Wednesday, September 14, 2016

おでん

 おでん【御田】 oden; a Japanese dish containing all kinds of ingredients cooked in a special broth of soy sauce, sugar, sake, etc. さつまあげ・はんぺん・焼きちくわ・つみれ・蒟蒻 (こんにゃく) ・大根などを、汁をたっぷり使って煮込んだ料理。煮込みおでん。関西では、関東だき・関東煮とよぶ。
 ぐ【具】 ingredients. 料理で、汁、まぜ御飯などに入れたり付け添えたりする魚・貝・肉・野菜などの副材料。
 しる【汁】 juice; broth. すまし汁・味噌汁などの汁物。つゆ。
 ぎょにく【魚肉】 fish (meat). 魚の肉。
 すりみ【擂り身】 minced marine meat, paste. 魚肉に食塩を加えてすりつぶしたもの。つくね・かまぼこ・ちくわなどにする。
 だしじる【出し汁】かつお節などの削り節や昆布・煮干しなどを煮出した汁。汁物・煮物などの味をよくするために用いる。煮出し汁。だし。
 さつまあげ【薩摩揚(げ)】 a deep-fried patty [ball] of fish paste (containing vegetable bits). すり身にした魚肉を味つけして油で揚げた食品。刻んだ野菜を加えることもある。
 ちくわ【竹輪】 a tubular roll of boiled [grilled] fish paste. 魚肉のすり身にでんぷんなどを加えて練り、細い竹や鉄棒に巻きつけて焼いた食品。
 はんぺん【半平/半片】 a light, puffy cake made of ground fish. 魚肉をすりつぶし、ヤマノイモなどを加えて蒸した練り製品の一。方形・半月形などに作り、白くて柔らかい。おでん・澄まし汁などに使う。
 つみれ【摘入/抓入】魚のすり身に卵・片栗粉などのつなぎと調味料を入れてまぜ、少しずつちぎって熱湯でゆでたもの。
 こんにゃく【蒟蒻/菎蒻】 konnyaku; a gelatinous food made from devil's-tongue starch.  1 サトイモ科の多年草。地下茎は大きい扁球 (へんきゅう) 形で、高さ約1メートルの葉を1枚伸ばす。葉は二股状に分かれ、さらに不規則に裂けている。葉の出ない年の初夏、高さ約1メートルの花茎を伸ばし、仏炎苞 (ぶつえんほう) をもつ花をつける。インドシナの原産で、古くから栽培。こにゃく。2 1の地下茎を粉にしたものを水で練り、石灰液を加え、ゆでて固まらせた食品。成分のほとんどは水分で、グルコマンナンを含む。
 だいこん【大根】 Japanese white radish. アブラナ科の越年草または一年草。白い長大な円柱状の根をもつ。葉は長く、羽状に深く裂ける。春、約1メートルの茎が伸び、淡紫色または白色の多数の花が咲く。ヨーロッパの原産で、日本には古く中国から渡来。根・葉を食用とする。春の七草の一。すずしろ。つちおおね。だいこ。
 ゆでたまご【茹で卵】 a boiled egg. 鶏卵を殻のままゆでたもの。ボイルドエッグ。うでたまご。
 こんぶ【昆布】 sea tangle; kelp. コンブ科コンブ属の褐藻の総称。主に東北・北海道の沿岸に分布。外見は根・茎・葉に区別され、長さ数十メートルにも達する。マコンブ・リシリコンブなど。こぶ。えびすめ。ひろめ。
 しらたき【白滝】 fine, whitish strings of konnyaku. 白いこんにゃく粉をこねて湯の中に細く突き出して固めた食品。
 なまあげ【生揚(げ)】 deep-fried bean curd. 油揚げの一。豆腐を厚く切って油で揚げたもの。関西では厚揚げという。
 あつあげ【厚揚げ】 a block of deep-fried bean curd. 「生揚げ」に同じ。
 がんも: 「がんもどき」の略。
 がんもどき【雁擬き】 deep-fried bean curd containing bits of various kinds of vegetables. 豆腐を崩して、細く切った野菜や昆布などを加え、油で揚げたもの。味が雁の肉に似るのでこの名がある。飛竜頭 (ひりょうず) 。がんも。
 とうふ【豆腐】 tofu; bean curd. 大豆の加工食品。水に浸した大豆を砕いて煮た汁を布でこして豆乳を作り、苦汁 (にがり) などを加えて固まらせたもの。木綿豆腐・絹ごし豆腐などがある。
 きんちゃく【巾着】 a drawstring (coin) purse; a money pouch. 布や革などで作った、口をひもで締める小さな袋。金銭・薬などを入れて持ち歩いた
 あぶら(あ)げ【油揚げ】 (a thin slice of) deep-fried [deep-fat fried] bean curd. 薄く切った豆腐を植物油で揚げた食品。薄あげ。あぶらげ。あげ。
 もち【餅】 rice cake. 糯米 (もちごめ) を蒸して臼でついて、種々の形にまとめたもの。正月や節句、祝い事に用いられる。広くは、糯米以外の穀類で作るものをもいう。
 からし【芥子/芥/辛子】 mustard. カラシナの種子を粉にした香辛料。黄色で辛く、水で練って用いる。また、カラシナの別名。
 むすびこんぶ【結び昆布】細く切った昆布を結んだもの。煮物や雑煮などに入れる。むすびこぶ。
 にもの【煮物】 food boiled and seasoned. 材料に調味した汁を加えて煮ること。また、煮たもの。
 ぞうに【雑煮】 zoni; soup containing rice cakes which is eaten on New Year's Day. 餅 (もち) に具をあしらった汁物。地方により具はさまざまで、仕立ても澄まし汁・味噌汁といろいろ。主として正月の祝い膳に用いる。
 しるもの【汁物】 soup. 汁を主にした料理。吸い物・味噌汁など。しるのもの。つゆもの。
 すいもの【吸い物】 soup. 日本料理で、汁を主体にした汁物の一種。一般にはすまし汁をいう。
 つくね【捏ね】 meatball [fish ball]. 鶏肉や豚肉のひき肉、たたいた魚肉などに鶏卵・片栗粉などをつなぎに加え、よくこねて丸めたもの。
 ゆずこしょう【柚胡椒】九州特産の調味料の一。唐辛子・ユズの皮をすりつぶしてペースト状にし、塩を加えたもの。九州の一部の地域では、唐辛子を「胡椒」と呼ぶことからいう。
 すましじる【澄まし汁】醤油と塩でだし汁に味つけした透明な吸い物。おすまし。
 かまぼこ【蒲鉾】 boiled fish paste [sausage]. 白身の魚のすり身に調味料を加えて練り、蒸し煮あるいはあぶり焼きした食品。長方形の板に材料を半月形に盛り上げる板付きかまぼことすることが多いが、板を用いないものもある。古くは細い竹を芯にして筒形に塗りつけ、その形がガマの穂に似るところからこの名がついた。
 しろみ【白身】 〔魚の〕white flesh; 〔鶏肉・七面鳥などの〕white meat. 肉、特に魚肉の白い部分。また、タイ・ヒラメなど、肉の白い魚。

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