して書く事。また、そのもの。抜き書き。
 さんぎょう【鑽仰/賛仰/讚仰】聖人や偉人の徳を仰ぎ尊ぶ事。さんごう。
 ばとう【罵倒】激しい言葉で ののしる 事。
 エキス: 物事の最も本質的な部分。精髄。粋(すい)。エッセンス。
 てかがみ【手鏡】手に持って使う、柄(え)の ついた 小さな鏡。
 せいさい【正妻】法律上の正式の妻。本妻。
 ばりざんぼう【罵詈讒謗】悪口の限りを言い、手ひどく ののしる 事。また、その言葉。
 ぜっぴつ【絶筆】その人が、生前、最後に書いた文章や手跡など。
 ごたいとうち【五体投地】仏教徒が行う最高の敬礼法。両ひざ・両ひじを地に着けて伏し、さらに合掌して頭を地につける。接足作礼(さらい)。
 ゆうじゅうふだん【優柔不断】気が弱く決断力に乏しい事。また、そのさま。
 ことなかれしゅぎ【事勿れ主義】いざこざ が なく、平穏無事に済みさえすれば よい とする消極的な態度や考え方。
 だくだく【諾諾】他人の言葉に さからわない で承諾するさま。
 げいごう【迎合】自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合わせる事。
 ごうしょう【豪商】大資本を持ち、規模の大きな商売を手広く営む商人。大商人。
 ごうしゃ【豪奢】非常に贅沢で、はでな事。また、そのさま。
 かたびら【帷子】裏をつけない衣服の総称。ひとえもの。
 どうは【道破】ずばりと言う事。言い切る事。
 さた【沙汰】問題となるような事件。その是非が問われるような行為。
 ぞくしん【俗信】自然現象などに対する観察・経験・解釈から起こり蓄積された知識。予兆・禁忌・呪術・卜占(ぼくせん)・憑(つ)き物・妖怪など。
 くいしばる【食(い)縛る】1 歯を強くかみ合わせる。2 我慢する。耐え忍ぶ。
 かんどう【勘当】1 親が子との縁を切る事。江戸時代には奉行所に届け出が必要であった。また、主従関係・師弟関係を断つ事にもいった。
 しゃめん【赦免】罪や過ちを許す事。
 おやだま【親玉】仲間の中心になる人物。頭(かしら)。
 しぶとい: 強情で臆する ところ がない。また、困難にあっても へこたれず粘り強い。
 さんがく【参学】学問、特に仏教を学ぶ事。
 そびえる【聳える】山などが非常に高く立つ。そそりたつ。
 みね【峰】山の頂上。山頂。ね。
 とぎすます【研(ぎ)澄ます】1 刃物を よく といで 切れる ようにする。また、鏡をよく みがいて 曇りのないようにする。2 心の働きを鋭くする。
 ひょっとしたら: もしかしたら。
 あしどり【足取り】1 歩く時の足の運び方。歩調。2 人の通った道筋。特に、犯罪者の逃げた経路。3 過去の相場の動きぐあい。
 いきりたつ【熱り立つ】激しく怒って興奮する。
 ひきずりまわす【引き摺り回す】1 引きずって、あちらこちらへと動かす。2 あちこち連れて歩きまわる。
 くだらない【下らない】まじめに取り合うだけの価値がない。程度が低くて ばからしい。くだらぬ。くだらん。
 くたくた: 疲れたり弱ったりして、力の抜けたさま。また、古くなって張りのなくなったさま。
 つかいふるす【使い古す】長い間使って古くする。古くなるまで使いつづける。
 かす【滓/糟/粕】1 液体を こした あと に残ったり、液体を入れた容器の底に沈殿したり した もの。おり。2 よい所、必要な部分を取り去ったあとの残り。3 役に立たない つまらない もの。最も下等なもの。くず。
 しかりとばす【叱り飛ばす】激しい調子でしかる。
 かみしめる【噛み締める】1 力を入れてかむ。2 よく かんで 味わう。3 物事の味わい、深い意味などを十分に感じ取る。
 えいかん【栄冠】1 勝利の しるし として与えられる名誉の冠。2 栄誉。名誉。また、輝かしい勝利。
 ささい【些細/瑣細】あまり重要ではないさま。取るに足らないさま。
 くちあらそい【口争い】言い争う事。口げんか。口論。
 きょうかん【叫喚】大声でわめきさけぶ事。
 どごう【怒号】怒って、大声でどなる事。また、その声。
 かみつく【噛み付く】1 歯で食いつく。2 激しい態度で相手に迫る。くってかかる。
 ぎゃくじょう【逆上】激しい怒りや悲しみなどの為に、頭に血が上る事。分別をなくし取り乱す事。
 思案(しあん)に暮れる: 迷って考えが定まらない。
 こてい【湖底】みずうみの、そこ。
 しずまりかえる【静まり返る】すっかり静かになる。
 きりこむ【切(り)込む/斬(り)込む】刃物で深く切る。
 ちぢみあがる【縮(み)上(が)る】1 すっかりちぢんで小さくなる。2 驚きや寒さ・恐怖などの為、体がすくんで身動きできなくなる。
 せせらわらう【せせら笑う】馬鹿にして笑う。あざけり笑う。また、小ばかにする。
 箸にも棒にも掛からない: ひど過ぎてどうにも手がつけられない。
 とみに【頓に】急に。にわかに。
 そうおう【相応】つりあい が とれている事。ふさわしい事。また、そのさま。
 とりざた【取(り)沙汰】あれこれと うわさ する事。また、そのうわさ。
 こくびゃく【黒白】善と悪。正と邪。是と非。くろしろ。
 どうよう【動揺】心や気持ちがゆれ動く事。平静を失う事。
 鴨(かも)が葱(ねぎ)を背負って来る: 《鴨の肉にネギまで添えてあって、すぐ鴨鍋ができる意から》好都合である事、おあつらえむきである事のたとえ。
 ねらいうち【狙い撃ち/狙い打ち】1 ねらいを定めて撃つ事。そげき。2 目標を定めて集中的に行う事。
 ぎょうぎ【行儀】礼儀の面からみた立ち居振る舞い。また、その作法・規則。
 だんしょうしゅぎ【断章取義】作者の本意や詩文全体の意味に関係なく、その中から自分の役に立つ章句だけを抜き出して用いる事。 
 あさる【漁る】物や人を探し回る。
 大山(たいざん)鳴動(めいどう)して鼠(ねずみ)一匹: 事前の騒ぎ ばかりが大きくて、実際の結果が小さい事を言う、西洋の諺。
 まやかし: ごまかす事。また、そのもの。いかさま。いんちき。
 こざかしい【小賢しい】1 利口ぶっていて差し出がましい。生意気である。2 何かにつけて要領よく振る舞っている。悪賢くて抜け目がない。
 なかんずく【就中】その中でも。とりわけ。
 はらいせ【腹癒せ】怒りや恨みを他の方に向けてまぎらせ、気を晴らす事。
 そざつ【粗雑/疎雑】いい加減で大ざっぱな事。また、そのさま。ざつ。
 しろもの【代物】1 売買する品物。商品。2 人や物を、価値を認めたり、あるいは卑しめたり皮肉ったりするなど、評価をまじえて言う語。
 おんとう【穏当】1 おだやかで無理がない事。また、そのさま。2 素直で おとなしい さま。
 わきいず【湧き出づ】「わきでる」に同じ。 
 がましい: 動詞の連用形や名詞などに付いて形容詞を作り、その物事や状態に似ている意を表す。…の様子である。…のきらいがある。…の傾向がある。
 おぼろ【朧】 ぼんやり とかすんでいる さま。はっきり しない さま。
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光に向かって2

