Monday, October 22, 2012

日本語文法

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機能語

 A あげく/あげくに B: A をし続けて、最後に、Bになる。終わり。結果。末(すえ)。結局のところ。その結果として。
苦労したあげくが失敗とは情けない。困ったあげく。迷ったあげく。さんざん迷ったあげく買ってしまった。

 AあまりB: Aの程度がひど過ぎて、Bになる。
考えすぎたあまり。 心配のあまり。驚きのあまり。苦しさのあまり。

 A以上/以上はB: AなのだからB。学生である以上。 約束した以上。

 一方/一方で/一方では: 対照的なA、Bの関係を述べる。
厳しくしかる一方で、やさしい言葉をかけることも忘れない。

 A一方だ: Aという傾向が進むばかりだ。
事故は増える一方だ。

 Aうえ/うえにB: Aであり、さらにBも。
頭がよいうえ、努力もするので。

 A上で/上の/上では/上でも/上でのB: Aという範囲、点で。Aをしてから。
それを済ませた上で。 よく考えた上のこと。 見かけの上では。

 A上はB: Aだ、だからB。こうなった上は。

 AうちにB、AないうちにB: AであるあいだにBをする。AをしているあいだにBという予想していなかったことが起きる。Aという変化が起きる前に、Bをする。
テレビを見ているうちに。 明るいうちに。 暗くならないうちに。

 Aう(意向形)ではないか(じゃないか): Aしましょう。
みんなで行ってみようではないか。

 A得る: Aすることが出来る。Aする可能性がある。
 考え得る最上の方法。 そういうこともあり得る。

 Aおかげで おかげだ: Aはよい結果の原因・理由を表す。
教えもらったおかげで。 彼に邪魔されたおかげで。

 Aおそれがある: Aが起こるのではないかという心配、不安がある。
台風が上陸するおそれがある。

 Aかぎり/かぎりは/かぎりでは/ないかぎり: Aである/でない以上は。
私が知っているかぎり。 危ない所へ行かないかぎり大丈夫だ。 大雨が降らないかぎり、出かけよう。

 Aかけだ/かけの/かける: Aの途中。Aし始める。
まだ御飯が食べかけだ。 読みかけの雑誌。 彼は何か言いかけて。

 Aがたい: Aすることが困難。なかなかできない。
信じがたいこと。

 Aがちだ/がちの: Aの傾向がある。
冬は風邪をひきがちだ。 曇りがちの天気。

 Aかと思うと/かと思ったら/と思うと/と思ったら: Aした後すぐ。
ベルが鳴ったかと思うと、飛び出した。 ピカッと光ったと思ったら。

 AかAないかのうちにB: AしたかAしないか分からないくらいすぐにB
そう言ったか言わないかのうちに。

 Aかねる: A出来ない
待ちかねる。 ちょっとわりかねます。

 Aかねない: Aするかも知れない。Aしないとは言えない。
あついなら、やりなねない。

 Aかのようだ: 本当はAではないのに、Aのようだ。
一度に春が来たかのようだ。

 AからBにかけて: AからBまでの範囲を表す。
昨夜から今朝にかけて。1丁目から3丁目にかけて。

 Aからいうと/からいえば/からいってB: Aの側/立場/点/状況から見るとB。
私の立場からいうと 現状からいって、無理だ。

 AからしてB: Aだけを考えても/Aだけから判断してもB
彼の態度からして許せない。

 Aからすると/からすればB: Aから考えると/Aから判断するとB。
私の考え方からすると。

 AからといってB: Aだけの理由で、Bという結論を出すことは出来ない。
寒いからといって家の中ばかりにいるのはよくない。

 Aからには/からはB: Aという事実がある以上当然Bである。
約束したからには。 こうなったからは、何が何でも。

 Aから 見ると/見れば/見て/見てもB: Aから判断すると/判断すれば/判断して/判断しても。
この記録から見ると。高校の成緒から見ても。

 AかわりにB: Aの代理でB。Aの代替としてB。
映画を見に行くかわりに、うちでテレビを見る。

 A気味: Aのような傾向がある。
風邪気味 疲れ気味。

 Aきり/きりだ: Aのまま。Aだけ。
行ったきり、帰らない。彼女には去年会ったきり。

 Aきる/きれる/きれない: Aし終える。Aするのをやめる。非常にAした。
信じきる。そう言いきれるか。 食べきれない。

 Aくせに/くせしてB: AのにB。
知らないくせに。30にもなったくせして。

 Aくらい/ぐらい/くらいだ/ぐらいだ: Aほど。
もう歩けないくらい疲れた 情けなくて、泣きたいくらいだ。

 Aげ: そうな様子。
悲しげだ さびしげに。

 Aこそ: Aを強調。
こちらこそ。 わかっているからこそ。

 Aことか: 気持ち、感情を強調。
どんなにさびしいことか。 何度注意したことか。

 AことからB: Aが原因、理由でB
この辺は米軍に基地が多いことから。

 Aことだ: Aすることが、必要だ/当然だ/大事だ。
自分でやってみることだ。

 AことだからB: AだからB。
朝寝坊のあの人のことだから。

 AことなくB: Aしないで/AせずにB
いつまでも忘れることなく。

 Aことに/ことにはB: Bなので、とてもA。
面白いことに。驚いたことには。

 AはBことになっている/こととなっている: AはBです。
授業は4月7日から始めることになっている 。

 Aことはない: Aする必要はない。
君が行くことはない。そんなことをすることはない。

 A際/際に/際はB: Aの時/時に/時はB
帰国の祭。港に立ち寄った際。訪問する際に。

 A最中に/最中だ: Aしている途中に/Aしているところだ。
会議の最中に。今検討している最中だ。

 Aさえ/でさえB: AでもB
ひらがなさえ書けない。温厚なあの人でさえ怒った。

 AさえBばC: Aだけ、Bすれば/していれば/あればC。
服さえあれば。薬を飲みさえすれば。

 Aざるをえない: どうしてもAしないわけいはいかない。Aしなければならない。
間違っているといわざるをえない。

 Aしかない: Aのほかに方法がない、仕方が無いという気持ち。
こうなったらやるしかない。

 A次第B: AするとすぐにB。
向こうに着き次第。

 A次第だ/次第で/次第ではB: Aがどうであるかによって、Bが決定する。
こうして今に至った次第だ。言い方次第でどうにでもなる。成績次第では。

 A上/上は/上も: Aでは。
制度上不可能だ。表面上は変化がない。外見上も同じだ。

 Aずにはいられない:
泣かずにはいられない。

 せいだ・せいで・せいか: 知らなかったせいだ。雨のせいで 病気のせいか。
 だけ・だけあって・だけに・だけの: できるだけ。横綱だけあって。10年も日本にいただけに。チャンピオンだけのことはある。
 たとい(たとえ)でも: たといお金がなくても。
 たところ: 先生のお宅へ伺ったところ。
 たところで: 考えてみたところでどうにもならない。
 たとたん・たとたんに: 立ち上がったとたん。家を出たとたんに。
 たび・たびに: 新宿へ行くたびに。
 だらけ: 間違いだらけ。
 ついでに: 郵便局へ行ったついでに。
 っけ: 今日は何曜日だっけ あの人、林さんと言ったっけ。
 っこない: わかりっこない。
 つつ・つつも: 山をのぼりつつ。悪いと知りつつ。そう考えつつも。
 つつある: 向上しつつある。
 っぽい: 男っぽい。
 て以来: 日本へ来て以来。
 てからでないと・てからでなければ: 日本語を勉強してからでないと。
 てしょうがない: 寂しくてしょうがない。
 てたまらない: 悔しくてたまらない。
 てならない: 悲しくてならない。残念でならない。
 ということだ: ニュースでは4月から水道料が上がるということだ。彼はまだか。つまり、今日は休むということでな。
 というと・といえば・といったら: 温泉というと。株といえば。その心細さといったら。
 というものだ: これでは不公平というものだ。
 というものではない・というものでもない: 多ければよいというものでもない。
 というより: 慎重というより無能に近い。
 といっても: ビルといっても、2階建ての小さなものだ。
 とおり・とおりに・どおり・どおりに: 彼が言ったとおり。思いどおりにする。
 とか: 北海道は昨日大雪だったとか。
 どころか: 漢字どころかひらがなも書けない。
 どころではない・どころではなく:今は花見どころではない。事故の後は食事どころではなく、一日じゅう大変だった。
 ところに ところへ ところを: 食事をしているところへ。まずいところを見られた。
 としたら・とすれば: ここに百万円あるとしたら。行くとすれば明日だ。
 として・としては・としても: 学生として。私としてはそうしたくない。買うとしても、一番安いのしか買えない。
 とともに: あなたとともに。
 ないことには: 実際に見ないことには。
 ないことはない・ないこともない: ぜひと頼まれれば、行かないこともない。
 ないではいられない : それを聞くと、私も一言言わないではいられない。
 ながら: 知っていながら 残念ながら。
 など・なんか・なんて: パチンコなどするものか 彼ななか10枚も買った。
 にあたって・にあたり: 出発にあたって。仕事を始めるにあたり。
 において・においては・においても・における: 式は小ホールにおいて行われる。会議における発言。
 に応じて・に応じ・に応じては・に応じても・に応じた: 労働時間に応じて。年齢に応じた対処。
 にかかわらず・にもかかわらず・にかかわりなく・にはかかわりなく: 雨にもかかわらず。会社での地位にはかかわりなく。
 に限って・に限り・に限らず: うちの子に限って。5歳以下の子供に限り無料。男性に限らず女性も。
 にかけては・にかけても: 暗算の速さにかけては。
 にかわって・にかわり: 病気の兄にかわって。社長にかわり御挨拶を。
 に関して・に関しては・に関しても・に関する: このことに連して。事件に関する情報。
 にきまっている: あのチームが勝つにきまっている。
 に比べて・に比べ: 去年に比べて。
 に加えて・に加え: 人件費の高騰に加え円高が打撃となった。
 にこたえて・にこたえ・にこたえる: 要望にこたえて。国民の期待にこたえる政策。
 に際して・に際し・に際しての: 投票に際しての注意。
 に先立って・に先立って・に先立つ: 出発に先立って。実施に先立つ用意周到な計画。
 にしたがって・にしたがい: 物価の上昇にしたがって。寒くなるにしたがって。
 にしたら・にすれば・にしても: あの人の身にしたら。私にしても同じ気持ちだ。
 にしては: 外国にしてはうまい。
 にしろ・にせよ・にもせよ: 与党にしろ野党にしろ。何も知らなかったにせよ。
 にすぎない: 一介の会社員にすぎない。100字程度の漢字を覚えたにすぎない。
 に相違ない: あの人に相違ない。国へ帰ったに相違ない。
 に沿って・に沿い・に沿う・に沿った: 御希望に沿って。政府の方針に沿った実施計画。
 に対して・に対し・に対しては・に対しても・に対する: 目上の人に対して敬語を使う。大国に対して反感。
 に違いない: 中国人に違いない。彼は知っているに違いない。
 について・につき・については・についても・についての: 日本の歴史について。A社の業纉につき。時事問題についての話。本日は祭日につき。
 につけ・につけては・につけても: いいにつけ悪いにつけ。それにつけても。
 につれて・につれ: 体の老化につれて。北の方へ進むにつれ。
 にとって・にとっては・にとっても・にとっての: 私にとって何より嬉しいことだ。子供にとっては難しいすぎる。60歳以上の人にとっての戦後。
 に伴って・に伴い・に伴う: 風に伴って雨も。戦争に伴う多大の犠牲。
 に反して・に反し・に反する・に反した: 予想に反して。期待に反する結果。
 にほかならない: この制度に対する反感の表れにほかならない。彼が相国を深く愛しているからにほかならない。
 に基づいて・に基づき・に基づく・に基づいた: 事実に基づいて書く。法律に基づに判断。
 によって・により・によっては・による・によると・によれば: 努力によって克服する。憲法により、禁じられている。人によっては、反対するもしれない。戦争による被害 天気予報によると。彼の説明によれば。
 にわたって・にわたり・にわたる・にわたった: 5日間にわたって行われた会議。各料目にわたり、よい成績をとる。30年間にわたる戦争。
 ぬきで・ぬきでは・ぬきに・ぬきには ぬきの: 本人ぬきで話す。財政問題ぬきの解決策はない  。
 ぬく: 考えぬく。
 の末 の末に た末 た末に た末の: 大議論の末。悩みぬいた末の結論。
 のみならず: 父のみならず母までも。体が病弱であるのみならず何かをやり遂げようとする意志の力欠けている。
 のもとで のもとに: 山田先生の御指導のもとで。親の保護のもとに。
 ばほど: 見れば見るほど。
 ばかりか ばかりでなく: 1年も2年も治らないばかりじゃ一生これに苦しめられることもある。英語ばかりでなくロシア語も。
 ばかりに: あの魚を食べたばかりにひどい目にあった。
 はともなく はともかくとして: その問題はともかく。彼のことはともかくとして。
 はもちろん はもとより: 日曜・祭日はもちろん土曜日も。
 反面 半面: 一定の利益が見込める反面、大きな損失を招く恐れもある。収入が増える半面、自由時間は減るだろう。
 べき べきだ べきではない: 考えるべきこと。すぐ行くべきだ。今帰るべきではない。
 ほかない よりほかない ほかはない よりほかはない ほかしかたがない: 黙っているほかない。あきらめるよりほかはない。一生懸命頼んでみるほかしかたがない。
 ほどだ ほど ほどの: 寂しくて泣きたいほどだ。死ぬほどつらい。あの人ほどの美人はいない。
 ほど: 若い人ほど朝寝をする。練習するほど下手になることもある。
 まい まいか: 二度と行くまい。行こうか行くまいなと迷う そんなことはあるまい。帰国したのではあるまいか。
 向きだ 向きに 向きの: 子供向きの本。
 向けだ 向けに 向けの: 留学生向けに編集された雑誌。
 もばも もならも: 歌も歌えば、タンスも上手だ。
 もかまわず: 人目もかまわず。
 もの: だって知らなかったもの。
 ものがある: 彼の音楽の才能には素晴らしいものがある。
 ものか: あんな所へ二度と行くものか。
 ものだ ものではない: 子供は早く寝るものだ。そんなことをするものではない。一度行ってみたいものだ。よく遊んだものだ。
 ものだから: 出掛けにお客が来たものだから。
 ものなら: 行けるものなら行きたい。
 ものの: やってはみたものの。
 やらやら: 本やらノートやらが。泣くやらわめくやら。
 ようがない ようもない: 書きようがない。どうしょうもない。
 ように: 次のように 熟が下がるように注射をする。
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 わけがない。わけはない: 彼がそんなことを言うわけない。
 わけだ。 わけではない。 わけでもない。: 1ドルが120円なら、10ドルだと1200円になるわけだ。暑いわけだ。34度もある あなたの気持ちも分からないわけではない。
 わけにはいかない。 わけにもいかない。: 黙っているわけにはいかない。
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 わりに わりには: 日本人のわりに。年をとっているわりには。
 をとして をとする をとした: 田中君をリーダーとしてサークルを作った。社会奉仕を目的とする団体。
 をきっかけに をきっかけとして をきっかけにして: 先月の旅行をきっかけに。
 を契機に を契機として を契機にして: 株の暴落を契機にして。
 をこめて: 心をこめて。愛をこめて。
 を中心に を中心として を中心にして: 東京都を中心に 委員長を中心にしてまとまる。
 を通じて を通して: テレビのニュースを通じて。秘書を通して。
 を問わず は問わず: 四季を問わず。性別は問わず。
 をぬきにして をぬきにしては はぬきにして: 山田氏をぬきにしては語れない。冗談はぬきにして。
 をはじめ をはじめとする: お母さんをはじめ、皆様によろしく。社会党をはじめとする野党。
 をめぐって をめぐる: 増税の是非をめぐって。留学生をめぐる諸問題。
 をもとに をもとにして: 本当にあったことをもとにして書かれた話。
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接辞
・接頭語 ・接尾語

 せつじ【接辞】語構成要素の一。単独で用いられることがなく、常に他の語に付いて、それにある意味や用法を添加するもの。語の上に付くものを接頭語、語の下に付くものを接尾語という。
 せっとうご【接頭語】語構成要素の一。単独では用いられず、常に他の語の上について、その語とともに一語を形成するもの。語調を整えたり、意味を添加したりする。「お話」「こ犬」「御親切」などの「お」「こ」「御」の類。接頭辞。
 せつびご【接尾語】語構成要素の一。単独では用いられず、常に他の語の下について、その語とともに一語を形成するもの。意味を添加するもののほかに、上の語の文法的機能を変える働きをもつものがある。「彼ら」「殿さま」などの「ら」「さま」は前者、「深さ」「春めく」「男らしい」などの「さ」「めく」「らしい」は後者の例。接尾辞。

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 けいしょう【敬称】1 人名や官職名などの下につけて、または単独に用いて、その人に対する敬意を表す語。「様」「先生」「閣下」など。2 相手または相手方の事物について、敬意を表す言い方。「あなた」を「貴兄」、「相手の原稿」を「玉稿」という類。
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敬語
・尊敬語・謙譲語・丁寧語

 けいご【敬語】話し手または書き手が相手や話題の人物に対して敬意を表す言語表現。日本語では敬意の表し方によって、ふつう、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種に分けられる。敬譲語。
 そんけいご【尊敬語】敬語の一。話し手が聞き手や話題の主、また、その動作・状態などを高めて待遇することを言い表すもの。「いらっしゃる」「めしあがる」などの敬語動詞、接辞「お」「ご」(「お荷物」「御主人」)、助動詞「れる」「られる」や補助動詞「お…になる」(「書かれる」「お読みになる」)などがある。
 けんじょうご【謙譲語】敬語の一。話し手が、自分または自分の側にあると判断されるものに関して、へりくだった表現をすることにより、相対的に相手や話中の人に対して敬意を表すもの。特別の語を用いる場合(「わたくし」「うかがう」「いただく」など)、接辞を付加する場合(「てまえども」など)、補助動詞などの敬語的成分を添える場合(「お…する」など)がある。謙遜語。
 ていねいご【丁寧語】敬語の一。話し手が聞き手に対し敬意を表して、丁寧にいう言い方。現代語では「ます」「です」などの助動詞、古語では「はべり」「候ふ」などの補助動詞をつけていう。
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 けいじょうご【敬譲語】尊敬語と謙譲語とを合わせていう語。また、「敬語」とほぼ同義にも用いる。


さん

殿
御中
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kudasu        kaku
kudasareru    kakareru

kudasar-u        kak-u
kudasar-imasu    kak-imasu
kudasaimasu

kudasar-e        kak-e
kudasaimase
kudasai
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nasaru
nasaimasu

kudasaru
kudasaimasu

ossharu
osshaimasu

gozaru
gozaimasu

irassharu
irasshaimasu
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 かんじ【漢字】中国語を表すため、漢民族の間に発生・発達した表意文字。現在は中国・日本・韓国などで使われる。起源は紀元前十数世紀にさかのぼり、成り立ちからみて、象形・指事・形声・会意・仮借(かしゃ)などの種類があるとされる。周辺諸国に伝わり、さまざまな影響を及ぼした。日本では、これから片仮名・平仮名などの音節文字が生み出され、「峠」「働」などの和製漢字(国字)も作られた。真名(まな)。本字。
 ぶしゅ【部首】漢字の字書で、漢字を字画構成に従って部分けをし、各部ごとにその共通要素である字形を頭に示して索引の用に当てたもの。「乞」「乳」などの「乙」、「初」「利」などの「刀」の類。こうした部首索引方式は「説文解字」(540部)、「玉篇」(542部)などを経て「康熙(こうき)字典」(214部)に至り、以後この「康熙字典」に準拠する形が大勢を占める。
 へん【偏】漢字の構成部位の名称の一。左右の組み合わせからなる漢字の左側の部分。字形によって「亻(にんべん)」「氵(さんずい)」などと呼ぶ。
 かんむり【冠】漢字の構成部位の一。上下の組み合わせからなる漢字の上側の部分。「安」の「宀(ウかんむり)」、「茶」の「艹(草かんむり)」など。
 あし【脚】漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
 かまえ【構え】漢字の部首の一。字の外郭をなす部分で、「門(もんがまえ)」「囗(くにがまえ)」などがある。
 かくすう【画数】漢字を構成する、線や点の数。
 てんかく【点画】漢字をかたちづくる点と画。
 じかく【字画】漢字を構成する点や線。また、その数。
 じたい【字体】一点一画の組み合わせ から なる 文字の形。定型化された点画の組み合わせ。一つの字でも、字画数の違いによって、正字・俗字・新字・旧字などと区別する。
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書体
楷書・行書・草書・篆書・隷書

 しょたい【書体】字体を基本とした文字の体裁。漢字の楷書・行書・草書・篆書(てんしょ)・隷書など。活字では、明朝(みんちょう)体・清朝(せいちょう)体・宋朝体などや、欧文でのローマン・イタリックなど。
 かいしょ【楷書】漢字の書体の一。点画を正確に書き、現在、最も標準的な書体とされている。隷書から転じたもので、六朝(りくちょう)中期に始まり唐のころ完成した。真書。正書。
 ぎょうしょ【行書】漢字の書体の一。楷書をやや崩した書体で、楷書と草書の中間にあたる。
 そうしょ【草書】書体の一。古くは、篆隷(てんれい)を簡略にしたもの。後代には、行書(ぎょうしょ)をさらに崩して点画を略し、曲線を多くしたもの。そう。そうがき。
 そうたい【草体】草書の書体。草書体。
 てんしょ【篆書】中国で秦以前に使われた書体。大篆と小篆とがあり、隷書・楷書のもとになった。印章・碑銘などに使用。篆。
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なり is a contraction of  に + あり.

私は男なり。I am a man.
私は男にあらず。I am not a man.

なり became な which became the modern だ。

私は男だ。I am a man.
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断定の助動詞
終止
断定の意を表す。…だ。…である。

なり = に+あり

本日も晴天なり。
医は仁術なり。
医は以て人を活かす心なり。
これを救うべきなり。
大事の職分なり。
負けじと打つべきなり。
われは男なり。
きはめて愚かなる人なり。
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あらず【非ず】そうではない。違う。

女にあらず。
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たり = と + あり
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名詞 + の + 形容詞
名詞 + が + 形容詞

日の暑い季節
鼻の長い動物
足の短い人
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 ぶんぽう【文法】1文章を構成するきまりや規範。また、文章を書く上でのきまりや書き方。2 言語を構成する諸要素の間にみられる法則性。また、それを分析・記述する研究。ふつう、単語・文節・文などの言語単位について説かれるが、さらに語構成・文連接・文章構成などの問題についても扱われることがある。
 こくぶんぽう【国文法】国語の文法。日本語の文法。
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単語
・自立語・付属語

 たんご【単語】文法上、意味・職能をもった最小の言語単位。例えば「鳥が鳴く」という文は、「鳥」「が」「鳴く」の三つの単語からなる。日本語では自立語・付属語に大別される。
 じりつご【自立語】国文法での語の分類の一。単独でも文節を構成することのできる単語。付属語に対する。名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞の類。詞。
 ふぞくご【付属語】日本文法で、単語を文節構成上の性質から二大別したものの一。自立語に対する。単独では文節を構成することができず、常に自立語のあとに付いて、いろいろの意味を添えたり、自立語相互の関係を表したりする働きをする語。助動詞・助詞がこれに属する。辞。
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 く【句】文の構成要素の一つで、一つの自立語、または、それに付属語のついたもの。文節。
 ごく【語句】語や句。また、言葉。
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 せつ【節】文を構成する部分として一つのまとまりをなす連文節で、その中に主語・述語の関係を含むもの。
 れんぶんせつ【連文節】二つ以上の文節が結合して、ある まとまった意味を なす もの。
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 じょじゅつ【叙述】物事について順を追って述べること。また、その述べたもの。
 ちんじゅつ【陳述】構文論の基礎的な概念の一。文としてのまとまりを与える働き。いくつかの学説がある。例えば、「花が咲く」という文は、開花という事柄を表すとともに、開花の認識が、判断の形式によって述べる述語によって統一されていると考える。この用言の働きを陳述という。また、話し手の判断が言語に込められているものが陳述で、助動詞や、形としては存在しないが用言に伴うとして仮定したものに、その働きがあるとする説などがある。山田孝雄により一般化した術語。
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・主部・述部

 しゅぶ【主部】文の構成上、主語とその修飾語からできている部分。
 じゅつぶ【述部】文の成分の一。主語または主部に対して陳述・説明をする部分で、述語とそれを修飾する語からなるもの。
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・主語・述語

 しゅご【主語】 文の成分の一。文において、述語の示す動作・作用・属性などの主体を表す部分。「鳥が鳴く」「山が高い」「彼は学生だ」という文で、「何が」に当たる部分をいう。日本語では、主語がなくても文として成立する。
 じゅつご【述語】文の成分の一。主語について、その動作・作用・性質・状態などを叙述するもの。
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 ぶんせつ【文節】日本語の言語単位の一。文の構成要素で、文を実際の言葉として不自然にならない程度に区切ったとき得られる最小の ひとまとまり の もの。文節は、音声上の単位としても特徴をもち、一つの自立語またはそれに付属語が一つないし二つ以上 ついた もの から なる。橋本進吉の用語から。
 ぶん【文】 文法上の言語単位の一。一語またはそれ以上の語からなり、ひと区切り の まとまり ある 考え を示すもの。文字で書くときは、ふつう「 。」(句点)でその終わりを示す。センテンス。
 ぶんしょう【文章】文法で、文よりも大きな単位。一文だけのこともあるが、通常はいくつかの文が集まって、まとまった思想・話題を表現するもの。
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 くとうてん【句読点】文の切れ目や文中の意味の切れ目などに添える符号。句点と読点。広義には、句点・読点のほか、感嘆符・疑問符・中黒(なかぐろ)・コンマ・かっこ類などをも含めていうこともある。
 とうてん【読点】文の意味の切れ目を示したり、文を読みやすくしたりするために、文中に施す記号。普通は「、」を使う。点。
 くてん【句点】文の終わりを示す「。」の記号。まる。
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文字
・表音文字 ・表意文字

 もじ【文字】言葉を表記するために社会習慣として用いられる記号。個々の字の性質から表意文字・表音文字、また表語文字(単語文字)・音節文字・単音文字などに分けられる。もんじ。
 ひょうおんもじ【表音文字】文字の分類の一。一つ一つの字が意味をもたず、音のみを表す文字。かな・ローマ字・梵字など。音節文字と単音文字とがある。音字。音標文字。
 ひょういもじ【表意文字】文字の分類の一。一つ一つの字が一定の意味をもっている文字。漢字や古代エジプトの象形文字など。意字。
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表音文字
・音節文字 ・音素文字

 おんせつもじ【音節文字】表音文字のうち、1字が1音節を表すもの。日本語の平仮名・片仮名など。
 おんそもじ【音素文字】表音文字のうち、原則として1字が1音素・1単音を表す文字。古代ギリシャ語のアルファベットなど。単音文字。
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 おんそ【音素】 phoneme. ある言語の実際の調音と音韻体系全体を考慮して設定される、その言語の音韻論上の最小単位。ふつう/a/,/k/のように、//に入れて示す。
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仮名
・平仮名・片仮名

 かな【仮名】片仮名・平仮名
 ひらがな【平仮名】仮名の一。漢字の草体から作られた草仮名(そうがな)をさらに簡略化したもの。平安初期から中期にかけて、主に女性が歌や手紙を記すのに盛んに用いたことから発達した。女手(おんなで)。かんな。かな。
 かたかな【片仮名】万葉仮名として用いた漢字の偏(へん)・旁(つくり)・冠(かんむり)・脚(あし)など、その一部を取って作り出された音節文字。「阿→ア」「伊→イ」「宇→ウ」の類。平安時代に訓点が用いられるようになってから、その記入用として発達したが、現在では、主に外国語や擬声語・擬態語などの表記に用いる。大和仮名。五十音仮名。かたかんな。
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・擬声語 ・擬態語

 ぎせいご【擬声語】動物の音声や物体の音響を言語音によって表した語。「わんわん」「ざあざあ」「がらがら」の類。なお、広義には擬態語を含めていうことがある。擬音語。
 ぎたいご【擬態語】事物の状態や身ぶりなどの感じをいかにもそれらしく音声にたとえて表した語。「つるつる」「じろじろ」「こっそり」など。なお、広義の擬声語には、擬態語が含まれることがある。
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 かなづかい【仮名遣い】1 個々の語を仮名で表記する場合の、同音の仮名の使い分けの決まり。使い分けの規準のちがいによって、歴史的仮名遣いと表音式仮名遣いとに分かれる。仮名は表音文字であるから、仮名の成立時にはそれぞれの仮名が発音の差を表していたが、音変化にともなって、表記した仮名と現実の発音との間にずれが生じ、仮名の使い分けが必要となって、規準が作られた。→現代仮名遣い →表音式仮名遣い →歴史的仮名遣い 2 仮名を用いて文章を書き表す方法。仮名文字の使い方。
 げんだいかなづかい【現代仮名遣い】現在、一般に用いられている仮名遣い。昭和21年(1946)11月16日付けの内閣告示によって急速に普及し、同61年7月1日付けで改定されたが、内容的に大きな変化はなかった。主として現代語の発音に基づいて書き方を定めているが、助詞「は」「へ」「を」をもとのまま用いるなど、一部に歴史的仮名遣いによる書き方を残している。新仮名遣い。
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 ぶんごたい【文語体】「文語」を用いて書かれた文章形式。
 こうごたい【口語体】現代の、話し言葉に基づく文章の形式。口語文の文体。常体(「だ体」「である体」など)と敬体(「です・ます体」「でございます体」「であります体」など)とがある。
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・文語・口語

 ぶんご【文語】1 話し言葉に対し、文字に書かれた言葉の総称。書き言葉。文字言語。2 文章を書くときに用いられる、日常の話し言葉とは異なった独自の言葉。特に、平安時代語を基礎にして独特の発達をとげた書き言葉をいう。
 こうご【口語】1 日常の談話などに用いられる言葉遣い。話し言葉。口頭語。音声言語。2 明治以降の話し言葉と、それをもとにした書き言葉とを合わせていう。
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 ぶんたい【文体】文章の様式。口語体・文語体・和文体・漢文体・書簡体・論文体など。
 じょうたい【常体】文末に「だ」「である」を用いた口語の文体。
 けいたい【敬体】文末に丁寧語「です」「ます」「でございます」などを用いた口語の文体。です・ます体。
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 ぶんまつ【文末】文・文章の終わりの部分。
 ぶんとう【文頭】文・文章の冒頭。
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 ごけい【語形】単語が文法的な働きに応じて変化するそれぞれの形。
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・語幹 ・語尾

 ごかん【語幹】国文法で、用言の活用語尾を取り除いた変化しない部分。「書く」の「か」、「早い」の「はや」の類。
 ごび【語尾】文法用語で、活用語が他の語に続いたりする場合に、語形を変える部分。「読む」の「む」、「長い」の「い」などの類。活用語尾。
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・語頭 ・語中 ・語末

 ごとう【語頭】単語の初めの部分。
 ごちゅう【語中】語頭・語尾に対して、単語の中間の部分。
 ごまつ【語末】語の終わりの部分。語尾。
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・用言 ・体言

 ようげん【用言】単語を文法上の性質から分類したものの一。自立語の中で、活用があるもの。一般に動詞・形容詞・形容動詞の3品詞に細分される。
 たいげん【体言】単語を文法上の性質から分類したものの一。自立語の中で、活用がなく、主語となることのできるもの。品詞より上位の概念を表すために用いられ、一般に名詞・代名詞の2品詞に細分される。なお、学説により、名詞・代名詞・数詞の3品詞に細分することもあり、また、形容動詞を認めずに、その語幹に相当するものを体言に含めることもある。
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 かつよう【活用】文法で、語がその用法の違いによって体系的に語形変化をすること。また、その変化の体系。日本語では用言(動詞・形容詞・形容動詞)および助動詞に活用がある。
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品詞
・名詞 ・代名詞 ・動詞 ・形容詞 ・形容動詞 ・副詞 ・連体詞 ・接続詞 ・感動詞 ・助動詞 ・助詞

 ひんし【品詞】《parts of speech》文法上の職能によって類別した単語の区分け。国文法ではふつう、名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞・助動詞・助詞の11品詞に分類する。分類については、右のうち、形容動詞を認めないものや、右のほかに数詞を立てるものなど、学説により異同がある。
 めいし【名詞】国文法では、自立語で活用がなく、文の主語となることができるもの。代名詞とともに体言と総称する。数詞などもこれに含まれる。
 だいめいし【代名詞】自立語のうち、特定または一般の名称を用いず、人・事物・場所・方向などを直接に指示する語。人称代名詞・指示代名詞に大別される。
 どうし【動詞】事物の動作・作用・状態・存在などを表す語で、形容詞・形容動詞とともに用言に属する。活用のある自立語で、文中において単独で述語になりうる。その言い切りの形は、一般にウ段の音で終わるが、文語のラ行変格活用の語に限り、「り」とイ段の音で終わる。口語の動詞には、五段・上一段・下一段・カ行変格・サ行変格の5種類の活用形式があるが、文語の動詞には、四段・上二段・下二段・上一段・下一段・カ行変格・サ行変格・ナ行変格・ラ行変格の9種類の活用形式がある。
 けいようし【形容詞】活用のある自立語で、文中において単独で述語になることができ、言い切りの形が口語では「い」、文語では「し」で 終わる もの を いう。「高い・高し」「うれしい・うれし」の類。事物の性質や状態などを表す語で、動詞・形容動詞とともに用言に属する。口語の形容詞は活用のしかたが「(かろ)・く(かっ)・い・い・けれ・〇」の一種であるが、文語の形容詞にはク活用・シク活用がある。