 しょげる【悄気る】失敗や失望で がっかり して、元気がなくなる。しゅんとなる。
 ギブス【(ドイツ)Gips】 gibusu ギプス。
 ギプスほうたい【ギプス包帯】 gipusu 骨折、関節の病気などの際、患部固定の為に用いる、包帯を石膏で固めたもの。
 いわずとしれた【言わずと知れた】言わなくても分かっている。分かりきった。
 したたか【強か/健か】粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。
 くいだおれ【食(い)倒れ】飲食に贅沢をして、財産をなくす事。
 たいか【大家】ある分野で、特にすぐれた見識・技能を持っている人。
 たんぜん【端然】姿勢などが乱れないで きちんと しているさま。
 そこびかり【底光り】奥底に光が ひそんで いるように見える事。また、その光。深みのある人柄・技芸などについても言う。
 あらいざらい【洗い浚い】残したり隠したりせず、すべてを出すさま。何から何まで全部。残らず。
 あばた【痘痕】痘瘡(とうそう)が治ったあとの皮膚に残る小さなくぼみ。じゃんこ。
 たまりかねる【堪り兼ねる】我慢しきれなくなる。こらえきれない。
 ふとした: 思いがけない。偶然の。ちょっとした。
 聞(き)き耳(みみ)を立てる: 注意を集中してよく聞こうとする。耳を澄ます。
 せがむ: 無理に頼む。しつこくねだる。
 こよなく: この上なく。古くは単に程度の はなはだしい 事を表したが、現代では文語的な表現として賛美の情感を伴って用いられる。
 どりょう【度量】他人の言行をよく受けいれる、広く おおらか な心。
 めいろうかったつ【明朗闊達】明るく ほがらか で、細事に こだわらないさま。▽「明朗」は明るくて ほがらか な さま。「闊達」は心が大きく、小さな事に こだわらない さま。「闊達明朗かったつめいろう」ともいう。「闊」は「豁」とも書く。
 軍配を上げる: 相撲で、行司が勝ったほうの力士を軍配で指し示す。転じて試合や競争などで、勝利・優勢の判定を下す。
 たんたん【淡淡】1 色・味・感じなどが、あっさりしているさま。淡泊なさま。2 態度・動作などが、あっさり して こだわり がないさま。
 うちょうてん【有頂天】得意の絶頂である事。また、そのさま。大得意。
 おしげ【惜しげ】惜しむ気持ち。
 せつせつ【切切】心に強く迫るさま。また、心の こもって いるさま。
 はいふ【肺腑】心の奥底。心底。転じて、急所。
 えぐる【抉る/刳る】刃物などを深く刺し入れ、回して穴をあける。くりぬく。
 にんじゅう【忍従】我慢して従う事。 
 みそめる【見初める】その異性を一目見て恋心をいだく。
 こび【媚】人に取り入って、機嫌をとろうとする事。へつらう事。
 いなずま【稲妻/▽電】空中電気の放電によって生じる電光。また、それが雲に反映したもの。稲光(いなびかり)。稲魂(いなだま)。いなつるび。
 かや【蚊帳】夏の夜、蚊や害虫を防ぐ為、四隅をつって寝床を覆う道具。麻・木綿などで粗く織って作る。かちょう。 
 とっさに【咄嗟に】その瞬間に。たちどころに。
 ねこいらず【猫いらず】黄燐(おうりん)や亜砒酸(あひさん)を主成分とした殺鼠剤(さっそざい)。商標名。
 ぬけめ【抜け目】抜けた ところ。欠けている ところ。また、手抜かり。
 ここぞとばかりに:ある機会を好機と捉えて さかんに 働きかける さま などを意味する表現。
 たたみかける【畳み掛ける】相手に余裕を与えないように、立て続けに行う。
 痺れ(しびれ)を切らす: あまりに長く待たされて、我慢できなくなる。待ちきれなくなる。
 いいふらす【言(い)触らす】触れ回って広く世間に知らせる。吹聴(ふいちょう)する。言い広める。
 ばりばり: baribari 勢いよく裂いたりはがしたりする音や、そのさまを表す語。
 いけがき【生(け)垣/生け×籬】丈の低い樹木を植え並べてつくった垣根。
 ごよう【御用】捕り手が官命で犯人を捕らえる事。また、その時のかけ声。転じて、警察に捕まる事。「―になる」
 しあんなげくび【思案投(げ)首】首を前に傾け、深く考え込む事。
 ごくしゃ【獄舎】罪人を閉じ込めておく所。また、その建物。牢獄(ろうごく)。
 くりひろげる【繰(り)広げる】1 順々に広げる。2 新しい情景を次々に展開する。
 生(い)きた心地もしない: 恐ろしさで生きている感じがしない。
 途方(とほう)に暮れる: 方法や手段が尽きて、どうしてよいか 分からなくなる。
 かんぜん【敢然】困難や危険を伴う事は覚悟の上で、思い切って行うさま。
 たいぜんじじゃく【泰然自若】 taizen jijaku 落ち着いていて物事に動じないさま。
 がいせん【凱旋】 gaisen 戦いに勝って帰る事。凱陣。凱帰。
 たいまつ【松明/炬】松の樹脂の多い部分を細かく割り、束ねたもの。火をつけて照明に用いた。のち、竹やアシなども 用いる ようになった。打ち松。続松(ついまつ)。継(つ)ぎ松。松火。
 こうこつ【恍惚】物事に心を奪われて うっとり するさま。
 たる《文語の断定の助動詞「たり」の連体形》1 資格を表す。…であるところの。「学生たるもの、勉強すべきである」2 取り上げた事柄を、強調して、説明する意を表す。「その表情たるまさしく鬼そのものであった」
 なんて【何て】驚いたり、あきれたり、感心したりする気持ちを表す。なんという。
 そうだち【総立ち】興奮したり驚いたりして、その場にいる全員が立ち上がる事。
 じょうぜつ【饒舌】やたらに しゃべる 事。また、そのさま。おしゃべり。多弁。
 辻褄(つじつま)が合う: 筋道がよく通る。理屈が合う。
 襤褸(ぼろ)を出す: 隠していた欠点を見せてしまう。
 しょうしんよくよく【小心翼翼】1 気が小さく、いつも びくびく しているさま。2 細かい事にまで気を配り、慎み深く する さま。
 おどおど: 緊張・不安や恐怖心で落ち着かないさま。
 くくりつける【括り付ける】ひもなどで他のものに縛りつける。また、比喩的に行動の自由を奪う。
 ろうき【牢記】しっかり心に とどめて 忘れない事。銘記。
 めざとい【目聡い/目敏い】1 見つけるのが早い。目が早い。
 やまない【止まない/已まない】(「…してやまない」の形で)どこまでも…する。…しないではいられない。
 堪(たま)らない: 1 その状態を保てない。2 感情などを我慢できない。3 この上なくよい。なんとも言えない ほど いい。4 程度が はなはだしい。
 だって: 相手に反論したり、相手の反対を予想しつつ理由や言い訳を述べる場合に用いる。そうはいっても。でも。なぜかというと。
 ふびん【不憫】かわいそうな事。あわれむ べき 事。また、そのさま。
 わだち【轍】車の通った あと に残る車輪の跡。
 涙に暮れる: 涙の為に目が見えない ほど になる。ひどく泣き悲しむ。
 しかめる【顰める】痛みや不快の為に、まゆ の あたり に しわ を 寄せる。「顔を―・める」
 うかぬかお【浮かぬ顔】心配事などが あって晴れやかでない顔つき。沈んだ顔つき。
 ようてい【要諦】物事の最も大切な ところ。肝心かなめの点。ようたい。