 けいようどうし【形容動詞】活用のある自立語で、文中において単独で述語になることができ、言い切りの形が、口語では「だ」、文語では「なり」「たり」で終わるもの。「静かだ」「静かなり」「堂々たり」の類。形容詞と同じく事物の性質や状態などを表す語であるが、活用のしかたが形容詞と異なる。口語の形容動詞は活用のしかたが基本的には一つで、「だろ・だっ(で・に)・だ・な・なら・〇」と活用する(若干の変種がある)が、文語の形容動詞にはナリ活用・タリ活用の2種類がある。なお、活用語尾が「から・かり・かり・かる・かれ・かれ」と語形変化するものをカリ活用として、形容動詞の一活用とみる説もあるが、現在の学校文法では形容詞の補助活用として扱う。

 ふくし【副詞】自立語で活用がなく、主語にならない語のうちで、主として、それだけで下に来る用言を修飾するもの。事物の状態を表す状態副詞(「はるばる」「しばらく」「ゆっくり」など)、性質・状態の程度を表す程度副詞(「いささか」「いと」「たいそう」など)、叙述のしかたを修飾し、受ける語に一定の言い方を要求する陳述副詞(「あたかも」「決して」「もし」など)の3種に分類される。なお、程度副詞は、「もっと東」「すこしゆっくり」のように体言や他の副詞を修飾することもある。
 れんたいし【連体詞】活用のない自立語で、主語となることがなく、体言を修飾する以外には用いられない品詞。口語では「あの人」「あらゆる要素」「たいした人出」の「あの」「あらゆる」「たいした」など、文語では「ある法師」「さしたる事」「去る五日」の「ある」「さしたる」「去る」などの類。副体詞。
 せつぞくし【接続詞】自立語で活用がなく、先行する語や文節・文を受けて後続する語や文節・文に言いつづけ、それら の もの の 関係を示す働きもつ語。順接(だから、したがって)・逆接(しかし、けれども)・累加(また、および)・選択(あるいは、もしくは)などの種類がある。
 かんどうし【感動詞】自立語で活用がなく、主語にも修飾語にもならず、他の文節とは比較的独立して用いられるもの。話し手の感動を表す「ああ」「おお」の類をはじめ、呼びかけを表す「おい」「もしもし」の類や、応答を表す「はい」「いいえ」の類も、文法的性質が同じなので、国文法ではこれに含まれる。間投詞。感嘆詞。
 じょどうし【助動詞】付属語のうち、活用のあるもの。用言や他の助動詞について叙述を助けたり、体言、その他の語について叙述の意味を加えたりする働きをする。
 じょし【助詞】付属語のうち、活用のないもの。常に、自立語または自立語に付属語の付いたものに付属し、その語句と他の語句との関係を示したり、陳述に一定の意味を加えたりする。格助詞・副助詞・係助詞・接続助詞・終助詞・間投助詞(さらに準体助詞・並立助詞その他)などに分類される。古くから助動詞あるいは接尾語などとともに「てにをは」とよばれた。
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・順接・逆接

 じゅんせつ【順接】二つの文または句の接続のしかたで、前件が後件の順当な原因・理由などになっているもの。「風が吹けば桶屋がもうかる」の「ば」や、「材料がない。だから期日までには出来ない」の「だから」のような助詞・接続詞を用いて示される。
 ぎゃくせつ【逆接】二つの文または句の接続で、上に述べたことから予想される以外の結果が示される関係を、あえて結びつける場合をいう。例えば、「雨が降る」と「運動会を行う」の文で、接続助詞「ても」または接続詞「しかし」を用いて、それぞれ「雨が降っても運動会を行う」とか「雨が降る。しかし、運動会を行う」などとする類。
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名詞
・固有名詞・普通名詞

 こゆうめいし【固有名詞】同じ種類に属する事物から一つの事物を区別するために、それのみに与えられた名称を表す語。人名・地名・国名・書名・建造物・年号などの類。
 ふつうめいし【普通名詞】同じ種類に属する事物を広くさすことのできる名詞。
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代名詞
・人称代名詞 ・指示代名詞

 にんしょうだいめいし【人称代名詞】人物を指し示す代名詞。
 しじだいめいし【指示代名詞】人を指し示す代名詞(人代名詞)に対して、事物・場所・方角などを指し示すのに用いるものをいう。近称(「これ」「ここ」「こちら」など)、中称(「それ」「そこ」「そちら」など)、遠称(「あれ」「あそこ」「あちら」など)、不定称(「どれ」「どこ」「どちら」など)に分けられる。
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助詞
・格・副・係・接続・終・間投

 かくじょし【格助詞】体言または体言に準ずるものに付いて、それが文中で他の語とどんな関係にあるかを示す助詞。現代語では、「が」「の」「を」「に」「へ」「と」「より」「から」「で」など。古語では、「が」「の」「を」「に」「へ」「と」「より」「から」「にて」など。
 ふくじょし【副助詞】種々の語に付き、それらの語にある意味を添えて、副詞のように下の用言や活用連語を修飾・限定する類の助詞。現代語では「さえ」「まで」「ばかり」「だけ」「ほど」「くらい(ぐらい)」「など」「やら」など、古語では「だに」「すら」「さへ」「のみ」「ばかり」「など」「まで」など。
 かかりじょし【係助詞】文中にあって、述語と関係し合っている語に付属して、その陳述に影響を及ぼし、また、文末について、文の成立を助ける働きをする助詞。口語には、「は」「も」「こそ」「さえ」「しか」「しも」「でも」などがあり、文語には、「は」「も」「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」がある。かかりことば。けいじょし。
 せつぞくじょし【接続助詞】用言や用言に準ずるものに付いて、下にくる用言や用言に準ずるものに続け、前後の文(または文節)の意味上の関係を示す助詞。現代語では、「ば」「と」「ても(でも)」「けれど(けれども)」「が」「のに」「ので」「から」「し」「て(で)」など、古語では、「ば」「とも」「ど」「ども」「が」「に」「を」「て」など。
 しゅうじょし【終助詞】種々の語に付き、文の終わりにあってその文を完結させ、希望・禁止・詠嘆・感動・強意などの意を添える助詞。現代語では、「か(かい)」「かしら」「な」「ぞ」「ぜ」「とも」「の」「わ」「や」など。古語では「か(かな)」「てしか(てしかな)」「にしか(にしかな)」「もが(もがな)」「かし」「な」「そ」「なむ」「ばや」など。
 かんとうじょし【間投助詞】文中または文末の文節に付いて、語調を整え、感動・余情・強調などの意を添える助詞。現代語の「な(なあ)」「ね(ねえ)」「さ」や、古語の「や」「よ」「を」「ゑ」「ろ」など。
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 ちょうおん【長音】音声学上の用語。ある音節の母音を長くのばした発音。普通には語音として定まった、通常の短い音節の2倍の長さに伸ばすもの。
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音節
・拗音・促音・撥音・直音

 ようおん【拗音】1音節が仮名2文字で表されるもの。ヤ行拗音とワ行拗音がある。ヤ行拗音は、現代仮名遺いでは、「き」「ぎ」「し」「じ」「ち」「に」「ひ」「び」「ぴ」「み」「り」の11に、それぞれ小さく「や」「ゆ」「よ」を加えて書き表す音節「きゃ」「きゅ」「きょ」「ひゃ」「びゃ」「ぴゃ」など。ワ行拗音は、「く」「ぐ」にそれぞれ「わ(ゐ・ゑ)」を付けて書き表す音節であるが、現在では「くゎ」「ぐゎ」が方言に認められるだけである。
 そくおん【促音】語中にあって、カ・サ・タ・パの各行の頭子音と同じ閉鎖音または摩擦音の調音の態勢で1音節をなすもの。「こっか(国家)」「いっさつ(一冊)」「カット」「あっぱれ」などのように、「つ」「ツ」を小さく書いて表す。つまる音。促声。外来語や方言音では、例外的に、ガ・ザ・ダ・バの各行やハ行音などの前に現れることもある。また、感動詞や擬声語などでは、「あっ」「きゃっ」のように、語末に現れることもある。
 はつおん【撥音】語中または語尾で1音節をなす鼻音。「ん」「ン」と表記される。国語の撥音は、音韻論的には一つの音とされるが、音声学的にみると、語中の位置によって、[n][m][ŋ][N]などの諸音が含まれる。はねる音。
 ちょくおん【直音】日本語の音節のうち、拗音・促音・撥音以外の音で、1音節が、かな1字で表されるもの。
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音節
・開音節 ・閉音節

 おんせつ【音節】言語における音の単位。ひとまとまりの音として意識され、単語の構成要素となる。開音節と閉音節との別がある。シラブル。
 かいおんせつ【開音節】母音で終わる音節。日本語の音節のほとんどがこれにあたる。
 へいおんせつ【閉音節】子音で終わる音節。日本語では、促音・撥音がこれを形成する。「行った[it-ta]」「すんだ[sun-da]」の「行っ」、「すん」の類。
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・母音 ・子音

 ぼいん【母音】言語音の最小単位である単音の分類の一。呼気が口腔や咽頭での閉鎖や狭めをうけずに流れ出る音。口の開きや舌の位置、口蓋帆による鼻腔への通路の開閉などによって音色が変わる。一般に有声音。現代日本語では、ア・イ・ウ・エ・オの五つ。
 しいん【子音】言語音の最小単位である単音の分類の一。呼気が喉頭から口腔にかけてどこかで閉鎖または狭めが作られて発せられる音。閉鎖・狭めの部位や呼気が鼻腔に流れるか否かの差異により閉鎖音・摩擦音・破擦音・鼻音などに分けられるほか、声帯の振動を伴うか否かによって、有声子音・無声子音に分類される。父音。
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・有声音 ・無声音

 ゆうせいおん【有声音】声帯の振動を伴って発する音。母音は一般に有声音で、子音では[b][d][g][z][ʒ][dz][n][m][ŋ][w][r][l]など。
 むせいおん【無声音】声帯の振動を伴わないで発する音。子音の[p][t][k][s][ts]など。母音も場合により無声になることがある。
 せいたい【声帯】喉頭(こうとう)の中央部にある発声器官で、靭帯(じんたい)・筋肉を覆う粘膜のひだ。左右にあり、接近したところを呼気が通って振動させることにより声が出る。
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・単文 ・重文 ・複文

 たんぶん【単文】文法で、文の構造上の分類の一。一つの文において、主語・述語の関係が1回だけで成り立っているもの。「鳥が鳴く」「犬が速く走る」などの類。
 じゅうぶん【重文】主語と述語をもつ関係が二つ以上並列的に含まれる文。「冬が去り、春が来る」など。
 ふくぶん【複文】文を構造上から分類した場合の一。主語と述語からなる文でさらにその構成部分に主語・述語の関係が認められるもの。「ここは雨の多い地方だ」など。
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・独立節・主節・従属節

 どくりつせつ【独立節】文の構造上、ある文節または連文節が、他の文節に対して独立し、直接の関係をもたない場合にいう。
 しゅせつ【主節】複文で、それだけで独立した文になれる節。従属節を従えている。
 じゅうぞくせつ【従属節】複文で、主節に対して、主格・述格・連体修飾格・連用修飾格・独立格に立つ節をいう。「彼女が正直なのは有名な話だ」の「彼女が正直なのは」の部分が主格の従属節である。
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・主格・目的格

 かく【格】《case》文法で、名詞・代名詞・形容詞などが文中において もつ他の語との関係。
 しゅかく【主格】文法で、文や句の中で名詞・代名詞などが述語に対して、その作用・性状の本体を表しているときの語格。現代日本語ではふつう、助詞「が」が主格を示すのに用いられる。
 もくてきかく【目的格】文中で、ある語句が動詞の目的語であることを示す格。賓格。
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六活用形
・未然形 ・連用形 ・終止形 ・連体形 ・已然形 ・命令形

 みぜんけい【未然形】口語で、助動詞「ない」「せる・させる」「れる・られる」「う・よう」を伴うときの形。文語では、「ず」「む」「す・さす」「しむ」「る・らる」などを伴うときの形。将然言。
 れんようけい【連用形】文中で文を中止するときの形。また、文語では助動詞「き・けり・たり」など、口語では助動詞「た」などを伴って用いられ、形容詞の場合には連用修飾語にもなる。
 しゅうしけい【終止形】用言・助動詞の活用の第三段の形で、普通に文を終止するのに用いられる。活用する語の基本の形と考えられ、一般に辞書の見出しなどに用いられる。
 れんたいけい【連体形】体言に連なるときの形。一般に連体修飾語として用いられるが、文語では、そのほかに、係助詞「ぞ・なむ・や・か」を受けて文を終止したり、助詞「か・ぞ」などを伴ったりする。
 いぜんけい【已然形】文語の動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の活用形の一。助詞「ば」「ど」「ども」などが付いて順接・逆接の確定条件を表す。また、係助詞「こそ」をうけて文を結ぶ。口語では、これに相当する活用形が仮定の意味を表すので仮定形という。
 めいれいけい【命令形】命令の意を表して言いきる形。動詞では、「書け」「見ろ」「起きよ」「来(こ)い」などの類。
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 かていけい【仮定形】口語の活用形の一。用言、助動詞の第五活用形。接続助詞「ば」を伴って順接仮定の条件を示す。「行けば」「書けば」などの「行け」「書け」の類。文語の已然形が、その機能を変えて、主として仮定表現に用いられるようになったところからついた名称。文語では、この働きは未然形が有する。
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 しゅうしょくご【修飾語】文の成分の一。ある語句の概念内容、または陳述の態度について意味を限定するもの(語・連語または文節についていう)。体言を修飾するものを連体修飾語(形容詞的修飾語)、用言を修飾するものを連用修飾語(副詞的修飾語)という。
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 まつび【末尾】ものの最後。終わり。
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・清音・濁音・半濁音

 せいおん【清音】日本語の音節のうち、撥音と促音を除き、濁音符・半濁音符を付けない仮名で表される音節。五十音図の各音節。
 だくおん【濁音】五十音図のカ・サ・タ・ハ行の仮名に濁音符「゛」を付けて表すガ・ザ・ダ・バの各行の音節。濁音の各頭子音は有声音である。
 はんだくおん【半濁音】五十音図のハ行の仮名に半濁音符「゜」を付けて表す「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の音節。音声学的には、両唇の無声破裂音pを頭子音にもつ音節。
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 ごじゅうおんず【五十音図】50音を、縦5字ずつ、横に10字ずつ配列した表。縦を行(ぎょう)、横を段(だん)という。子音が同じものを同行に、母音が同じものを同段に配置。現代では、撥音の「ん」を末尾に示したり、濁音・半濁音・拗音の仮名を同様の行・段に配列して添えたりする。
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活用
・五段  ・上一段  ・下一段  ・サ行変格  ・カ行変格

 ごだんかつよう【五段活用】口語動詞の活用形式の一。語形が五十音図のア・イ・ウ・エ・オの五段の音で語形変化するもの(さらに、連用形には音便形を含む)。本来、四段活用と同じであるが、現代仮名遣いでは、その未然形に「う」の付いた、たとえば「書かう」を発音に従って「書こう」と表記するため、この「書こ」も未然形の一つと認めて五段活用とよぶことになった。なお、文語の四段・ラ変・ナ変の各活用、さらに、下一段活用の「蹴る」が口語では五段(四段)活用になる。
 かみいちだんかつよう【上一段活用】語形が、五十音図の「イ」段の音(または、それに「る」「れ」「よ」「ろ」のついた形)だけで語形変化するもの。「エ」段だけで語形変化する下一段活用に対していう。文語、口語ともにあり、例えば、「見る」が「み・み・みる・みる・みれ・みよ(文語)みろ(口語)」と変化する類。文語では、「着る」「似る」「見る」のような語幹と語尾の区別のつかないものと、その複合語(「かえりみる」など)に限定されるが、口語では、これらのほか、文語で上二段活用の「起く」「落つ」なども基本形が「起きる」「落ちる」の形に変化して上一段活用に含まれる。
 しもいちだんかつよう【下一段活用】語形が五十音図の「エ」段の音(または、それに「る」「れ」「よ」「ろ」のついた形)だけで語形変化するもの。「イ」段だけに語形変化する上一段活用に対していう。文語では「蹴(け)る」一語だけで、「け・け・ける・ける・けれ・けよ」と変化する。口語では、文語の下二段活用の動詞がすべて下一段となり、例えば、「越える」は、語尾が「え・え・える・える・えれ・えろ」のように変化する。他に「上げる」「受ける」「捨てる」など。
 さぎょうへんかくかつよう【サ行変格活用】語形が、文語では「せ・し・す・する・すれ・せよ」、口語では「し(せ・さ)・し・する・する・すれ・しろ(せよ)」のように、文語では五十音サ行のシ・ス・セ三段の音で、口語ではサ・シ・ス・セ四段の音で語形変化する類例のない活用。この活用をする動詞は、文語では「す(為)」「おはす」、また、中古の「います」、口語では「する」だけであるが、和語・漢語・外来語や、名詞・副詞など他の品詞の語について、多くの複合動詞がつくられる。「恋す(る)」「啓す」「熱する」「びくびくする」「ドライブする」など。「甘んずる」「応ずる」などザ行に活用するものも含む。サ変。
 かぎょうへんかくかつよう【カ行変格活用】語形が、文語では「こ・き・く・くる・くれ・こ(こよ)」、口語では「こ・き・くる・くる・くれ・こい」のように、五十音図カ行のキ・ク・コ三段の音で語形変化する類例のない活用。文語の「来(く)」、口語の「来る」だけがカ行変格活用に属する。カ変。
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音便
・イ音便 ・ウ音便 ・撥音便 ・促音便