 かえって【却って/反って】予想とは反対になるさま。反対に。逆に。
 だいかついっせい【大喝一声】大きなひと声で しかりつける 事。また、その声。
 たりとも: 〔断定の助動詞「たり」の終止形に接続助詞「とも」の付いたもの〕体言に接続して,「(たとえ)…であっても」の意を表す。
 しゅんめ【駿馬】足の速い優れた馬。しゅんば。
 しゅんそく【駿足】1 足の速い馬。しゅんめ。2 足の速い事。また、その人。俊足。
 おきな【翁】年取った男。おじいさん。
 かりたてる【駆(り)立てる】その人の意志に関係なく無理に行かせる。
 鎬(しのぎ)を削る: 激しく刀で切り合う。転じて、激しく争う。
 おごる【奢る】程度を超えた贅沢をする。
 とんと: (あとに打消しの表現を伴って)一向に。すこしも。
 せっせ: 脇目もふらず、熱心に物事をするさま。
 びくびく: 1 絶えず恐れや不安を感じて落ち着かないで いる さま。2 身体の一部が細かく震え動くさま。
 麻(あさ)の如し: 世の中の状態など が ひどく 乱れているさま。「天下―・く乱れる」
 せいこううどく【晴耕雨読】晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書をする事。悠々自適の生活を送る事をいう。
 ゆうゆうじてき【悠悠自適】世間の事に煩わされず、自分の思いのままに暮らす事。
 さんこのれい【三顧の礼】《三国時代の中国で、蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が、諸葛亮(しょかつりょう)を軍師として招く為に、その草庵を三度訪れたという、諸葛亮「前出師表」の故事から》人の上に立つ者が仕事を頼みたい人に特に礼を尽くして交渉する事。また、ある人を特別に信任・優遇する事。
 きりゃくじゅうおう【機略縦横】策略を時に応じて自在にめぐらし用いる事。「機略」ははかりごと・策略の意。「縦横」はたてとよこ。転じて、自由自在の意。思うままに動かす事。
 とうばつ【討伐】軍勢をさしむけて、反抗する者を攻めうつ事。
 しきけん【識見】物事を正しく見分ける力。また、優れた意見。見識。しっけん。
 せいえい【精鋭】強くて、勢いのいい事。また、そのさま。
 さんしょう【三唱】三度となえる事。
 くつわ【轡】手綱(たづな)をつける為、馬の口にかませる金具。くつばみ。くくみ。
 びしり: 棒などで強く打ったり、木などが折れたりする音や、そのさまを表す語。
 れっか【烈火】激しい勢いで燃える火。
 あぶみ【鐙】馬具の一。鞍(くら)の両脇につるして、乗り手が足を踏みかけるもの。
 ちみどろ【血みどろ】非常に多くの血に まみれている 事。また、そのさま。 
 おちのびる【落(ち)延びる】遠くまで逃げてゆく。逃げおおせる。
 てんねんとう【天然痘】 とうそう【痘瘡】痘瘡ウイルスの感染によって起こる悪性の伝染病。高熱と全身に小水疱(すいほう)とが出て死亡する事が多く、治っても あばた が残る。感染症予防法の1類感染症、検疫法の検疫感染症の一。WHO(世界保健機関)の種痘の励行によって1980年地球上から消滅。天然痘。疱瘡(ほうそう)。
 ばんじゃく【盤石】重く大きな石。いわお。
 しょしん【所信】信じている事柄。信ずる ところ。
 きよほうへん【毀誉褒貶】ほめる事と、けなす事。さまざまな評判。
 しょうし【笑止】ばかばかしい事。おかしい事。また、そのさま。
 いまわしい【忌まわしい】嫌な感じである。不愉快である。
 こうぎょう【鴻業/洪業】大きな事業。
 すうこう【崇高】けだかく尊い事。また、そのさま。
 こんこん【懇懇/悃悃】心の込もった さま。また、心を込めて丁寧に説くさま。
 ひきゃく【飛脚】手紙・金銭・小荷物などの送達に あたった者。古代の駅馬に始まり、鎌倉時代には鎌倉・京都間に伝馬による飛脚があったが、江戸時代に特に発達。幕府公用の為の継ぎ飛脚、諸藩専用の大名飛脚、民間営業の町飛脚などがあった。明治4年(1871)郵便制度の成立により廃止。
 つくづく【熟】物事を痛切に感じる さま。しんから。しみじみ。
 ただならず: 普通でない。ただごとでない。
 ばんしゅう【晩秋】秋の終わり。秋の末。
 しぐれ【時雨】秋の末から冬の初めにかけて、ぱらぱら と通り雨のように降る雨。
 このは【木の葉】樹木の葉。きのは。
 しょぼしょぼ: 雨があまり激しくなく降りつづくさま。
 じっと: 1 動かないで、そのままの状態を保つさま。2 視線や心などを集中して、よく見たり考えたり する さま。つくづく。
 ゆうやみ【夕闇】日没後、月が出るまでの間の暗闇。また、その時分。宵闇。
 あまあし【雨脚/雨足】1 線状に見える、降り注ぐ雨。あめあし。2 雨の通り過ぎる様子。あめあし。
 かつぜん【豁然】心の迷いや疑いが消えるさま。
 はくじん【白刃】鞘(さや)から抜いた刀。しらは。
 りょうりょう【寥寥】数の非常に少ないさま。
 事(こと)に当たる: 物事を担当する。従事する。
 しょしかんてつ【初志貫徹】初めに心に決めた志を最後まで貫き通す事。「初志」は思い立った時の最初の気持ち・志。「貫徹」はやり通す、貫き通す事。
 がくぜん【愕然】非常に驚くさま。
 よもや: 万が一にも。いくらなんでも。
 うちのめす【打ちのめす】立ち上がれ なくなる ほど なぐりつける。
 さすが【流石/遉】1 評判や期待のとおりの事実を確認し、改めて感心するさま。なるほど、たいした もの。2 ある事を一応は認めながら、一方でそれと相反する感情を抱くさま。ある事をそのままは容認できないさま。そうと ばかり も言えない。やはり そうも いかない。
 ぜんぴ【前非】以前に犯した過ち。昔の悪事。先非。
 ぶすい【無粋/不粋】世態・人情、特に男女の間の微妙な情のやりとりに通じていない事。また、そのさま。遊びの 分からないさま、面白味のないさま など にも 言う。やぼ。
 たんとうちょくにゅう【単刀直入】直接に要点を突く事。遠回しでなく、すぐに本題に入る事。また、そのさま。
 やれやれ: 困難や不安が解決した時、大きな感動を覚えた時などに発する語。
 はっと: 1 思いがけない出来事に びっくり するさま。2 急に気づいたり思いあたったり する さま。
 てれかくし【照れ隠し】人前で気恥ずかしい思いをした時、人の注意をそらす為に とりつくろう 事。
 ことごとく【悉く/尽く】問題にしているもの全部。残らず。すべて。みな。
 ぶっきらぼう【ぶっきら棒】物の言い方や挙動などに愛想がない事。また、そのさま。
 きき【嬉嬉/嘻嘻】笑い楽しむさま。喜び うれしがる さま。
 こころえる【心得る】物事の事情や意味する ところ をよく理解する。のみこむ。わきまえる。
 しんみょう【神妙】態度がおとなしく、すなおな事。また、そのさま。しんびょう。
 ころり: 1 急に転がったり倒れたりするさま。2 あっけなく死んだり、負けたり する さま。3 前とすっかり違う状態に なる さま。ころっと。
 意地(いじ)になる: どうしても自分の主張や行動を押し通そうとする。我(が)を張る。