 おんびん【音便】発音上の便宜により、語中・語尾の音が他の音に変化すること。音声上は、音韻の脱落・転化・挿入などによる現象。
 おんびんけい【音便形】音便の結果生じた語形。特に、用言の一活用形が特定の語に続くときに音便の形をとる場合、その語形をもとの活用形に対していう。「咲く」の連用形「咲き」が「て」「た」に続くときにとる「咲い」の類。
 いおんびん【イ音便】語中・語尾のキ・ギ・シ、まれにはリ・テが、イになる現象。「書きて」が「書いて」、「漕(こ)ぎて」が「漕いで」、「渡して」が「渡いて」、「ござります」が「ございます」、「たてまつる」が「たいまつる」になる類。
 うおんびん【ウ音便】広義には、発音の便宜上、語中・語尾の「く」「ぐ」「ひ」「び」「み」などが「う」の音になる現象。「かぐはし」が「かうばし」、「いもひと」が「いもうと」になる類。また狭義には、用言の活用語尾に起こる現象で、動詞では、文語のハ・バ・マ行の四段活用に「て」「たり」「で」などが付属したとき、形容詞および形容詞型活用の助動詞では、文語の場合は用言に連なるとき、口語の場合は「ございます」「存じます」に連なるときに、それぞれの連用形の語尾が「う」となることをいう。「思ひて」が「思うて」、「いみじく」が「いみじう(泣く)」、「行きたく」が「行きとう」、「ありがたく」が「ありがとう(ございます)」の類。
 はつおんびん【撥音便】主に活用語の連用形の語尾の「に」「み」「び」が「て」「た」「たり」などの語に連なるとき、撥音「ん」となること。死にて→死んで。読みた→読んだ。学びたり→学んだり。広義には、名詞の語中に見られる現象についてもいう。「簪(かみさし→かんざし)」「残んの雪(のこりのゆき→のこんのゆき)」の類。
 そくおんびん【促音便】主に活用語の連用形の語尾の「ち」「ひ」「り」が「て」「た」「たり」などの語に連なるとき、促音「っ」となること。「待って(←待ちて)」「歌った(←歌ひた)」「売ったり(←売りたり)」の類。広義には、名詞などの語中にみられる現象についてもいう。「追手(おひて→おって)」「真白(ましろ→まっしろ)」の類。
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・他動詞 ・自動詞

 たどうし【他動詞】動詞を意味の上から分類した一。その動詞の表す動作や作用が直接他に働きかけたり、他をつくり出したりする働きとして成り立つもの。動作・作用が及ぶ対象は、ふつう格助詞「を」で表される。「本を読む」「窓を開ける」の「読む」「開ける」などの類。
 じどうし【自動詞】動作主体の動作・作用が他に及ばないで、それ自身の働きとして述べられる動詞。「を」格の目的語をとることがない。「雨が降る」「花が咲く」の「降る」「咲く」などの類。
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・能動態 ・受動態

 のうどうたい【能動態】文法で、ある動作・作用について述べるとき、その動作・作用の主体を主語に立てた場合に、その述語の動詞がとる形式。能相。
 じゅどうたい【受動態】文法で、他からの動作・作用を受ける対象を主語に立てた場合に、その述語の動詞がとる形式。所相。受身。
 うけみ【受身】 文法で、主語が他からの動作・作用を受ける意を表す言い方。文語では、動詞の未然形に助動詞「る」「らる」(古くは「ゆ」「らゆ」)、口語では助動詞「れる」「られる」を付けて言い表す。受動態。
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 やくもの【約物】印刷で、文字・数字以外の記号・符号活字の総称。句読点・括弧・数学記号など。
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 なかぐろ【中黒】記号活字の「・」。縦書きの小数点、同種のものの並列の区切りなどに用いる。中点(なかてん)。
 かっこ【括弧】特定の文字・語句・文などを囲って他の部分と区別する記号。( )〔 〕「 」[ ]〈 〉など。また、その記号をつけること。
( ) 丸括弧、小括弧、パーレン
{ } 波括弧、中括弧、ブレース
[ ] 角括弧、大括弧、ブラケット
〔 〕 亀甲(きっこう)括弧
【 】 隅(すみ)付き括弧
「 」 鉤(かぎ)括弧、鉤(かぎ)、ひっかけ
『 』 二重鉤括弧、二重鉤、二重ひっかけ
〈 〉 山括弧、山パーレン、ギュメ
《 》 二重山括弧、二重山パーレン、ダブルギュメ
‘ ' クォーテーションマーク
“ ” ダブルクォーテーションマーク
″ ″ ダブルミニュート
 かぎかっこ【鉤括弧】文章表記中などで用いる 「 」『 』の記号。会話や引用、注意語句などを示すのに用いる。----------
文sentence 単語word 主語subject 述語predicate
---------
名詞
1普通名詞    2固有名詞    3代名詞    4数詞

S Subject  V Verb  O Object N Noun

SOV
私は英語が分かる
私は Subject
英語が Object
分かる Verb

私はご飯を食べる。
ご飯を食べる私。OVS = N
私が食べるご飯。SVO = N

Te-Verbみる 読んでみる try to read

SOVとV ご飯を食べたと思う

SOVということ = N
ご飯を食べるということは健康にいい。

頂く もらう
私は先生に褒めて頂いた
私は先生に本を頂いた
私は先生に休ませて頂いた

書いて下さい please write
書かせて下さい please let me write

聞いて下さい please listen
聞かせて下さい please let me listen (please tell me)

私は貴方に休んで頂きたい I want you to rest
私は貴方に休ませて頂きたい I want you to let me rest

出させて頂く
dasasete itadaku
desasete itadaku

ゴミをdasasete itadaku  Let me take the garbage out
desasete itadaku Let me go out
---------
くれる くださる
先生が私に本をくれた
先生が私に本を読んでくれた
---------
Vことが出来る
書くことが出来る
書ける
---------
Vこと =  N 書くことは面白い
Vの =  N    書くのは面白い

Nについて = O? (about)
事情を説明する
事情について説明する

Nにとって = Adverb
私にとって、ご飯は美味しい。

知る    知って
知っている    知っていて

どいうことが起きる
    何が起きる

生じるのか
生じるか

どのような効果
    どんな効果

森全体を分析するといったイメージ
    失業といった問題
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としたら
とすれば
とすると
-----------
音便

い音便    書いて    く ぐ
促音便    立って    う つ る
撥音便    飛んで    ぬ む ぶ
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kaku    tatsu
kakimasu    tachimasu
ka.ki.ta    ta.chi.ta
ka.i.ta    ta.t.ta
-------
     negative    past    past negative
だ         だった     
です         でした     
である    ではない    であった    ではなかった
であります    ではありません    でありました    ではありませんでした
----------------
書く        見る
kaku        miru
kakanai        minai
kakareru     mirareru
kakaseru     misaseru
kakasareru     misaserareru
  
kaku        miru
kakanai        minai
kaita        mita
kakanakatta    minakatta
  
kak.i.masu        mi.masu
kak.i.masen        mi.masen
kak.i.mashita        mi.mashita
kak.i.masendeshita    mi.masendeshita

kakaseru     miru
kakasu         misaseru
kakasanai    misasenai
kakasareru    misaserareru

kaku        miru        suru
kakeba        mireba        sureba
kakanakereba    miranakereba    shinakereba
kakaneba    miraneba    seneba

kaku    miru    suru
kakanai    minai    shinai
kakazu    mizu    sezu
kakanu    minu    senu
kakan    min    sen

kakimasen      
kakimasenu      
kakazaru    mizaru    sezaru
kakubekarazu      
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清音    は    か
濁音    ば    が
半濁音    ぱ     
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ついたち【一日】 ふつか【二日】 みっか【三日】 よっか【四日】 いつか【五日】 むいか【六日】 なのか【七日】 ようか【八日】 ここのか【九日】 とおか【十日】 はつか【二十日】
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やつ【八つ】やっつ。
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 せられる(連語)
[一]〔サ変動詞の未然形「せ」に尊敬の助動詞「られる」が付いた形〕⇒られる(助動)
[二]〔助動詞「せる」の未然形「せ」に尊敬の助動詞「られる」が付いた形〕⇒せる(助動)
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 おうむがえし【鸚鵡返し】 他人の言ったとおりに言い返すこと。
 すいこう【推敲】詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。
 業を煮やす(ごうをにやす):事が思うように運ばず、腹を立てる。
 目(め)から鱗(うろこ)が落ちる:何かがきっかけになって、急に物事の実態などがよく見え、理解出来るようになるたとえ。

Monday, September 24, 2012


Vamos escrever alguma coisa.

Há alguns dias fiquei sabendo de uma página no Facebook escrito por uma estudante de 13 anos falando sobre os problema de sua escola.
A página se tornou bastante popular, atraindo a atenção da mídia e críticas dos funcionários e professores da escola.

A questão parece ser bem complicada... Embora as intenções da estudante pareçam ser louváveis, certamente há melhores maneiras de se fazer isso.

O escritor Dale Carnegie no seu livro "How to win friends and influence people" diz logo no primeiro capítulo:
"Don't criticize, comdemn or complain", ou seja: "não critique, condene ou reclame".

Ninguém gosta de ser criticado. Mesmo quando a crítica é justa e merecida, a pessoa criticada ficará ressentida, magoada, com raiva.

Mas como a estudante poderia se portar? A situação parece ser bem simples. Ela simplesmente escreve na sua página no Facebook sobre coisas que acontecem na escola. Simples. Aparentemente inofensivo.

Mas aparentemente uma professora acabou sendo despedida devido ao que foi escrito no Facebook, outra professora chamou a polícia contra a estudante, a diretora pediu que a página fosse fechada, funcionários da escola reclamam sobre o que foi escrito e o assunto está subindo para níveis superiores, Secretaria da Educação, Ministério Público...

Tudo por causa de uma estudante de 13 anos que escreve na sua página no Facebook.

Isso me faz lembrar Shakespeare, "much ado about nothing", "muito barulho por nada".

Professores e funcionários da escola não querem perder o emprego. Nem terem o salário reduzido ou serem rebaixados.
Tudo estaria bem se a página da estudante não tivesse se tornado tão popular a ponto de chamar a atenção da mídia. E a mídia adora escândalos. Escândalos vendem jornais, aumentam o ibope, aumentam os lucros.

Mas eu não quero dizer que a culpa seja da mídia.  A mídia é o que é, apesar dos pesares.

E há uma outra questão aqui: os "amigos" que apóiam a página da estudante.
Eu acho um pouco assustador e perturbador que tantas pessoas incentivem uma criança de 13 anos a criticar a própria escola.  Me parece covardia mandar uma criança de 13 anos a enfrentar os leões enquanto essas pessoas se escondem no anonimato e se divertem e se alegram vendo a criança e os funcionários da escola serem esquartejados pela situação.

Em inglês se diz "angry mob", multidão em fúria.

Individualmente as pessoas podem ser racionais e razoáveis, mas quando são parte de uma multidão, elas são capazes de fazer e dizer coisas que normalmente não seriam capazes quando estão sozinhas. Coisas violentas, irracionais e ilegais.

Mas o que fazer? Qual é a solução? Eu nem sei exatamente qual é o problema...

Se eu fosse a estudante, o que eu faria? Eu não criticaria a minha própria escola. Mas o meu caso é diferente. Eu nunca senti necessidade ou vontade de criticar minha própria escola. Mas se eu achasse isso necessário, será que eu faria isso?
Criticar é sempre perigoso. Você sempre faz inimigos com isso, você nunca faz amigos.

Será que ela deveria fechar a página no Facebook? Na minha opinião, não. Não vejo nenhum problema em uma pessoa ter um blog na internet, relatando o que acontece na escola, na vida, no dia-a-dia.
Muita gente faz isso. Todos nós deveríamos fazer isso. Todos nós deveríamos escrever um diário relatando o que acontece nas nossas vidas e possivelmente publicar na internet.
O único problema que eu vejo é que a internet pode ser um lugar perigoso, você nunca sabe quem está vendo seu blog, e é sempre uma boa idéia não revelar dados pessoais, como nome completo, endereço, etc.
E no casa de crianças é sempre bom ter supervisão de adultos responsáveis.

Mas o que um estudante deveria fazer para melhorar a própria escola? As soluções mais naturais são a associação de pais e mestres ou o grêmio estudantil. Apresentar idéias, reclamações, sugestões, para os outros estudantes, pais, professores e funcionários da escola, convencê-los a apoiar as idéias para serem apresentadas  a diretoria. Normalmente essa seria a forma mais correta de se lidar com os problemas da escola.

E se nada disso der certo? Existe é claro a possibilidade de denunciar os problemas na internet, usando um blog ou página do Facebook. Em geral internet não dá muito certo, porque a maioria das pessoas simplesmente não está interessada.

Mas o caso da estudante é uma exceção. Por algum motivo a página dela se tornou popular a ponto de chamar a atenção da imprensa e autoridades.
Por que a página dela se tornou tão popular? Na minha opinião uma razão é que a estudante é bem bonita e simpática. Duvido que a página pudesse ter alcançado a mesma popularidade se fosse um rapaz menos-que-perfeito...

O que a escola pode fazer? Infelizmente devido à repercussão da página da estudante, é possível que os funcionários da escola estejam receosos por seus empregos. Aparentemente um professor já foi demitido por causa dessa confusão.
O que eu posso dizer é que o tempo cura tudo. Manter a cabeça fria, ter paciência, ser otimista.
Mais cedo ou mais tarde todo mundo vai perder o interesse. A mídia vai procurar novos escândalos para explorar, o governo tem outros problemas para resolver, o público vai procurar outras garotas adoráveis na internet para torcer e suspirar.
Enquanto isso a escola poderia aproveitar a oportunidade para pedir mais participação dos pais e alunos para resolver os problemas da escola.
Inclusive eu acho que a escola deveria incentivar os alunos a escreverem diários e publicar na internet.
Quem sabe? O próximo Machado de Assis pode estar aí. Além disso o público ABSOLUTAMENTE ADORA ler blogs sobre merendas da escola.  Prova de que as pessoas só tem uma coisa na cabeça: COMER!!

Tuesday, September 11, 2012

Como teleportar?


Como teleportar?

Eu fiz um vídeo sobre isso no YouTube, mas nunca cheguei a escrever sobre isso.

Comecei a pensar sobre isso após assistir alguns vídeos do Michio Kaku, um professor de física dos Estados Unidos. Ele tem (ou tinha, não sei) um programa de televisão chamado Physics of the Impossible.

Nesse show Michio Kaku fala sobre teleporte, explicando uma maneira de mandar os átomos de uma pessoa de um lugar para outro.

Mas eu acho que essa idéia não está correta.
Eu acho que uma maneira de se conseguir o teleporte é COMPRIMIR O PRÓPRIO ESPAÇO e aproximar os pontos de origem e de destino. Se a montanha não vem a Maomé, Maomé vai à montanha.

Vamos pensar. O que é a distância entre 2 pontos?
Vamos supor que você queira ir da sua casa para a escola.  Suponha que você more na cidade à uma certa distância da escola, você vai precisar sair de casa, pegar uma rua, virar a esquina, pegar outra rua, talvez virar outra esquina, pegar outra rua, talvez cruzar alguma ponte, até finalmente chegar na escola.
A não ser que você seja capaz de voar sobre edifícios, em geral você não será capaz de viajar da sua casa para a escola numa linha reta.
Você precisa pegar várias ruas, virar várias esquinas, algumas ruas podem ser curvas.
Então, qual é a distância da sua casa até a escola?  Será a distância do caminho percorrido que está disponível a você. O caminho percorrido em geral não será perfeitamente reto, pelo contrário pode ter várias curvas e esquinas.