 へとへと: 非常に疲れて力がすっかり抜けてしまうさま。
 たいらげる【平らげる】すっかり食べてしまう。
 けむたい【煙たい】窮屈に感じられ、親しみが持てないさま。けぶたい。けむったい。
 とわずがたり【問わず語り】人が たずねない のに、自分から語りだす事。また、独り言。
 一溜(ひとた)まりもない: わずかの間も もちこたえられない。
 いきせききる【息急き切る】激しい息づかいをする。あえぎながら急いで行動するさまに言う。いきせく。
 すげる【挿げる/箝げる】はめ込む。差し込む。また、そのようにしてとりつける。
 はさ【稲架】竹や木を組んだ、刈った稲を掛けて乾かす設備。稲掛け。
 あざむく【欺く】言葉巧みにうそを言って、相手に本当だと思わせる。言いくるめる。だます。
 もてはやす【もて囃す/もて栄やす】盛んにほめる。多くの人が話題にする。
 途方(とほう)もない: 道理に合わない。とんでもない。途方途轍(とてつ)もない。
 たんせい【端正/端整】1 姿・形や動作などが正しくて きちんと している事。また、そのさま。2 (端整)顔だちなどが美しく整っている事。また、そのさま。
 おんなばら【女腹】女の子ばかりを産む女。
 みすかす【見透かす】1 隔たった もの を すかして見る。見とおす。2 表面に出ていない物事の真相を見抜く。見破る。
 つりこむ【釣(り)込む】気を引いて誘い入れる。興味を起こさせて引き込む。
 みかける【見掛ける】目にとめる。
 ごへい【御幣】幣束(へいそく)の敬称。白色や金・銀の紙などを細長く切り、幣串(へいぐし)に はさんだ もの。お祓いの時などに用いる。おんべ。
 もてなし【もて成し】客への対応のしかた。待遇。
 ほおばる【頬張る】頬 が ふくらむ ほど 口にいっぱい食べものを入れる。また、そのようにして食べる。
 たわいない【たわい無い】しっかりした考えがない。また、幼くて思慮分別がない。
 まじまじ: 目を離さないで一心に見つめるさま。じっと。
 いかめしい【厳めしい】おごそかで重々しい。威厳がある。
 せんぼう【羨望】うらやむ事。
 いぶかる【訝る】疑わしく思う。怪しく思う。
 御免(ごめん)蒙(こうむ)る: 嫌だと断る。
 ほうえんだんう【砲煙弾雨】砲煙と激しく飛んでくる弾丸。戦闘の激しい様子を言う。
 かんげん【諫言】目上の人の過失などを指摘して忠告する事。また、その言葉。
 なつく【懐く】慣れ親しむ。慣れて付き従う。
 たてまつる【奉る】「やる」「おくる」の、その対象を敬って言う謙譲語。上位の人に差し上げる。献上する。
 はばかる【憚る】差し障りを おぼえて ためらう。気がねする。遠慮する。
 ぬけぬけ【抜け抜け】恥ずべき事を平然と行うさま。ずうずうしい さま。
 おもいあたる【思い当(た)る】 なるほど そうかと気がつく。納得がいく。
 立(た)て板(いた)に水: よどみなく、すらすらと話す事のたとえ。
 こきおろす【扱き下ろす】欠点などを殊更に指摘して、ひどくけなす。
 やるかたない【遣る方無い】1 心の わだかまり を晴らす方法がない。2 きわめて程度が はなはだしい。なみひととおり でない。
 肩(かた)で息をする: 苦しそうに、肩を上げ下げして呼吸をする。
 とりつく【取(り)付く】しっかりと つかまる。すがりつく。とりすがる。
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 つつしむ【慎む/謹む】あやまちや軽はずみな事がないように気をつける。慎重に事をなす。
 へりくだる【謙る/遜る】相手を敬って自分を控えめにする。謙遜(けんそん)する。卑下する。
 もっとも【尤も】道理にかなっている事。なるほど その通りだと思われる事。 また、そのさま。当然。
 まして【況して/増して】前の場合でさえ そうなのだから、この場合は勿論そうだと言う気持ちを表す語。なおさら。いわんや。
 いわんや【況んや】前に述べた事から考えて、この件については言うまでもなく自明の事であると言う気持ちを表す。まして。なおさら。
 そなわる【備わる】必要な もの が不足なく揃い、整っている。また、設備・装置などが用意してある。
 よこどり【横取り】他人の もの を横合いから奪い取る事。
 よこあい【横合(い)】横の方。よこて。
 しんがい【侵害】他人の権利や所有などを おかして 損害を与える事。
 きめつける【決め付ける】一方的に断定する。
 おとろえる【衰える】力や勢いなどが弱くなる。盛んでなくなる。衰弱する。
 けんじ【堅持】自分の考えや態度などを かたく守って、他に譲らない事。
 ひっかける【引っ掛ける/引っ懸ける】ものに かけて ぶら下げる。
 くおん【久遠】仏語。長く久しい事。遠い過去または未来。
 あわてる【慌てる】思いがけない物事に出会って、普段の落ち着きを失う。
 くさき【草木】草と木。そうもく。
 しゅうそうれつじつ【秋霜烈日】《秋の厳しい霜と夏の烈(はげ)しい日の意から》刑罰・権威・志操などが厳しく おごそか である事のたとえ。
 だれしも【誰しも】「だれも」を強めた言い方。だれでも。だれだって。
 つきさす【突き刺す】突いて刺し通す。勢いよく刺す。
 あどけない 無邪気で 可愛い。無心である。
 むじゃき【無邪気】素直で悪気がない事。いつわりや作為がない事。
 さくい【作為】人が自分の意志で作り出す事。
 せいすい【精粋】混じり気のない事。また、選び抜かれた すぐれた もの。
 もみだね【籾種】稲の種とするもみ。種もみ。
 いね【稲】 rice; a rice plant
 かかと【踵】足の裏の後部、足首の下にあたる部分。
 べんべつ【弁別】物事の違いを はっきり と見分ける事。識別。
 さとす【諭す】目下の者に物事の道理をよく 分かる ように話し聞かせる。納得するように教え導く。
 ようしゅん【陽春】陽気のみちた暖かい春。
 たたきつける【叩き付ける】激しく打ちつける。
 ひきずる【引き摺る】1 地面などを すって引いて行く。2 長い物を垂らして地面などに触れさせる。3 無理に連れて行く。
 ゆったり: 落ち着いて のんびり しているさま。
 かけまわる【駆け回る】走り回る。ある目的を達成する為に方々へ行って力を尽くす。
 しゅくん【主君】自分の仕えている君。君主。
 きじん【貴人】身分・地位の高い人。きにん。うまひと。あてびと。
 たてまつる【奉る】「やる」「おくる」の、その対象を敬って言う謙譲語。上位の人に差し上げる。献上する。
 うやまう【敬う】相手を尊んで、礼を尽くす。尊敬する。
 こころのこり【心残り】あとに思いが残って すっきり 思い切れない事。また、そのさま。未練。
 みれん【未練】執心が残って思い切れない事。あきらめきれない事。また、そのさま。
 がそう【画僧】僧侶であって絵をよくする者。特に、密教寺院で仏教図像を描く僧や、禅僧で画家を兼ねている者をさす。
 ずぞう【図像】諸仏の像や曼荼羅(まんだら)などの図様を描き示したもの。多く白描で描かれる ところ から白描図像とも言う。
 ゆうじょ【遊女】1 江戸時代、公認の遊郭、また宿場などにいた娼婦。
 ゆうかく【遊郭】遊女屋の多く集まっている一定の区域。くるわ。遊里。
 しょうふ【娼婦】売春婦
 けんぽん【絹本】絹地(きぬじ)に描いた書画。また、それに使う絹地。
 ごくさいしき【極彩色】種々の鮮やかな色を用いた濃密な彩り。また、派手で けばけばしい 色彩。
 のうみつ【濃密】密度が濃くて こまやか なさま。
けばけばしい 品がなく派手な様。特に、色彩などが どぎつくて、派手な様。
 しゅせんど【守銭奴】金をため込む事ばかりに執心する、けちな人。
 しゅうしん【執心】ある物事に心を引かれて、それに こだわる 事。また、その心。執着。
 せいし【製紙】紙を製造する事。
 おう【翁】接尾語のように用いて男の老人の敬称とする。
 はばかる【憚る】差し障りを覚えて ためらう。気兼ねする。遠慮する。
 きがね【気兼ね】他人の思惑などに気を使う事。遠慮。
 じかい【自戒】自分の言動を自分で いましめ 慎む事。
 いましめる【戒める】 admonish; 警告する warn; 叱責する scold
 ふせ【布施】仏語。1 六波羅蜜の一。施しをする事。金品を施す財施、仏法を説く法施、恐怖を取り除く無畏施(むいせ)の三施がある。布施波羅蜜。2 僧に読経などの謝礼として渡す、金銭や品物。
 ろくはらみつ【六波羅蜜】大乗仏教における六種の修行。菩薩が涅槃に至る為の六つの徳目。布施(ふせ)・持戒・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧。六度。
 たたえる【湛える】ある表情を浮かべる。感情を顔に表す。
 とげ【刺】〔植物・動物の〕 a prickle; 〔主にバラの〕 a thorn; 〔サボテンの,また動物の棘(きょく)状凸起〕 a spine 〔木材や石などの破片〕 a splinter
 じゅっかい【述懐】過去の出来事や思い出などを述べる事。
 せそう【世相】世の中の有様。社会の様子。
 ねぎらう【労う】苦労や骨折りに感謝し、いたわる。現代では、同等または下の人に対して用いる。
 ほねおり【骨折り】苦労する事。精を出して働く事。努力。
 腑に落ちない 納得がいかない。合点がいかない。
 こうよう【孝養】子が親を大切に養う事。きょうよう。
 くやみ【悔やみ】1 後悔 regret; repentance 2 死者への弔いcondolence
 ねがわくは【願わくは】願うところは。望む事は。どうか。
 ふみにじる【踏み躙る】 踏んで めちゃめちゃ につぶす。踏み荒らす。
 もうでる【詣でる】1 神社・寺・墓などにお参りする。参詣(さんけい)する。2 貴人のもとへ行く。参上する。
 ほうのう【奉納】神仏に喜んで納めて もらう 為に物品を供えたり、その前で芸能・競技などを行ったりする事。
 はんらん【氾濫】川の水などが増して勢い よく あふれ出る事。洪水になる事。flooding
 みせつける【見せ付ける】わざと人の目に つく ようにする。いやでも見えるようにする。
 びくと も: わずかに動いたり揺れたりする様。多く、後に打消しの語を伴って用いる。
 どひょうば【土俵場】相撲の競技場。
 ちからじまん【力自慢】力の強さを自慢する事、また、その人。
 どくは【読破】難解な書物や大部の書物を終わりまで読み通す事。
 たいぶ【大部】 voluminous; bulky
 ほんかい【本懐】もとから抱いている願い。本来の希望。本意。本望。
 じゅりつ【樹立】しっかりと立つ事。また、しっかり とうちたてる事。establishment; founding
 あまぐも【雨雲】雨や雪を降らせる雲。乱層雲の事。
 うんむ【雲霧】雲と霧。
 あせだく【汗だく】《「汗だくだく」の略》汗が あとからあとから 流れる様。汗びっしょりの様。汗まみれ。
 ひきゅう【悲泣】悲しみ泣く事。
 もんぜつ【悶絶】苦しみもだえて気絶する事。
 きぜつ【気絶】一時的に意識を失う事。失神。
 ふみだい【踏み台】高い所の物を取ったり、高い所に上る為に足場とする台。足つぎ。踏みつぎ。
 おぼつかない【覚束無い】物事の成り行きが疑わしい。うまくいきそうもない。
 こんりんざい【金輪際】強い決意をもって否定する意を表す語。絶対に。断じて。
 しょうは【照破】仏が広大な智慧の光で無明(むみょう)の闇を明らかに照らす事。
 うんでい【雲泥】天の雲と地の泥。二つの間に大きな差違のあるたとえ。
 ねんごろ【懇ろ】心が こもって いるさま。親身であるさま。courteously;cordially
 ひくつ【卑屈】下劣な base; 追従的な servile; こびへつらう obsequious
 筆舌に尽くし難い 【ひつぜつ】 あまりに はなはだしくて、文章や言葉では とても 表現できない。
 はなはだしい【甚だしい】普通の度合いを はるか に超えている。
 こころする【心する】十分に気を配って注意する。
 こうとう【喉頭】 larynx 呼吸器の一部。上方は咽頭(いんとう)、下方は気管に連なる部分。軟骨に囲まれており、声帯がある。
 もつれる【縺れる】〔糸などが〕 get entangled 線状の もの が からまり合って解けなくなる。
 こらす【凝らす】心の働きを一つのものや所に集中させる。
 けたい【懈怠】仏語。善行を修めるのに積極的でない心の状態。精進(しょうじん)に対して言う
 よこしま【▽邪/横しま】 wicked, evil 正しくない事。道に はずれている事。
 おさめる【修める】1 行いや人格を正しくする。心や行動が乱れないように整える。2 学問・技芸などを、学んで身につける。
 からまる【絡まる】物に巻きつく。巻きついて引き離しにくくなる。絡みつく。get twisted around
 ゆびさす【指差す】指でさし示す。さし示して知らせる。
 ぎょうし【凝視】目をこらして見つめる事。
 しのぶ【偲ぶ】過ぎ去った物事や遠く離れている人・所などを懐かしい気持ちで思い出す。懐しむ
 きゅうじ【給仕】食事の席にいて世話をする事。また、その人。
 あて【当て】心の中で期待している物事。頼り。
 おおっぴら【大っぴら】ooppira《「おおびら」の促音添加》人目を はばからない さま。隠しだての ない さま。
 にんまり 満足した時などに、声を出さないで笑いを浮かべる様
 とりつめる【取り詰める】ひどく思い悩む。思い詰める。
 おやだま【親玉】仲間の中心になる人物。
 しゅんげん【峻厳】非常に厳しい事。
 ふんぱつ【奮発】気力を奮い起こす事。発奮。
 ふるう【奮う】気力が盛んになる。また、気力を盛んにする。
 とりまく【取り巻く】まわりを囲む。取り囲む。
 いっしんふらん【一心不乱】心を一つの事に集中して、他の事に気をとられない事。また、そのさま。
 しかばね【屍】死んだ人の体。死骸。
 しぶとい 強情で臆する所がない。また、困難にあっても へこたれず ねばり強い。
 ごうじょう【強情】意地を張って、なかなか自分の考えを変えない事。
 にっちもさっちも【二進も三進も】物事が行き詰まり、身動き の とれない様。どうにもこうにも。