Mas se você olhar  um mapa e desenhar uma reta perfeita entre sua casa e a escola A DISTÂNCIA SERÁ MENOR.

O caminho que você percorre tem apenas uma dimensão, apenas comprimento, você pode caminhar para frente ou para trás apenas.
Mas o mapa tem 2 dimensões, comprimento e largura.

SE VOCÊ VIAJAR DA PRIMEIRA DIMENSÃO PARA A SEGUNDA DIMENSÃO,  A DISTÂNCIA ENTRE 2 PONTOS É MENOR.

Vamos supor agora que você queira viajar do Brasil para o Japão.
Para isso você vai pegar um avião. Vamos supor que o avião viaje em linha reta do Brasil diretamente para o Japão. Olhando para um mapa, que tem 2 dimensões, você pode desenhar uma linha reta entre o Brasil e o Japão.
Será essa a menor distância entre o Brasil e o Japão?

Em vez de olhar para um mapa, vamos ver um globo do planeta Terra.
A distância mais curta entre o Brasil e o Japão seria um túnel que atravesse o planeta Terra indo diretamente do Brasil para o  Japão.
O mapa tem 2 dimensões, o globo tem 3 dimensões.

QUANDO VOCÊ VIAJA PARA DIMENSÕES SUPERIORES, A DISTÂNCIA ENTRE 2 PONTOS SE TORNA MENOR.

Nos 2 casos anteriores nós supomos que a dimensão inferior é curva em relação a dimensão superior. Esse é o único caso em que a distância se torna menor.
Se o caminho entre a escola e a casa for uma linha reta, essa será a menor distância EM QUALQUER DIMENSÃO.

Mas supondo que a dimensão inferior é curva, isso significa que existe uma percurso mais curto numa dimensão superior.  Se nós continuarmos viajando para a quarta dimensão, quinta dimensão, sexta dimensão, etc, eventualmente chegaremos a uma dimensão em que os 2 pontos estarão bem próximos um do outro.
Tão próximos que poderíamos viajar de um ponto para outro, instantaneamente: TELEPORTE.

Sunday, September 9, 2012

project: website for tests online


Let's start a company
My idea for a new website:

・User-generated content website
・free for individual users
・paid for corporations

Why do you have to pay a fortune to get a college degree?

test /tɛst/
1. the means by which the presence, quality, or genuineness of anything is determined; a means of trial.
2. the trial of the quality of something: to put to the test.
3. a particular process or method for trying or assessing.
4. a set of questions, problems, or the like, used as a means of evaluating the abilities, aptitudes, skills, or performance of an individual or group; examination.
5. Psychology . a set of standardized questions, problems, or tasks designed to elicit responses for use in measuring the traits, capacities, or achievements of an individual.

exam /ɪg'zæm/ an examination, as in school.

question /'kwɛstʃən/ a sentence in an interrogative form, addressed to someone in order to get information in reply.

evaluate /ɪ'vælyueɪt/
1. to determine or set the value  or amount of; appraise: to evaluate property.
2. to judge or determine the significance, worth, or quality of; assess: to evaluate the results of an experiment.

certificate /n. sər'tɪfɪkɪt; v. sər'tɪfɪkeɪt/
1. a document serving as evidence or as written testimony, as of status, qualifications, privileges, or the truth of something.
2. a document attesting to the fact that a person has completed an educational course, issued either by an institution not authorized to grant diplomas, or to a student not qualifying for a diploma.
3. Law . a statement, written and signed, which is by law made evidence of the truth of the facts stated, for all or for certain purposes.

qualification /kwɒləfɪ'keɪʃən/
1. a quality, accomplishment, etc., that fits a person for some function, office, or the like.
2.a circumstance or condition required by law or custom for getting, having, or exercising a right, holding an office, or the like.
3. the act of qualifying;  state of being qualified.
4. modification, limitation, or restriction: to endorse a plan without qualification.
5. an instance of this: He protected his argument with several qualifications.

diploma /dɪ'ploʊmə/ a document given by an educational institution conferring a degree on a person or certifying that the person has satisfactorily completed a course of study.

certify /'sɜrtəfaɪ/
1. to attest as certain; give reliable information of; confirm: He certified the truth of his claim.
5. to award a certificate  to (a person) attesting to the completion of a course of study or the passing of a qualifying examination.

Thursday, July 26, 2012

生物学

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・後期・前期

 ぜんき【前期】ある期間を二つまたは三つに分けたうちの、前の方の期間。
 こうき【後期】一定の期間を二つまたは三つに分けたうちの、あとのほうの期間。
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・動物 ・植物

 どうぶつ【動物】生物を二大別した時に、植物に対する一群。多くは自由に移動することができ、植物などの作り出した有機物を栄養として摂取する。細胞壁がなく、種々の器官が分化し、神経系・感覚器官・排出器官・呼吸器官などをもつ。原生動物に分類されるものではほとんど植物と区別できないものもある。生態分布として、水生動物と陸生動物とに分けられる。
 しょくぶつ【植物】生物を大きく二大別した場合の、動物に対する一群。木や草、藻類など。一般に、1か所に固定して暮らし、細胞壁をもち、光合成を行って主に空気や水から養分をとって生きている生物。種子植物・シダ植物・コケ植物・緑藻植物・紅藻植物などに分類される。
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・前肢 ・後肢

 ぜんし【前肢】4本の足をもつ動物の、前の一対の足。前足。
 こうし【後肢】動物の4本の足のうち、後方の一対。あと足。後ろ足。
 しし【四肢】脊椎動物の二対のあし。前足と後ろ足。
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動物
・原生・後生

 げんせいどうぶつ【原生動物】 protozoan. 動物界の一門。体は1個の細胞からなり、分裂・出芽などによって増殖する。鞭毛虫類(ミドリムシ)・肉質類(アメーバ)・胞子虫類(マラリア病原虫)・繊毛虫類(ゾウリムシ)に分けられる。原虫。
 こうせいどうぶつ【後生動物】原生動物以外のすべての動物の総称。海綿動物・腔腸動物から脊椎動物にわたる。
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後生
・脊椎 ・無脊椎

 せきついどうぶつ【脊椎動物】 vertebrate. 動物界の一門。体は左右相称で、支持器官として脊椎をもつ動物。魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類が含まれ、現在の動物の中では最も複雑化した体制と分化した機能とをもつ。
 むせきついどうぶつ【無脊椎動物】脊椎動物門を除くすべての動物の総称。動物界の大部分を占め、原索・棘皮・触手・節足・環形・軟体・扁形・腔腸・海綿などの動物門が含まれる。
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動物
・変温 ・恒温

 へんおんどうぶつ【変温動物】体温調節機能がなく、外界の温度に応じて体温が変化する動物。哺乳類・鳥類を除くすべての動物が含まれる。冷血動物。
 れいけつどうぶつ【冷血動物】変温動物のこと。
 こうおんどうぶつ【恒温動物】体温調節能力があり、外気温に関係なく、ほぼ一定の体温を維持できる動物。哺乳類・鳥類がこれに属する。温血動物。定温動物。
 ていおんどうぶつ【定温動物】恒温動物
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・雄・雌
・雄性・雌性

 おす【雄 牡】動物の性別で、精巣をもち、精子をつくるほう。また、植物で雄花をつけるもの。お。
 めす【雌 牝】動物の性別で、卵巣を持ち、卵や子を産むほう。また、植物で雌花をつけるもの。
 ゆうせい【雄性】雄(おす)としての性質。男性。おす。
 しせい【雌性】生物の雌に共通している性質。
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分類学
・界 ・門 ・綱 ・目 ・科

 ぶんるいがく【分類学】生物を形態・生理などの関連や系統的なつながりに基づいて整理し、各種間の相互関係を研究する学問分野。
 かい【界】生物分類学上の基本階級の最高位。動物界と植物界の二つに分けるが、菌類界を独立させたり、原核生物界と真核生物界とに大別したりする傾向にある。
 もん【門】 生物分類の段階の一。界の下、綱の上に位置する。
 こう【綱】生物分類学上の基本階級の一。門の下、目の上に位置する。脊椎動物門では哺乳綱・鳥綱・爬虫綱・両生綱・硬骨魚綱・軟骨魚綱などに分けられる。
 もく【目】生物分類の段階の一。綱の下、科の上に位置する。
 か【科】生物分類学上の基本階級の一。目(もく)の下位で、いくつかの属の集合からなるが、1属で1科を形成する場合もある。

 あもん【亜門】生物分類学上、必要な場合に、門と綱の間に設けられる単位。原索動物門を尾索動物亜門・頭索動物亜門に分けるなど。
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生物
・単細胞・多細胞

 たんさいぼうせいぶつ【単細胞生物】生活史を通して、体が単一の細胞からできている生物。アメーバやゾウリムシなどの原生動物・細菌・珪藻などにみられる。
 たさいぼうせいぶつ【多細胞生物】多くの細胞からなる生物。普通に見られる多くの動植物はこれに属する。
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生物
・真核 ・原核

 しんかくせいぶつ【真核生物】静止核に核膜があり、核と細胞質とが明瞭に区分される細胞をもつ生物。細菌類・藍藻(らんそう)類以外の全生物。

 げんかくせいぶつ【原核生物】核膜がなく、DNA分子がほとんど裸のまま細胞のほぼ中心部にあり、構造的には細胞質から区別できない生物。細菌・藍藻(らんそう)など。バクテリア。
 さいきん【細菌】原核細胞を持つ単細胞の微生物。原形質に明瞭な核をもたない生物の一群。主に分裂によって繁殖する。地球上の至る所に存在する。食品加工や有機物の分解に利用されるが、病原体となるものも多い。光合成細菌、藍藻類(シアノバクテリア)、窒素固定菌、放線菌など。バクテリア。
 バクテリア【bacteria】「原核生物」に同じ。また特に、細菌のこと。
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呼吸
・肺呼吸・鰓呼吸・皮膚呼吸

 はいこきゅう【肺呼吸】外呼吸の一。肺で行われる炭酸ガスと酸素との交換。
 えらこきゅう【鰓呼吸】水中でえらを用いてガス交換を行う外呼吸の形式。魚類・両生類の幼生、および甲殻類・軟体動物などにみられる。
 ひふこきゅう【皮膚呼吸】動物で体表を通して行われる酸素と炭酸ガスとの交換作用。特別の呼吸器官をもたないミミズ・ヒルなどにみられるが、カエル・ウナギなど多くの動物で鰓(えら)呼吸・肺呼吸と併用され、人間もわずかに行っている。
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・寄生・腐生・共生

 きせい【寄生】ある生物が他の生物の体表に付着または体内に侵入し、そこから栄養をとって生活すること。付着または侵入されて害を受けるほうを宿主(しゅくしゅ)という。
 ふせい【腐生】生物が、他の生物の死体や排泄物などを栄養源として生活すること。死物寄生。
 きょうせい【共生】異種の生物が、相互に作用し合う状態で生活すること。相利共生と片利共生があり、寄生も含めることがある。
 しゅくしゅ【宿主】寄生生物に寄生される側の動物や植物。やどぬし。
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共生
・片利共生・相利共生

 へんりきょうせい【片利共生】片方の生物のみが利益を受け、他方には利害がないと考えられる共生。カクレウオとフジナマコの場合など。
 そうりきょうせい【相利共生】共生の一型で、両種ともに利益を受ける関係。アリとアブラムシ、ヤドカリとイソギンチャクの関係など。
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植物
・高等・下等

 こうとうしょくぶつ【高等植物】体制の発達した植物のこと。一般に、根・茎・葉に分化し、維管束をもつ種子植物とシダ植物をさす。
 かとうしょくぶつ【下等植物】構造が簡単で、器官の分化があまり発達していない植物のこと。菌類・地衣類・藻類など。
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木本
・高木・低木

 こうぼく【高木】丈の高い木。樹木の便宜的な分類では、ふつう、高さが約2メートル以上になる木で、幹が太く、直立し、枝を張って他の植物を覆うものをいう。
 ていぼく【低木】低い木。ふつう高さ約2メートル以下の樹木。主幹がはっきりせず、根ぎわから数本に分かれて出るものが多い。灌木(かんぼく)。
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植物
・種子・胞子
・顕花・隠花

 けんかしょくぶつ【顕花植物】花を咲かせ、実を結び、種子によって繁殖する高等植物。裸子植物と被子植物を含む。種子植物。
 しゅししょくぶつ【種子植物】植物界の一門。種子で増える植物。被子植物と裸子植物の2亜門に分ける。顕花植物。
 いんかしょくぶつ【隠花植物】花をつけないで胞子で繁殖する植物。シダ類・コケ類・菌類・藻類など、種子植物以外のすべての植物。胞子植物。
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種子植物
・裸子 ・被子

 らししょくぶつ【裸子植物】種子植物の一亜門。子房がなく胚珠(はいしゅ)が裸出しているもの。子葉は3枚以上が多い。古生代に出現、中生代に繁栄し、化石が多い。現存種はソテツ類・イチョウ類・針葉樹類・マオウ類に分けられる。
 ひししょくぶつ【被子植物】種子植物の一亜門。約22万種以上が含まれ、最も進化した植物群。心皮が胚珠(はいしゅ)を包んで子房になり、重複受精を行う。双子葉植物と単子葉植物とに大別される。
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 そうもく【草木】草と木。また、植物のこと。くさき。そうぼく。
 かいか【開花】草木の花が咲くこと。
 けつじつ【結実】植物が実を結ぶこと。
 こし【枯死】草木が枯れてしまうこと。
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 しゅし【種子】たね。種子植物で、受精した胚珠(はいしゅ)が成熟して休眠状態になったもの。発芽して次の植物体になる胚と、胚の養分を貯蔵している胚乳、およびそれらを包む種皮からなる。

 はいしゅ【胚珠】種子植物の、発達して種子になる部分。被子植物では子房内にあり、裸子植物では心皮についたまま裸出する。内外2枚の珠皮に包まれ、中に胚嚢(はいのう)があり、卵細胞を含む。

 め【芽】植物の種子から最初にもえ出す茎・葉。また、茎・葉などが未発達の状態にあるもの。生じる位置により定芽・不定芽に、展開後の器官により葉芽・花芽・混合芽に、形成時期などにより夏芽・冬芽などに分けられる。
 しゅつが【出芽】植物が芽を出すこと。芽が出ること。発芽。
 はつが【発芽】芽を出すこと。植物の種子・胞子・花粉や樹枝の芽などが発育を始めること。芽生え(めばえ)

 はい【胚】多細胞生物の発生初期の個体。植物では受精卵がある程度発達した胞子体をいう。種子植物では種子中にある発芽前の植物体で、胚芽ともいい、胚乳から養分を吸収する。動物では卵黄から養分を吸収している状態のもので、発生段階により桑実胚・胞胚・嚢胚(のうはい)・神経胚などに分けられる。
 はいが【胚芽】植物の種子の中にあり、芽となって成長する部分。胚。

 ほうしたい【胞子体】世代交代を行う植物で、胞子をつくる無性世代の個体。造胞体。
 ぞうほうたい【造胞体】胞子体

 ほうし【胞子】シダ植物・コケ植物・藻類・菌類などに形成され、単独で新個体となりうる細胞。ふつう単細胞で、有性生殖後にできるものや、無性器官内にできるもの、栄養体の一部が分裂してできるものなどがある。芽胞。

 せだいこうたい【世代交代】同一種の生物で、生殖法の異なる世代が交互に現れて増殖を行うこと。シダ・コケやクラゲでは有性生殖と無性生殖とが、アブラムシでは単為生殖と有性生殖とが、肝蛭(かんてつ)では幼生生殖と有性生殖とが交互にみられる。世代交番。
------------
生殖
・有性 ・無性 ・単為

 せいしょく【生殖】生物の個体が自分と同種類の新しい個体をつくり出すこと。
 ゆうせいせいしょく【有性生殖】雌雄の配偶子によって新個体が形成される生殖法。ふつう両性の配偶子の受精による両性生殖をさすが、雌雄性の未分化な配偶子の接合や、卵が単独で発生する単為生殖も含めていう。
 むせいせいしょく【無性生殖】性と関係のない生殖の様式。分裂・出芽・胞子形成・栄養生殖など。
 たんいせいしょく【単為生殖】有性生殖の一変形で、卵が受精なしで単独に発生するもの。雌が雄と関係なしに新個体を生ずる現象。ミジンコ・アブラムシなどにみられ、人為的に起こすこともできる。処女生殖。単性生殖。

 はいぐうたい【配偶体】配偶子をつくり、有性生殖を行う世代の生物体。シダ植物の前葉体など。
 はいぐうし【配偶子】有性生殖で、接合・合体・受精にあずかり新個体をつくる生殖細胞。同形配偶子と異形配偶子とに分けられる。時には単独で単為生殖を行うものもある。
--------
 らんし【卵子】卵。
 らん【卵】生物の雌がつくる配偶子。精子と受精して新個体をつくる。動物では発生に必要な栄養分として卵黄を含み、丸く大きい。卵細胞。卵子。
 らんさいぼう【卵細胞】卵。1個の細胞からなるのでいう。
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・実 ・枝 ・茎 ・幹 ・葉 ・根 ・花

 み【実】植物の種子・果実。みのり。
 えだ【枝】茎や幹から分かれて出た部分。葉をつけたり、さらに小枝を出したりする。
 くき【茎】高等植物で、葉・根とともに植物を構成する基本器官。先端に生長点があり、内部に維管束をもつ。地下茎・蔓(つる)・とげなどになるものもある。性質により草本(そうほん)と木本(もくほん)とに分けられる。
 みき【幹】植物の、木質化した茎。高木では主軸となり、枝を出す。
 は【葉】植物の茎や枝につき、光合成と蒸散を主な役割とする器官。秋に落葉するものと越冬するものがある。ふつう緑色で、葉身・葉柄・托葉の3部分からなり、葉身の形から単葉と複葉とに分けられる。
 ね【根】維管束植物の基本器官の一。普通は地中にあって、植物体を支え、水・養分を吸収する。先端に根冠に包まれた生長点があり、根毛をもつ。
 はな【花 華】種子植物の有性生殖を行う器官。葉から変形した萼(がく)・花びら・雄しべ・雌しべおよび花軸からなる。この要素の有無により完全花と不完全花に、雄しべ・雌しべの有無により両性花と単性花に分けられる。受精して実を結び、種子を生じる。
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・草本・木本

 そうほん【草本】地上の茎は木部があまり発達せず、1年から数年で枯れる植物。くさ。
 もくほん【木本】樹木のこと。木部の発達が著しく、その細胞壁が木化して強固になり、地上茎が多年にわたって生存しつづける植物。高木と低木とに分けられる。
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 もくしつか【木質化】植物の細胞壁にリグニンが沈着して、組織が堅くなること。木化。
 もくか【木化】木質化。
 もくしつ【木質】木の性質。木のたち。
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木本
・高木・低木

 こうぼく【高木】丈の高い木。樹木の便宜的な分類では、ふつう、高さが約2メートル以上になる木で、幹が太く、直立し、枝を張って他の植物を覆うものをいう。喬木(きょうぼく)。
 ていぼく【低木】低い木。ふつう高さ約2メートル以下の樹木。主幹がはっきりせず、根ぎわから数本に分かれて出るものが多い。灌木(かんぼく)。
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植物
・木・草・藻類

 き【木 樹】地上部の茎が木質化している植物。樹木(じゅもく)。
 じゅもく【樹木】地面に生えている木の総称。立ち木。
 たちき【立ち木】地面に生えて立っている木。
 くさ【草】植物のうち、地上部が柔軟で、木質の部分が発達しないもの。草本(そうほん)。
 そうるい【藻類】 algae. 主に水中や湿地に生育し、体内に葉緑素などの色素をもち、独立栄養を営む植物の総称。緑藻・紅藻・褐藻や、藍藻(らんそう)・珪藻(けいそう)など。
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 さいぼうへき【細胞壁】植物・菌類・細菌の細胞の最も外側の、主にセルロース・ペクチンからなる丈夫な膜。後形質からなり、成長する組織では長く伸びる。
 きんるい【菌類】カビ・キノコとよばれる真菌類のほか、細菌・粘菌などを含めた生物の一群。葉緑素をもたず、寄生や腐生で生活し、胞子や分裂・出芽で増える。生物を動物・植物の二界に分けるときは植物に含めるが、独立の菌界を立てることも行われる。
 セルロース【cellulose】植物の細胞壁の主成分をなす多糖類の一種。ぶどう糖が直鎖状につながった構造をしている。繊維・布・紙・パルプなどの形で利用され、火薬・レーヨン・セロハン・セルロイドなどの製造原料。繊維素。
 ペクチン【pectin】植物体、特に果実の細胞壁の中層を形成するコロイド性の多糖類。リンゴやミカン類に多く、砂糖や酸を加えるとゼリー状になる。ジャムの製造、微生物の培養基や化粧品などに利用。
 リグニン【lignin】植物中にセルロースなどと結合して存在する高分子化合物。細胞壁に堆積(たいせき)して木質化を起こし、植物体を強固にする。木材では20~30パーセント含まれ、パルプ製造の際の不要成分。バニリン製造・粘着剤などに利用。
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・地上茎・地下茎

 ちじょうけい【地上茎】地上にある茎。通常の茎。
 ちかけい【地下茎】地中にある植物の茎。根のように養分を蓄えたり繁殖の役をしたりするものが多い。形態から根茎・塊茎・球茎・鱗茎(りんけい)などに分けられる。
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植物
・ 一年生  ・ 多年生

 いちねんせいしょくぶつ【一年生植物】種子から発芽して、開花・結実ののち1年以内に枯死する草本植物。春に発芽して年内に枯死するものと、秋に発芽して翌春開花・結実するものとがある。後者は越年生植物ともよばれる。一年生草本。一年草。
 たねんせいしょくぶつ【多年生植物】草本植物で、茎の一部、地下茎、根などが枯れずに残り、毎年茎や葉を伸ばすもの。常緑のラン・オモト、冬に地上部が枯れるススキ・ハルジョオンなど。宿根草。多年生草本。多年草。
 いちねんそう【一年草】一年生植物。
 たねんそう【多年草】多年生植物。
 えつねんせいしょくぶつ【越年生植物】一年生植物のうち、秋に発芽して冬を越し、翌春に開花・結実して枯死する草本植物。大麦・ダイコン・アブラナなど。越年生草本。越年草。
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・光合成・葉緑体・葉緑素

 こうごうせい【光合成】光のエネルギーを使って行う炭酸同化。明反応と暗反応の過程からなり、緑色植物では、ふつう水と二酸化炭素から炭水化物を合成し、その際酸素を放出する。ひかりごうせい。
 ようりょくたい【葉緑体】光合成を行う植物の細胞内にある細胞小器官。一般に楕円形をし、二重の膜に包まれ、内部は葉緑素などの色素を含むグラナと、その間を埋めるストロマから構成される。グラナで光合成の明反応が、ストロマで暗反応が行われる。独自のDNAなどをもつ。
 ようりょくそ【葉緑素】 chlorophyll. 植物の葉緑体の中に含まれる緑色の色素。化学構造はマグネシウムをもつポルフィリンで、構造の一部が異なる4種がある。赤および青紫色の波長の光線を吸収して光合成に重要な役割をする。クロロフィル。

 グラナ【grana】高等植物の葉緑体中に含まれる円板状の構造体。クロロフィルを含み、層状をなす。
 ストロマ【stroma】葉緑体の中でグラナを包む無色の基質。ここにDNAが分布し、葉緑体の自己増殖を担う。
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・明反応・暗反応

 めいはんのう【明反応】光合成のうち、光に依存して進行する過程。葉緑体中で、葉緑素の吸収した光エネルギーを用い、ATP(アデノシン三燐酸(りんさん))の生成、水分子の分解に伴う還元型化合物および酸素の発生が行われる反応。暗反応に引き継ぐ。
 あんはんのう【暗反応】光合成の過程で、光が関与しない反応。明反応によって葉緑体で合成されたATP(アデノシン三燐酸)を使い、炭酸ガスを有機物に転化する反応。カルビン回路。
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 ほ【穂】稲・麦やススキなどの花序。長い茎の先に花や実が群がりついたもの。特に、稲のものをいう。
 にくすいかじょ【肉穂花序】穂状花序の特殊化したもの。多肉な花軸の周囲に柄のない花が多数密生するもの。仏炎苞(ぶつえんほう)をもつ。テンナンショウ・ミズバショウなどにみられる。
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花序
・無限・有限

 かじょ【花序】茎への花の付き方。花軸上の花の並び方。分類の目安の一つとなり、無限花序と有限花序とに大別される。
 むげんかじょ【無限花序】花序の二大別の一。花が花軸の下部から上方へ順次咲いていくもの。穂状花序・総状花序・散形花序・頭状花序・散房花序・円錐花序などがある。総穂花序。
 ゆうげんかじょ【有限花序】花序の二大別の一。花が花軸の頂部から下方へ、または中心から外側へと順次咲いていくもの。単頂花序・鎌形(巻散(けんさん))花序・さそり状(互散)花序・岐散(きさん)花序などがある。
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 ぶつえんほう【仏炎苞】植物の苞のうち、肉穂花序(にくすいかじょ)を包む大形のもの。ミズバショウ・ザゼンソウなどのサトイモ科植物にみられる。
 ほう【苞】花あるいは花序の付け根に出る葉。芽やつぼみを覆って花を保護する。うろこ状や花びら状となるものもある。包葉。
 ほうよう【包葉 苞葉】苞(ほう)
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植物
・コケ植物・緑藻植物

 こけしょくぶつ【苔植物】植物界の一群。スギゴケなどの蘚(せん)類、ゼニゴケなどの苔(たい)類、ツノゴケ類の三つに大別される。世界に約2万5000種、日本に約2000種が知られる。ゼニゴケのように葉状体のものと、スギゴケのように葉と茎の分化のみられるものとがある。高さ5ミリくらいのものが大部分で、特別な通導組織はなく、世代交代をし、胞子体は配偶体に付着して生活をする。蘚苔植物。
 りょくそうしょくぶつ【緑藻植物】植物の一門。葉緑素をもち、維管束はなく、生殖細胞は2本の同じ長さの鞭毛(べんもう)をもつ。アオノリ・アオサ・ミルなどの海藻と、ホシミドロ・アオミドロなどの淡水藻がある。緑藻類。
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コケ植物
・蘚類・苔類・角苔

 せんるい【蘚類】コケ植物の一群。湿った日陰などに群生する。茎・葉の分化がみられ、雌雄異株または同株。造卵器は茎の頂か枝の先につき、胞子体の若い蒴(さく)には蘚帽(せんぼう)がある。スギゴケ・ミズゴケ・ヒカリゴケ・クロゴケなど。
 たいるい【苔類】コケ植物の一群。湿った地上または樹皮に生え広がる。葉状体のものと茎状体のものとがあり、体の表面に胞子体をつくって繁殖する。ゼニゴケ・ジャゴケ・ウロコゴケなど。
 つのごけ【角苔】1 ツノゴケ科のコケ植物。道ばたなどの湿った所に群生。濃緑色の葉状体から、高さ3~4センチの円柱状の胞子体が出て、熟すと縦に裂ける。にわつのごけ。2 苔(たい)類・蘚(せん)類と並ぶコケ植物の一群。葉状体で、胞子嚢(ほうしのう)は柱状。
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藻類
紅藻・褐藻・藍藻・珪藻

 こうそうしょくぶつ【紅藻植物】藻類の一群。葉緑素(クロロフィル)のほか、紅藻素(フィコエリトリン)・藍藻素(フィコシアニン)をもち、紅色や紫色を呈する。体はひも状や葉状。大部分が海産で、アサクサノリ・テングサ・オゴノリ・イギスなどがある。淡水産にはカワモズクがある。紅藻類。
 かっそう【褐藻】藻類の一群。ほとんどが海産。体制が発達し、外形上、根・茎・葉に区別できるものもある。クロロフィルのほかフコキサンチンなどの色素をもち、褐色・黄褐色を呈する。コンブ・ワカメ・ホンダワラなど。褐藻類。褐藻植物。
 らんそう【藍藻】植物分類上、藻類の一群。現在は細菌の一群として扱われることが多く、シアノ バクテリアとよばれる。単細胞あるいは糸状で、核膜がない。クロロフィルa・フィコシアニンなどの色素で光合成を行う。地球上のあらゆる場所に生活し、塊状の群体をつくるものも多い。藍藻類。藍色細菌。
 けいそうるい【珪藻類】黄色植物の一群の総称。水中に単細胞あるいは群体で分布。褐色または黄褐色で、珪酸質の2枚の硬い殻をもつ。種類は多い。
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 こうそうそ【紅藻素】フィコエリトリン
 フィコエリトリン【phycoerythrin】紅藻類・藍藻(らんそう)類に含まれる紅色の色素たんぱく質。光合成に必要な光を吸収し、クロロフィル(葉緑素)に伝える。紅藻素。フィコエリスリン。
 らんそうそ【藍藻素】フィコシアニン
 フィコシアニン【phycocyanin 】藍藻類・紅藻類に含まれる青色の色素たんぱく質。光合成に必要な光を吸収し、クロロフィル(葉緑素)に伝える。藍藻素。
 フコキサンチン【fucoxanthin】褐藻や一部の珪藻(けいそう)に含まれるカロテノイドの一種。赤褐色の同化色素で、光合成に関与。褐藻素。
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 きこう【気孔】維管束植物の表皮の、孔辺細胞およびその間にある小孔。狭義には、すきまだけをいう。光合成・呼吸・蒸散などの際に空気や水蒸気の通路となる。陸生植物では葉の裏面に多い。
 じょうさん【蒸散】植物体内の水分が体表から水蒸気として排出される現象。葉の気孔で行われるが、クチクラ蒸散もわずかにみられる。
 こうへんさいぼう【孔辺細胞】植物の気孔の周囲にある表皮細胞。気孔の開閉の調節を行う。保護細胞。
 りくせいしょくぶつ【陸生植物】陸上に生育する植物。陸上植物。
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 ポルフィリン【porphyrin】窒素原子を1個含む五員環の環式化合物が、さらに4個環状に結合した構造を骨格とする化合物の総称。配位子として錯体を作り、中心原子が鉄のヘモグロビン、コバルトのシアノコバラミン、マグネシウムのクロロフィルなど、動植物の生理に重要なものが多い。
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 アデノシンさんりんさん【アデノシン三燐酸】アデノシンのリボース(糖)に3分子の燐酸がついて、2個の高エネルギー燐酸結合をもつ化合物。生体内に広く分布し、燐酸1分子が離れたり、結合したりすることで、エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要な役目を果たす。ATP。
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 らくよう【落葉】葉が落ちること。また、その落ちた葉。日照期間の短縮や葉自体の老化により、葉柄の離層で切れて茎から離れる。おちば。
 おちば【落ち葉】散り落ちた木の葉。また、散ってゆく木の葉。落葉(らくよう)。
 じょうりょく【常緑】植物の葉が一年中緑であること。
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 ちっそこてい【窒素固定】空気中の遊離窒素から窒素化合物をつくること。自然界では根粒菌や藍藻(らんそう)類、土壌細菌のアゾトバクター・クロストリジウムなどが行い、アンモニアやアミノ酸などに還元される。工業的にはアンモニア合成などが行われる。
 ほうせんきん【放線菌】カビのように分岐した糸状の細胞や菌糸を生じる細菌。土壌中に広く分布し、動植物に寄生するものもある。抗生物質を産生するストレプトミセスや病原性をもつアクチノミセス・マイコバクテリウムなどがある。
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 つる【蔓】植物の茎で、それ自体では立たず、長く伸びて他の物に巻きついたりよじ登ったりするもの。また、ブドウなどの巻きひげ。
 とげ【刺  棘】体表にある、堅くて先のとがった突起物。植物では、表皮が変化したもの(バラ)や葉・茎・托葉・根が変化した葉針(サボテン)・茎針(サイカチ)・托葉針(カラタチ)・根針(シュロ)などがある。動物では、ハリネズミ、ゴンズイやアカエイ、ウニなどにみられる。
 けいしん【茎針】植物の茎が変形してできた、とげのようなもの。梅・サイカチ・ザクロにみられる。
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 こんもう【根毛】根の先端近くに出る細長い突起。養分や水分の吸収を行う。
 こんかん【根冠】根の先端を覆い、生長点を保護する組織。
 せいちょうてん【生長点】植物の根や茎の先端にあって細胞分裂を行う部分。1ないし数個の細胞からなる。
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・完全花・不完全花

 かんぜんか【完全花】一つの花で、萼(がく)・花びら・雄しべ・雌しべのすべてをもっている花。両性花と同義に用いることもある。全備花。完備花。
 ふかんぜんか【不完全花】一つの花で、萼(がく)・花びら・雄しべ・雌しべのどれかを欠く花。不完備花。
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・両性花・単性花

 りょうせいか【両性花】一つの花に雄しべと雌しべをもつ花。桜・アブラナなど被子植物に普通にみられる。両全花。雌雄同花。
 たんせいか【単性花】雄しべ・雌しべのいずれか一方だけをもつ花。不完全花。雌雄異花。
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・根茎・塊茎・球茎・鱗茎

 こんけい【根茎】地下茎の一。根に似て地中をはい、節から根や芽を出す。ハス・タケなどにみられる。
 かいけい【塊茎】地下茎の一部が養分を蓄え、肥大したもの。ジャガイモやコンニャクイモなど。
 きゅうけい【球茎】地下茎の一。でんぷんなどの養分を蓄え、球形に肥大したもの。その頂端から新しい芽を出す。グラジオラス・サトイモ・クワイなどにみられる。
 りんけい【鱗茎】地下茎の一。節間の短縮した茎に、養分を蓄えた肉厚の鱗片葉が多数重なって、球形や卵形をしているもの。タマネギ・ユリ・チューリップなど。園芸では球根という。
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木部
・道管・仮道管・柔組織