 へこたれる 気力がくじけ弱ってしまう。へたばる
 どうてい【道程】ある地点に着くまでの距離。みちのり。行程。
 こぶし【拳】5本の手の指を折り曲げて握りしめたもの。にぎりこぶし。げんこつ。げんこ。fist
 もぐる【潜る】水の中にくぐって入る。
 こじつける 関係のない物事を無理に理由をつけ関係づける。また、無理に理屈づける。
 ぼっしゅう【没収】強制的に取り上げる事。
 そうでん【相伝】代々受け継いで伝える事。
 いわや【岩屋】岩壁に自然に出来た洞穴。また、岩に横穴を掘って住居としたもの。いわむろ。
 がんぺき【岩壁】険しく切り立った岩。
 どうけつ【洞穴】洞窟(どうくつ)。ほらあな。
 よこあな【横穴】山腹や崖などに横に掘った穴。
 さんぷく【山腹】山頂と麓との間の部分。中腹。
 みせかける【見せ掛ける】うわべを取りつくろって、実際は そうでないのにそれらしく見えるようにする。pretend; make a show of; feign
 揺さぶる(ゆさぶる)ゆらゆらと前後、左右、上下に動くようにする。
 ろうえい【漏洩】水・光などが、もれる事。また、もらす事。
 きりきざむ【切り刻む】細かく切る。chop cut up; 細かくmince
 うかがう【窺う】隙間などから、密かに覗いて見る。そっと覗く。peep
 いいふらす【言い触らす】触れ回って広く世間に知らせる。吹聴(ふいちょう)する。言い広める。spread news; circulate a rumor
 しぼむ【萎む】wither (away)草花などが生気をなくして しおれたり 縮んだりする。
 そうそん【曽孫】孫の子。ひまご。
 ぼうしょう【傍証】間接的な証拠。直接の証拠とは ならない が、その証明を補強するのに役立つ証拠。
 げんかい【厳戒】厳重に警戒する事。strict guard
 ゆちゃく【癒着】本来は分離しているはずの臓器・組織面が、外傷や炎症の為に、くっつく事。adhesion; conglutination
 ひそう【悲愴】 pathetic. 悲しく痛ましい事。
 つけこむ【付け込む】相手の弱点やすきに乗じて事を行う。機会を抜け目なく利用して自分が有利になるようにする。つけいる。take advantage.
 ぶちあたる 【打ち当たる】強い勢いで当たる。ぶつかる。
 せめたてる【攻め立てる】激しく攻撃する。しきりに攻める。
 どんぞこ【どん底】 the bottom; the depths
 といつめる【問い詰める】真実を言うまで厳しく尋ねる。詰問する。question closely
 かつぐ【担ぐ】物を持ち上げて肩にのせ支える。になう。
 かたん【荷担】力添えをする事。仲間になる事。
 へんりん【片鱗】多くの中のほんの少しの部分。一端。
 まんせい【慢性】症状は あまり ひどく ないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態。chronic
 きょうほん【狂奔】狂ったように走りまわる事。
 りんそん【隣村】隣の村。
 ひっきりなし【引っ切り無し】絶え間なく続くさま。切れ目のないさま。
 つかれる【憑かれる】 be possessed. 霊魂などが乗り移った状態になる。
 くちばしる【口走る】無意識の うち に しゃべって しまう。
 わめく【喚く】大声で叫ぶ。大声をあげて騒ぐ。
 たまりかねる【堪り兼ねる】我慢しきれなくなる。こらえきれない。
 きつねつき【狐付き】狐の霊がとりついたと言われる、精神の異常な状態。また、その人。
 ひさん【悲惨】ひどく不幸な miserable; 哀れな pathetic; 悲劇的な tragic
 いさかい【諍い】言い争い。言い合い。また、けんか。a quarrel, an argument, a dispute
 いよいよ【愈愈】〔ますます〕 more and more
 そむく【背く】 disobey; go against
 おぼしめし【思し召し】相手を敬って、その考えや気持ちを言う語。お考え。ご意向。
 すっぱり 鮮やかに物を切る様。すぱっと。
 いざり【躄】1 ひざや尻を地に つけた ままで進む事。膝行(しっこう)。2 足が不自由で立てない人。
 いざる【躄る】 crawl on one's (hands and) knees
 ちんば【跛】片足が不自由で、普通に歩けない事。
 いんちき: 本物でない事。
 ひやかす【冷やかす】相手が困ったり恥ずかしがったり するような言葉をかけてからかう。
 つきおとす【突き落とす】突いて高い所から下へ落とす。
 ごうそう【豪壮】物事の規模が大きく立派な様。
 たいした【大した】程度が甚だしい様を言う語。非常な。大変な。度はずれた。
 やっき【躍起】焦って むきになる事。become desperate
 むきになる: つまらない事でも本気になる事。
 ゆうひ【雄飛】雄鳥が大空に飛び上がるように、大きな志をいだいて盛んに活動する事。
 いわれない【謂れ無い】正当な理由・根拠がないさま。不当である。いわれのない。
 どうちょう【同調】他に調子を合わせる事。他人の意見・主張などに賛同する事。
 つぶやく【呟く】小さい声で 独り言 を言う。
 ぼろくそ【襤褸糞】ひどく劣っている事。全く価値のない事。また、そのような もの として ののしる さま。
 片棒(かたぼう)を担ぐ: 計画に加わって協力する。荷担する。多く、悪い事に言う。
 かつぐ【担ぐ】物を持ち上げて肩にのせ支える。になう。
 おんなどうらく【女道楽】女性との色事にふける事。女遊び。
 いろごと【色事】男女間の恋愛や情事。
 度肝(どぎも)を抜く: ひどく びっくり させる。肝をつぶさせる。
 くちばしる【口走る】無意識のうちに しゃべって しまう。
 きつねつき【狐付き】狐の霊が とりついた といわれる、精神の異常な状態。また、その人。
 かみがかり【神懸】神霊が人に乗り移る事。また、その状態やその人。
 かかる【斯かる】このような。こういう。
 あまくだる【天下る】天上界から地上に降りる。
 もじる【捩る】著名な詩文などの文句をまねて言いかえる。
 やたら【矢鱈】根拠・節度が ない さま。筋が通らない さま。めちゃくちゃ。むやみ。
 せつど【節度】行き過ぎのない適当な程度。ほどあい。
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 やっき【躍起】あせって むきになる 事。また、そのさま。
 あせる【焦る】早くしなければならないと思って いらだつ。気をもむ。落ち着きを失う。気がせく。
 むきになる: つまらない事でも本気になる事。
 気(き)を揉(も)む:  心配してやきもきする。
 やきもき: あれこれと気をもんで いらいら するさま。
 気(き)が急(せ)く: 早くしようと気持ちがはやる。気があせる。
---------------
 ごとく【如く】《比況の助動詞「ごとし」の連用形》活用語の連体形、体言、助詞「の」「が」に付いて、比喩(ひゆ)・例示を表す。…のように。…のとおり。

 ごとし【▽如し】[助動][○|ごとく|ごとし|ごとき|○|○]活用語の連体形、体言、助詞「の」「が」に付く。
    1 比喩(ひゆ)的に、同等・類似の意を表す。…と同じだ。…のとおりだ。…のようだ。
    2 例示を表す。たとえば…のようだ。…など。
    3 不確実な断定を表す。…のようだ。…らしい。→ごとき
    [補説]「ごとし」は、中古では多く漢文訓読文に用いられるが、語幹にあたる「ごと」は上代・中古の和歌などに用いられた。3は、中世以後の用法で、近代文語文にもみられる。
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 しく【如く, 若く, 及く】1 同じ程度の能力や価値などをもつ。匹敵する。多く、あとに打消し・反語の表現を伴って用いる。2 追いつく。到達する。
 如くはない: それに及ぶ もの はない。それが最もよい。
 如くはなし: 及ぶ もの はない。
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 かえりみる【顧みる】過ぎ去った事を思い起こす。回顧する。
 さしのべる (差し伸べる) 力を貸す。援助する。
 たたきこむ【叩き込む】厳しく教え込む。しっかりと覚えさせる。
 とやかく:  なんのかのと。あれこれと。
 ちぎる【千切る】手などで こまかに 切り離す。こまかにばらばらにする。
 おさえつける【押さえ付ける】しっかり押さえて、相手が自由に動けないようにする。
 たなびく【棚引く】雲や霧また煙が横に長くただよう。
 きり【霧】fog; mist
 たいこ【太古】非常に遠い昔。大昔。有史以前。
 さしつかえる【差し支える】都合の悪い事が起こる。支障を生じる。また、妨げとなる。
 さえぎる【遮る】〔向こうを見えなくする〕 obstruct.
 たれびと【誰人】 tarebito なんという人。どんな人。だれ。
 おもいつき【思い付き】思いついた事。ふと浮かんだ考え。
 しょうどう【小童】年少の男子。
 ぐんぜい【軍勢】 gunzei 軍の勢力。軍隊。
 びん【鬢】 bin 耳ぎわの髪。また、頭髪の左右側面の部分。
 とうはつ【頭髪】頭部の毛髪。かみの毛。
 もうはつ【毛髪】人の体毛の総称。特に、髪の毛。
 体毛(たいもう)人や動物の皮膚をおおう細かい糸状の物。
 ほうむる【葬る】死体・遺骨を墓所に納める。埋葬する。
 いきどおり【憤り】立腹。憤慨。anger, wrath.
 がんもく【眼目】ある物事の最も重要な点。
 じんみん【人民】国家・社会を構成している人々。特に、国家の支配者に対して被支配者の事。国民。
 どろ【泥】水がまじって やわらかくなった 土。粒子は砂よりも細かく、大きさ によりシルトと粘土とに分ける。mud; dirt
 そうき【想起】以前にあった事などを思い起こす事。
 にゅうめつ【入滅】滅度すなわち涅槃に入る事。釈迦の死、高僧などの死に言う。
 こねあげる【捏ね上げる】物事を いじりまわして でっちあげる。
 いじる【弄る】指先や手で 触ったり なでたり する。
 きょうかん【経巻】経文を記した巻物。また、経典。
 はっぷ【発布】法律などを世間に広く告げ知らせる事。公布。
 骨身(ほねみ)を惜しまず: 苦労をいとわず。