 もくぶ【木部】植物の維管束のうち、道管・仮道管・木部柔組織・木部繊維などから構成される組織。水や養分の通路となり、また植物体を支持する。木本植物の幹や根の主要部分を占め、形成層から新しいものが内側につくられ、材となる。
 どうかん【道管】被子植物で、維管束の木部の主要構成部分。根が吸収した水分を枝・葉に送るための組織で、円柱形または多角柱形の細胞が縦に連なったもの。境界の膜には穴があり、側面の膜は木質化している。
 かどうかん【仮道管】維管束植物、特にシダ植物・裸子植物の木部(もくぶ)にあり、細胞壁の木化した細長い細胞が接した組織。水分の通路で、体を支持する役割ももつ。1本の管をなさない点で道管と区別される。
 じゅうそしき【柔組織】植物体で、柔細胞からなる組織。茎や根の皮層や髄、葉肉や果肉、地下茎の貯蔵組織など、植物体の最も多くの部分を占める。
 もくぶせんい【木部繊維】植物の木部の構成要素の一。細胞壁が木質化し厚く、細長くて両端のとがった細胞。また、その集まり。多く含まれていると非常に堅い材となる。木質繊維。
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 つるせい【蔓性】茎が蔓となる性質。蔓質(つるだち)。
 かにく【果肉】果実の皮と種子との間にある肉質の部分。
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 にくあつ【肉厚】肉の分厚いさま。厚みがあるさま。
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・葉身・葉柄・托葉

 ようしん【葉身】葉の主要部分。ふつう扁平な形をしているが、鱗片状や針状のものもある。葉片。
 ようへん【葉片】葉身。
 ようへい【葉柄】葉の一部で、葉身を茎や枝につないでいる細い柄の部分。
 たくよう【托葉】葉柄またはその基部につく葉状片。ふつう一対ある。双子葉植物に多くみられ、葉が生長すると落ちるものが多い。
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・単葉・複葉

 たんよう【単葉】葉全体が1枚の葉身からなる葉。普通の葉。桜などの葉。
 ふくよう【複葉】葉身が2枚以上の小葉からなる葉。小葉の配列のしかたにより羽状複葉・掌状複葉・三出複葉などとよぶ。
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複葉
・羽状複葉・掌状複葉・三出複葉

 うじょうふくよう【羽状複葉】植物の葉の形態で、小葉が葉軸の左右に羽状に並んでいるもの。フジなど先端にも小葉のつくものを奇数羽状複葉、ソラマメなどつかないものを偶数羽状複葉という。
 しょうじょうふくよう【掌状複葉】植物の複葉の一。葉柄の先端に数枚の小葉が放射状についたもの。アケビ・ウコギなどの葉。
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 りんぺんよう【鱗片葉】うろこ状に重なる厚い葉。芽を保護する芽鱗(がりん)やタマネギの鱗茎などにみられる。鱗葉。
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・萼 ・花弁 ・雌蕊 ・雄蕊 ・花軸

 がく【萼】花の最も外側の部分。ふつう緑色をし、外面に毛をもつ。つぼみのときは内部を包み保護する。うてな。
 はなびら【花弁】花の、萼(がく)の内側にあって雄しべ・雌しべを保護する小片。ふつう萼より大きくて薄く、葉緑素を含まず、さまざまな色彩をもつものが多い。かべん。
 めしべ【雌蕊】種子植物の花の中心にある雌性の生殖器官。柱頭・花柱・子房の3部からなる。しずい。
 おしべ【雄蕊】種子植物の花の雄性の生殖器官。葯(やく)と花糸からなり、葯の中に花粉を形成する。ゆうずい。
 かじく【花軸】花をつける枝・茎。
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 つぼみ【蕾 莟】花の、まだ咲き開かないもの。
 しょうへん【小片】小さなかけら。切れはし。
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 かたく【花托】花柄(かへい)の先端で、花びら・雄しべ・雌しべ・萼(がく)などがつく部分。花床。
 かしょう【花床】花托(かたく)
 かへい【花柄】花軸から分かれ出て、その先端に花をつける小さな枝。花梗(かこう)。
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雄蕊 おしべ
・花粉 ・葯 ・花糸

 かふん【花粉】種子植物の雄蕊の葯(やく)の中にできる粉状の細胞。雄性の配偶体。雌しべの柱頭につくと花粉管を伸ばす。
 やく【葯】雄蕊の一部で、ふつう花糸の上端にあり、花粉をつくる袋状の器官。
 かし【花糸】雄蕊の、葯(やく)を支える糸状の柄。
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雌蕊 めしべ
・柱頭 ・花柱 ・子房

 ちゅうとう【柱頭】雌蕊の先端部。粘液を分泌して花粉を受ける。
 かちゅう【花柱】雌蕊の、柱頭と子房との間の部分。柱頭についた花粉からこの中に花粉管が伸び、受精する。
 しぼう【子房】被子植物の雌蕊の基部にあり、膨らんで袋のようになっている部分。上は花柱に、下は花托につながる。中に胚珠(はいしゅ)があり、そこで受精が行われ、種子ができると熟して果実になる。花托との位置関係から子房上位・子房中位・子房下位に分けられる。実礎(じっそ)。
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 はいにゅう【胚乳】種子の中にあって胚を包み、胚の生長に必要な養分を蓄えて供給する組織。被子植物では重複受精の結果つくられる内乳をさすが、珠心の発達した外乳も含めていうことがある。豆類など無胚乳種子では早くに退化して、養分は子葉に移される。
 ないにゅう【内乳】種子内で、胚が生長を開始して芽生えるまで、胚の栄養源となるでんぷん・たんぱく質・脂肪などを蓄えている組織。内胚乳。
 しゅしん【珠心】種子植物の胚珠(はいしゅ)の中心にある組織。珠皮に包まれ、内部に胚嚢(はいのう)ができる。
 がいにゅう【外乳】種子の胚乳(はいにゅう)の一種で、珠心の一部が発達して養分の貯蔵組織となったもの。スイレン・アカザ・ナデシコなどにみられる。外胚乳。
 むはいにゅうしゅし【無胚乳種子】種子植物の種子で、胚乳が発生の初期にだけ生じ、成熟時には消滅するもの。養分は代わりに子葉に蓄える。ダイズなどのマメ科植物やクリなどにみられる。
 しよう【子葉】種子が発芽して最初に出る葉。胚(はい)の一部分で、普通の葉と形の異なるものが多く、単子葉植物では1枚、双子葉植物では2枚のものが多い。
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・桑実胚・胞胚・嚢胚・神経胚

 桑実胚(そうじつはい)とは、動物の発生において、ごく初期の胚の名である。胚という名をもらう最初の段階でもある。
 ほうはい【胞胚】動物の発生過程で、卵割が終わってから原腸形成が開始されるまでの時期の胚。割球に囲まれて内部に腔所ができるが、卵黄の多いものでは腔所が狭まり、できないものもある。続いて嚢胚(のうはい)となる。
 のうはい【嚢胚】後生動物の発生で、胞胚(ほうはい)に次ぐ段階の胚。内外2層の胚葉ができ、原腸が形成される。原腸胚。
 しんけいはい【神経胚】脊索動物の発生過程で、神経板が現れてから神経管を形成するまでの胚。
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 ちょうふくじゅせい【重複受精】被子植物に特有の受精方法。胚嚢(はいのう)内で2個の精核が、1個は卵細胞と、他の1個は2個の極核に由来する中心核と合体する現象。受精卵は胚に、受精した中心核は胚乳に発達する。

 はいのう【胚嚢】種子植物の胚珠の中にある雌性配偶体。被子植物では卵細胞・助細胞・反足細胞・極核から、裸子植物では胚乳・造卵器からなる。

 しんぴ【心皮】種子植物で、雌しべを構成する特殊な葉。胚珠(はいしゅ)をつける葉の変形したもの。被子植物では合わさって子房を形成する。

 しゅひ【珠皮】種子植物の胚珠(はいしゅ)の外側にあって珠心を包む組織。1層のものと内外2層からなるものとがあり、胚珠が種子になると種皮になる。
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 げんちょうはい【原腸胚】嚢胚。
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胚葉
・外胚葉 ・内胚葉 ・中胚葉

 はいよう【胚葉】多細胞動物の発生過程で、嚢胚(のうはい)期以降に形成される細胞層。外胚葉・内胚葉・中胚葉に分けられ、それぞれ特定の器官へと分化する。
 がいはいよう【外胚葉】胚葉の一。発生初期の嚢胚(のうはい)期における胚の外表面の細胞層。将来、表皮や中枢神経系・感覚器官などに発達する。
 ないはいよう【内胚葉】多細胞動物における発生の途中でできる胚葉の一。初期の嚢胚(のうはい)期の最も内側の細胞層。のちに、消化管の主要部分やその付属腺、呼吸器などが形成される。
 ちゅうはいよう【中胚葉】多細胞動物の発生初期に外胚葉と内胚葉との間に構成される細胞群。骨格・筋肉・循環器・生殖器などに分化する。
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 らしゅつ【裸出】物におおわれず、むき出しになっていること。露出。
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 ぜんようたい【前葉体】シダ植物の配偶体。胞子の発芽したもので、ふつう緑色の平たい心臓形で大きさは約1センチ、裏面に造精器と造卵器をつける。扁平体。原葉体。
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 らんさいぼう【卵細胞】卵(らん)のこと。1個の細胞からなるのでいう。
 じょさいぼう【助細胞】被子植物の胚嚢(はいのう)の中の、卵細胞の両隣にある小さい細胞。助胎細胞。
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植物
・単子葉 ・双子葉

 たんしようしょくぶつ【単子葉植物】被子植物の一群。子葉は1枚で、主に草本。ふつう茎には維管束が散在し、形成層がなく、茎や根は二次肥大成長を行わない。根は主にひげ根で、葉には平行脈があり、花の各部分は3またはその倍数が多い。イネ・ユリ・ランなど。単子葉類。
 そうしようしょくぶつ【双子葉植物】被子植物の一群。子葉は原則として2枚で、葉に網状脈をもち、茎には形成層がある。花びら・萼(がく)などの数は4か5、またはその倍数が基本。花弁の合着の有無によって、離弁花類と合弁花類とに2分する。双子葉類。
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維管束植物
・羊歯・種子

 いかんそく【維管束】シダ植物と種子植物にあって、篩部(しぶ)と木部からなり、道管・仮道管・篩管などを含む組織の集まり。束状となって根・茎・葉を貫き、水や養分の通路となるほか、体を支持する。管束。
 いかんそくしょくぶつ【維管束植物】維管束をもつ植物。シダ植物と種子植物とが含まれる。
 しだ【羊歯 歯朶】シダ植物の総称。花はなく、胞子によって繁殖するが、特に無性世代の胞子体をさしていう。シノブ・ワラビ・ゼンマイなどがあるが、ウラジロをいうことが多い。
 しだしょくぶつ【羊歯植物】維管束植物の一群。世代交代をし、無性世代(胞子体)は根・茎・葉からなり、葉の裏面に胞子嚢(ほうしのう)をつけ、胞子をつくる。有性世代は散布された胞子が発芽してできた前葉体(配偶体)で、これに生じた卵子と精子が受精すると、また胞子体となる。数センチのものから、数メートルの高さになる木生シダまである。ウラジロ・ワラビ・ヘゴなど約1万種が知られ、化石も多い。
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果実
・真果 ・仮果

 かじつ【果実】種子植物の花の子房が発達・変化したもの。中に種子を含む。狭義には、成熟した子房が主部になる真果(しんか)をさし、花托など子房以外の部分が主部になるものを仮果として区別することもある。果皮の性状から乾果と液果に分け、由来する子房が一つかそれ以上かによって単果と複果とに分けられる。実(み)。
 しんか【真果】種子の形成とともに子房が肥大してできた果実。梅・桃・キュウリ・トマトなど。
 かか【仮果】子房以外の部分が肥大発達し、果実の主要部分となっているもの。花托(かたく)が発達するリンゴ、萼(がく)が発達するザクロなど。偽果(ぎか)。
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 せいじょう【性状】物の性質と状態。また、人の性格と行状。
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・乾果・液果

 かんか【乾果】成熟すると果皮が木質や革質になって硬くなる果実。のちに果皮が裂開する裂開果と、裂開しない閉果とに分けられる。乾燥果。
 かんそうか【乾燥果】乾果。
 えきか【液果】3層からなる果皮のうち、中果皮または内果皮が多肉質で水分が多く、軟らかい果実。ミカン・トマト・ブドウなど。漿果(しょうか)。多肉果。
 たにくか【多肉果】液果。
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 たんか【単果】1個の花に生じた1個の子房からできた果実。大部分の果実はこれに属する。梅・桃・リンゴなど。
 ふくか【複果】複数の子房が集まって成熟し、全体として1個のようになった果実。複合果。多花果(たかか)。集合果。
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果皮
・外果皮・中果皮・内果皮

 かひ【果皮】果実で、ふつう種子を包む部分。外果皮・中果皮・内果皮が区別されるものがある。
 がいかひ【外果皮】種子植物の心皮が発達してできた果皮のうち、いちばん外側の層。桃では毛があり、リンゴでは赤、ミカンでは橙色(だいだいいろ)をしている部分。
 ちゅうかひ【中果皮】果実の外果皮と内果皮との間の部分。ミカンでは果皮の白い部分、梅では食用になる果肉の部分がこれ。
 ないかひ【内果皮】果実の内部の種子を直接包んでいる部分。梅・桃の核、ミカンの袋など。
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果実
・裂開果・閉果

 れっかいか【裂開果】熟すと乾燥して、果皮の一部が裂けて開き、中の種子を放出する果実。裂開の型により袋果・豆果・蒴果(さっか)・蓋果(がいか)などがある。裂果。
 へいか【閉果】果皮が成熟後も裂けず、そのまま散布される果実。翼果・穎果(えいか)・堅果・痩果(そうか)などが含まれる。
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・翼果・穎果・堅果・痩果

 よっか【翼果】閉果(へいか)の一。果皮の一端が伸びてできた膜状の翼があり、風に乗って飛散する。カエデ・ニレなどにみられる。翅果(しか)。
 えいか【穎果】果皮が薄く木質で、種皮と密着している果実。稲・麦などにみられる。
 けんか【堅果】果皮が木質か革質で堅い果実。クリ・カシ・ナラなど。殻斗果(かくとか)。
 そうか【痩果】果皮が堅い膜質で、熟すと乾燥し、一室に1個の種子をもつもの。萼筒(がくとう)または花軸の一部が果実の一部を構成する。タンポポ・菊・キンポウゲなど。
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哺乳類
・有袋・食虫・翼手・霊長・食肉・クジラ・偶蹄(ぐうてい)・奇蹄・長鼻・齧歯(げっし)・ウサギ