Saturday, March 8, 2014

Learn a language by translating songs



Learn a language by translating songs.

Translating song lyrics is a very efficient and fun way to learn a language.
Song lyrics usually have a very easy vocabulary, and because you can hear the singer, you can learn how the words are pronounced.

First find a good song on YouTube, or any website with songs.
Then search for the lyrics on the internet.
It is usually quite easy to find the lyrics of famous songs.
Then divide the song into sentences.
For each sentence translate the individual words.
Then use Google Translate (or any other translator) and translate groups of 2 or 3 words.
Don't try to translate the entire sentence at once, because automatic translators get confused and fail to translate. The trick here is to translate no more than 3 words at a time.
For example try to group words like adjective + noun, verb + object.
At this point you will be able to grasp the sentence, if not entirely, at least the basic idea of the sentence.
Don't worry if there are parts you still don't understand. Just skip them or post a question on Google Communities.
You can read any text if you know at least 50% of the words. In other words you don't need to know every single word of a text in order to understand it.
Try to memorize the lyrics and sing along.
I have been using this method to learn German and I can translate an entire song in less than 1 hour.
Measure the time it takes you to translate a song. Keep translating songs and you will see you will get faster and faster.
Go back to old translations and review them. You will see that you will be able to translate many parts that you couldn't understand back then.

Friday, March 7, 2014

Why native speakers can be the worst teachers.

Why native speakers can be the worst teachers.

I have seen many native speakers trying to teach their own languages to foreigners.
But in my opinion most of them are quite bad.
I have seen English speakers trying to teach English, Japanese people trying to teach Japanese and Brazilians trying to teach Portuguese.
Why are most of them so bad at teaching?
Some reasons:
- they ignore textbooks and grammar books
- they ignore the cultural background of their students
- they rely on their own subjective view of the language
- they give too much emphasis on slangs and idioms that are not universally accepted
- they have no formal training as teachers
- they give too much emphasis on informal instead of formal language
- they give too much emphasis on spoken instead of written language
- they don't try to learn the language of their students
- they assume that non-verbal elements like gestures are universal

Why do so many native speakers just ignore textbooks and grammar books? It seems that they think they can teach relying only on their guts. Many textbooks were written by professional educators and are extremely helpful for teaching a language.

I am not saying that native speakers should not teach. I think it is good that some people are willing to teach foreigners. Native speakers are ideal to practice conversation and pronunciation. Most students want to make friends with native speakers, to exchange letters, to talk.

But for grammar explanations and for the learning of the language in general, most students are better off with a book written by a fellow countryman.

Thursday, March 6, 2014

Como solucionar o analfabetismo?


Como solucionar o analfabetismo?

Apenas duas coisas são necessárias: acesso a bom material didático e acesso a bons professores.

Material didático pode ser em forma de livros, CDs, DVDs, programas de televisão, rádio e internet.
Como melhorar o acesso a material didático? Aumentando o número e qualidade de bibliotecas públicas. Permitir acesso gratuito à internet em bibliotecas públicas. Incluir CDs e DVDs no acervo da biblioteca. Incluir reprodutores de CDs e DVDs em bibliotecas.

No Japão existem lojas chamadas de 漫画喫茶店 (manga kissaten), um tipo de lanchonete com um grande acervo de gibis, revistas, livros e computadores com acesso à internet onde você pode ler à vontade pagando apenas o café ou comida e uma pequena taxa para entrar.
Infelizmente muitas dessas lojas enfrentam problemas com as leis de direitos autorais. O governo precisa incentivar e apoiar a criação e disseminação desse tipo de loja.

Como melhorar o acesso a bons professores? Onde encontrar professores?
Bons professores pode ser:
- professores de escolas públicas
- professores particulares
- voluntários
- estudantes

Se você é analfabeto mas disposto a aprender a ler e escrever, como você pode encontrar professores?
A solução é perguntar. Conversar com familiares, amigos, colegas de trabalho, vizinhos. Perguntar em órgãos do governo, escolas públicas, prefeituras, igrejas, centros comunitários.

Eu acho que escolas públicas deveriam ser abertas ao público em geral e não restritas apenas aos alunos matriculados. Escolas públicas deveriam permitir que qualquer pessoa pudesse entrar nas salas de aula para assistir as aulas e aprender, sem necessidade de se matricular. A única diferença é que essa pessoa não teria direito de prestar as provas e adquirir diploma. O único requisito é que haja carteiras vazias na sala de aula. É realmente um desperdício haver carteiras vazias numa sala de aula.
Esse sistema possibilitaria que adultos e crianças que não tiveram a oportunidade de estudar a voltar a escola e aprender. Mesmo adultos formados provavelmente teriam interesse em voltar a escola e re-aprender ou relembrar.

Existe é claro o problema da segurança. Como saber se essa pessoa não é um criminoso que queira molestar as crianças? De alguma forma deveria haver algum tipo de cadastramento ou registro para qualquer pessoa que queira assistir as aulas.
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Como aumentar o número de bibliotecas?

O que é necessário para se ter uma biblioteca? No mínimo uma sala com algumas cadeiras, uma estante com algumas dezenas de livros, um funcionário para gerenciar a biblioteca. Os livros podem ser adquiridos de graça através de doações. Os livro podem ser remetidos pelo correio. O doador pode pagar as despesas postais. O funcionário pode ser um voluntário trabalhando de graça.
Qualquer sala vazia pode ser usada. Qualquer organização ou instituição que tenha uma sala vazia pode simplesmente emprestar a sala de graça.
Talvez nem seja necessário um funcionário. Talvez nem seja necessário cadeiras. A biblioteca pode simplesmente ficar aberta para qualquer pessoa entrar, pegar um livro, levar para casa, ler e depois retornar o livro a biblioteca.
Talvez alguns voluntários sejam necessário para limpar e organizar a biblioteca de vez em quando.

Qualquer lanchonete, qualquer padaria, mercearia, supermercado poderia abrir uma biblioteca.
Uma simples estante de livros em qualquer canto da loja já é suficiente. Os livros podem ser adquiridos de graça através de doações. Os livros podem ser oferecidos de graça através de empréstimos.

Qualquer pessoa pode abrir uma biblioteca. Bastar ter uma caixa de papelão.  Coloque uma caixa de papelão no lado de fora da sua casa. Coloque um cartaz:
BIBLIOTECA GRATUITA.
DOE SEUS LIVROS AQUI.
LEVE PARA CASA À VONTADE.

Não importa quão pobre possa ser uma comunidade, é sempre possível abrir uma biblioteca.
Pobreza não é desculpa para não se abrir uma biblioteca.