 ゆうたいるい【有袋類】有袋目の哺乳類の総称。多くは胎盤がなく、子は発育不完全な状態で生まれ、自力で母親の下腹部にある育児嚢(いくじのう)に入り、乳を飲んで育つ。カンガルー・フクロネコ・コアラ・オポッサムなど約270種が知られ、形態・習性は多様に分化している。オーストラリア区・新熱帯区に分布し、オポッサムは北米にも生息する。
 しょくちゅうるい【食虫類】食虫目の哺乳類の総称。モグラ・トガリネズミ・ハリネズミなどで、虫を主食とする。哺乳類の原始的な形態をとどめている一群で、オーストラリアと南アメリカ中・南部とを除く全世界に分布。
 よくしゅるい【翼手類】翼手目の哺乳類の総称。コウモリ・オオコウモリ類。手の腕および指の骨が著しく長く、飛膜が張って翼となり、飛翔する。胸骨には竜骨突起があり、翼を動かす筋肉が付着。耳は大きく、嗅覚・聴覚は鋭い。夜行性。温・熱帯に約950種が分布。
 れいちょうるい【霊長類】霊長目の哺乳類の総称。サル類で、ヒトも含まれる。手足にふつう5本の指をもち、第1指は他の4本と向かい合って物をつかむことができ、多くは平爪をもつ。足はかかとまで地面につけて歩く。目は両方が並んで前を向き、立体視ができる。樹上生活に適応して進化したとされ、大脳が発達している。11ないし14科約180種に分類される。
 しょくにくるい【食肉類】食肉目の哺乳類の総称。イヌ・ネコ・クマ・パンダ・アライグマ・イタチ・ジャコウネコ・ハイエナの8科約240種がある。犬歯が発達し、あごのかむ力が強く、他の動物を獲物とし、指には鋭い鉤爪(かぎづめ)をもち、聴覚・視覚・嗅覚(きゅうかく)ともにすぐれる。大部分は肉を主食とする。人為的に移入したものを除けばオーストラリア・ニューギニア・ニュージーランド・南極大陸には生息しない。
 くじら【鯨】クジラ目の哺乳類の総称。76種などに分類される。世界の海洋や一部の大河川に分布。一般に体長4メートル以下の小形種をイルカとよぶ。体は魚型で前肢はひれ状、後肢は退化し、尾は水平に広がった尾びれとなっている。肺呼吸する際、吐く息とともに付近の水を吹き上げ、潮吹きとよばれる。歯はなくて鯨ひげをもつヒゲクジラ類(ナガスクジラなど)と、歯をもつハクジラ類(マッコウクジラなど)に大別される。生息数が激減したため国際条約で保護される。いさな。
 ぐうているい【偶蹄類】偶蹄目の哺乳類の総称。第3指と第4指の2本が発達し、第1指は退化して2本または4本のひづめをもつ。草食性で、反芻(はんすう)する牛・羊・シカなどと、反芻しないカバ・イノシシなどとに大別される。10科に分類、約184種が知られる
 きているい【奇蹄類】奇蹄目に属する哺乳類の総称。草食性で、第3指(中指)1本を中心につま先立つ形に進化し、走るのに適した体制をもつ。指の数は後肢で1本または3本、前肢では4本のものもあり、ひづめを備える。化石種が多く、ウマ・サイ・バクの3科18種が現存する。
 ちょうびるい【長鼻類】長鼻目の哺乳類の総称。円筒状の鼻が上唇とともに長く伸び、大きな耳をもち、皮膚は厚く、ほとんど毛はない。雄の上あごの門歯は牙(きば)になる。現生種のアジアゾウ・アフリカゾウのほか、マンモスなどの化石種も含まれる。
 げっしるい【齧歯類】齧歯目の哺乳類の総称。鑿(のみ)形をした一対の門歯は絶えず伸びつづけるので、常に物をかじってすり減らす。犬歯はない。哺乳類では最も種類が多く、リス・ネズミ・ヤマアラシの3亜目に大別され、約1600種が知られる。ニュージーランドと南極大陸を除く世界各地に分布。
 うさぎ【兎】ウサギ目ウサギ科の哺乳類の総称。ノウサギ類と、飼いウサギの原種であるアナウサギ類とに分けられる。体長40~60センチのものが多く、一般に耳が長く、前肢は短く、後肢は長い。上唇は縦に裂け、上あごの門歯は二対ある。飼いウサギの品種は多く、肉は食用、毛皮は襟巻きなどにし、医学実験用・愛玩(あいがん)用ともする。ウサギ目にはナキウサギ科も含まれる。
 たんこうるい【単孔類】単孔目の原始的な哺乳類の総称。肛門・尿管・卵管が、鳥類や爬虫類のように単一の排泄孔(はいせつこう)に開く。卵生で、卵からかえった子は母親の腹部の乳腺から乳を飲んで育つ。歯はなく、口は くちばし となる。オーストラリア区に分布し、カモノハシ・ハリモグラなどが含まれる。
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地質時代
・古生代・中生代・新生代

 ちしつじだい【地質時代】地球に地殻が形成されてからのちの時代。主に海生動物の進化に基づいて先カンブリア時代・古生代・中生代・新生代に大別され、各代は紀・世などに細分される。地質年代。

 こせいだい【古生代】地質時代を三大区分したうちの、最初の時代。5億7500万年前から2億4700万年前まで。古い順に、カンブリア紀・オルドビス紀・シルル紀・デボン紀・石炭紀・二畳紀の六紀に区分される。海生の無脊椎動物が栄え、後半には魚類・両生類も発展した。植物では藻類・シダ類が栄えた。
 ちゅうせいだい【中生代】地質時代を三大区分したうちの2番目の時代。古生代と新生代との間で、2億4700万年前から6500万年前まで。三畳紀・ジュラ紀・白亜紀に区分される。陸上では裸子植物や巨大な爬虫(はちゅう)類が全盛で、鳥類・哺乳類・被子植物が出現し、海中ではアンモナイト・二枚貝などが繁栄。
 しんせいだい【新生代】地質時代の大区分で、最も新しい時代。6500万年前から現在まで。第三紀と第四紀とに2分される。哺乳類の全盛時代で、被子植物も栄える。
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古生代
・カンブリア紀・オルドビス紀・シルル紀・デボン紀・石炭紀・二畳紀

 カンブリアき【カンブリア紀】地質時代の区分の一。古生代を六つに区分した最初の時代。5億7000万年前から5億900万年前まで。大部分の無脊椎動物が出現し、三葉虫が栄えた。英国ウェールズのカンブリア山脈などにみられる。
 オルドビスき【オルドビス紀】 Ordovician Period. 地質時代の区分の一。カンブリア紀に続く、古生代第二紀。5億900万年前から4億4600万年前まで。オウムガイの全盛期で、三葉虫(さんようちゅう)や筆石(ふでいし)が発展し、甲冑魚(かっちゅうぎょ)が出現した。名は、模式地の英国に住んだ古代民族の名に由来。奥陶紀(おうとうき)。
 シルルき【シルル紀】 Silurian period. 地質時代の区分の一。古生代を6分した場合の第3番目の時代で、オルドビス紀に続く時代。4億4600万年前から4億1600万年前まで。海中では筆石(ふでいし)・珊瑚(さんご)・三葉虫が栄え、陸上では下等なシダ類が出現した。ゴトランド紀。シルリア紀。
 デボンき【デボン紀】地質時代の区分の一。古生代の中ごろ、シルル紀のあと、石炭紀の前の時代。4億1600万年前から3億6700万年前まで。魚類やシダ植物が繁栄し、両生類が出現した。
 せきたんき【石炭紀】地質時代の区分の一。古生代の5番目の紀で、デボン紀のあとの時代。3億6700万年前から2億8900万年前まで。ヨーロッパ・ロシア・北アメリカではこの時代の地層に石炭を多量に含む。巨大なシダ植物が大森林を形成し、両生類が栄え、爬虫類・昆虫類が出現。海中では珊瑚(さんご)・紡錘虫などが栄えた。
 にじょうき【二畳紀】地質時代の区分の一。古生代最後の紀で、石炭紀のあとの時代。2億8900万年前から2億4700万年前まで。両生類・紡錘虫が繁栄し、裸子植物が発展しはじめた。南半球には広く氷河が発達した。名は地層が大きく2分されるのでいい、またウラル地方のペルミで模式的な地層がみられるところからペルム紀ともいう。
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古生代
・三畳紀・ジュラ紀・白亜紀

 さんじょうき【三畳紀】地質時代の区分の一。中生代を3分したうちの最初の紀。2億4700万年前から2億1200万年前までの期間。爬虫類(はちゅうるい)・アンモナイト・二枚貝などが急速に栄えはじめ、原始的な哺乳類が出現した。トリアス紀。
 ジュラき【ジュラ紀】地質時代の区分の一。中生代を3分した場合の2番目の時代。2億1200万年前から1億4300万年前まで。アンモナイト・爬虫(はちゅう)類が栄え、大形恐竜・始祖鳥が出現。植物では裸子植物が繁栄。名は、この時代の地層が発達しているジュラ山脈にちなむ。
 はくあき【白亜紀】地質時代の区分の一で、中生代の最後の時代。1億4300万年前から6500万年前までの間。アンモナイト・恐竜などが大繁栄したが、末期に絶滅。被子植物が出現し、また世界的な大海進が起こった。
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新生代
・第三紀・第四紀

 だいさんき【第三紀】地質時代の区分の一。新生代の前半。6500万年前から170万年前まで。暁新世・始新世・漸新世・中新世・鮮新世に細分され、前三者を古第三紀、後二者を新第三紀という。哺乳類や被子植物が繁栄し、アルプス・ヒマラヤなどの大山脈がほぼできあがった。
 だいよんき【第四紀】地質時代の区分の一。新生代の最後の時代で、約170万年前から現在まで。更新世と完新世とに区分される。氷河時代にあたり、人類が発展し、現在の地形が形成された。だいしき。
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 うもう【羽毛】鳥のはね。また、鳥の柔らかな綿毛。
 つばさ【翼】鳥類の空中を飛ぶための器官。前肢が変形したもので、先端から初列風切り羽が10枚ほど、次列風切り羽が6~30枚並び、その上面に雨覆い羽が並ぶ。
 ひしょう【飛翔】空高く飛びめぐること。
 くちばし【嘴 喙】鳥類の口の部分に突出する、上下のあごの骨の表面が角質化したもの。えさをとるほか、水飲み、羽の手入れにも使う。食性により形はさまざま。カモノハシやウミガメにもみられる。
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 かくしつ【角質】動物体を保護する角・毛・羽毛・爪・うろこなどの主な構成成分となるたんぱく質。ケラチン。
 ケラチン【(ドイツ)Keratin】硫黄を含んだたんぱく質。毛髪・つめ・角・羽毛などの主成分。
 かくしつか【角質化】脊椎動物の表皮の細胞にケラチンが沈着して硬くなること。角化。
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両生類
・無尾類・有尾類

 むびるい【無尾類】無尾目の両生類の総称。カエル類。おたまじゃくしには尾があるが、変態後に消失。四肢が生じ、特に後肢が発達して跳躍に適する。昆虫などの小動物を捕食。約2700種が知られ、熱帯地方を中心に分布。
 ゆうびるい【有尾類】有尾目の両生類の総称。原則として四肢があり、尾は変態後も消失せず、一生ある。淡水または湿地で生活し、幼生はえら呼吸、成体はえらまたは肺で呼吸する。耳に鼓室はない。サンショウウオ・オオサンショウウオ・イモリなど。
 むそくるい【無足類】無足目の両生類の総称。外形はミミズに似て多数の体節状の輪がある。アシナシイモリとも。尾がないか、あっても短い。ほとんどは地中にいるが、水生のものもある。中南米とアジア・アフリカの熱帯地方に分布。はだかへび。
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魚類
・円口類・軟骨魚類・硬骨魚類

 えんこうるい【円口類】軟骨魚類・硬骨魚類とともに広義の魚類を構成する一群。現生では最も原始的な魚で、ヤツメウナギ目とヌタウナギ目がある。体はウナギ形で、骨は軟骨。うろこを欠き、粘液に富む。胸びれ・腹びれがなく、背びれ・尾びれ・しりびれはつながる。口は円形の吸盤状で、あごがない。嚢状(のうじょう)のえらが6~15対ある。大部分は淡水産、一部が海産。嚢鰓類(のうさいるい)。
 なんこつぎょるい【軟骨魚類】軟骨魚綱の脊椎動物。円口類・硬骨魚類とともに広義の魚類を構成する一群。骨格が軟骨からなる。海産種が多く、板鰓(ばんさい)類(サメ・エイ類)と全頭類(ギンザメ類)に分けられる。
 こうこつぎょるい【硬骨魚類】魚類のうち、円口類と軟骨魚類を除く一群。魚類の大部分を占める。骨格は主に硬骨からなり、体表はうろこで覆われ、浮き袋をもつ。口は前端に開き、えらあなは一対。卵生が多く、一部が卵胎生。海水・淡水を問わず広く分布。
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 うろこ【鱗】動物の体を覆って保護する硬い薄片。魚類では真皮から形成されたもの、爬虫(はちゅう)類・鳥類や哺乳類の一部では表皮が角質化したもの。こけら。
 ようじ【幼時】おさない時。子供のころ。
 えら【鰓 腮 顋】水中にすむ動物の呼吸器官。魚類のものは、ふつう櫛(くし)の歯のような鰓弁(さいべん)に毛細血管が分布し、これに触れる水から酸素をとり、二酸化炭素を出す。
 へんたい【変態】動物で、幼生から成体になる過程で形態を変えること。おたまじゃくしがカエルに、蛹(さなぎ)がチョウになるなど。
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・淡水魚・海水魚

 たんすいぎょ【淡水魚】淡水にすむ魚類。一生を淡水で過ごすコイ・フナなどと、ある時期海に入るアユ・ウナギ・サケなどとがある。
 かいすいぎょ【海水魚】海水域にすむ魚。海にいる魚。鹹水魚(かんすいぎょ)。
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 たまご【卵】鳥・虫・魚などの雌から産み出される、殻や膜に包まれた球形のもの。孵化すると子になる。
 ふか【孵化】卵がかえること。また、卵をかえすこと。卵内で発生した胚(はい)が、卵膜または卵殻を破って出てくること。
 らんまく【卵膜】動物の卵を包んでいる被膜の総称。鶏では、卵白・卵殻膜・卵殻の3層をなす。
 らんかく【卵殻】動物の卵を包む外側の強固な卵膜。たまごのから。
 らんぱく【卵白】卵の卵黄を取り囲むゾル状のたんぱく質。鳥と爬虫類にみられる。白身。
 らんおう【卵黄】動物の卵の中に貯蔵されている栄養物質。たんぱく質・脂質・糖質・無機塩類・ビタミンなどを含み、胚(はい)の発育中に消費される。量や卵内での位置により、等黄卵・端黄卵・中黄卵などに分けられる。鳥類では球状をなし、黄身(きみ)ともいう。
 きみ【黄身】鳥の卵の中の、卵白に包まれる球形の黄色い部分。胚(はい)発生の際の栄養となる。卵黄。
 しろみ【白身】卵の中身の、黄身を包む透明な部分。卵白。
 とうおうらん【等黄卵】黄卵が少なく、卵内にほぼ均一に分布している卵。卵割が均等に行われる。ウニ・ナメクジウオや哺乳類などの卵。
 たんおうらん【端黄卵】卵黄が一方の極にかたよって分布している卵。魚類・鳥類などにみられる。
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無脊椎動物
・原索・棘皮・触手・節足・環形・軟体・扁形・腔腸・海綿

 げんさくどうぶつ【原索動物】動物界の一門。一時期あるいは終生脊索(せきさく)をもち、脊椎はもたない動物。脊椎動物に近縁とされる。尾索類のホヤ、頭索類のナメクジウオなどに分けられ、すべて海産。
 きょくひどうぶつ【棘皮動物】動物界の一門。体は五方向に放射相称で、石灰質の骨片か殻をもち、骨板上にさまざまの形のとげをもつ。運動器官として管足をもち、体内の水管系につながる。幼生は左右相称。すべて海産。ウニ・ナマコ・ヒトデ・ウミユリ・クモヒトデの5綱に分けられる。
 しょくしゅどうぶつ【触手動物】無脊椎動物の一門。触手が口の周囲を冠状に囲む。消化管はU字形に曲がり、肛門は触手冠の外側に開く。コケムシ類・腕足類・ホウキムシ類の3綱に分けられる。
 せっそくどうぶつ【節足動物】 arthropod. 動物界の一門。体はクチクラの外骨格に覆われ、成長にともなって脱皮をする。体節に分かれ、頭・胸・腹部があり、各節に付属肢が一対ずつつくのが原則。頭にはたいてい触角・目をもつ。全動物の4分の3近くの80万種以上を含み、昆虫・甲殻類・蛛形類・唇脚類・倍脚類・剣尾類などに分けられる。
 かんけいどうぶつ【環形動物】 annelid. 動物界の一門。体形はひも状で多数の環節に分かれる。貧毛類(ミミズ)・多毛類(ゴカイ)・ヒル類などに分けられる。環節動物。環虫。
 こうちょうどうぶつ【腔腸動物】 Coelenterata. 動物界の一門。ほとんどが海産。体は外胚葉(がいはいよう)と内胚葉の2層からなり、体内には大きな腔腸をもつ。口の周囲に触手があり、刺胞(しほう)をもつものが多い。着生生活をするポリプ型と浮遊生活をするクラゲ型とがあり、両型を世代交代するものと、どちらか一型だけのものとがある。ヒドロ虫類・ハチクラゲ類・花虫類に分けられる。刺胞動物。
 なんたいどうぶつ【軟体動物】 mollusc. 動物界の一門。体は軟らかく、頭・足・内臓からなるが、明らかな区別はできない。外套膜(がいとうまく)で覆われ、多くは体表に石灰質の殻を分泌する。ヒザラガイ・巻き貝類・ツノガイ類・二枚貝類・頭足類などに分けられる。
 へんけいどうぶつ【扁形動物】動物界の一門。体は背腹に扁平で楕円形または細長く、左右相称をなし、体節構造はない。体表は繊毛またはクチクラで覆われる。循環器・呼吸器・骨格を欠き、多くは肛門もない。渦虫(うずむし)類・吸虫類・条虫類の3綱に分けられる。
 かいめんどうぶつ【海綿動物】 sponges. 動物界の一門。多細胞動物の中では最も下等な体制で、多くは海産。不規則な塊状・壺状・樹枝状をし、岩・海藻などに固着して生活する。体表にある多数の小孔から水をとり、胃腔の襟細胞(えりさいぼう)で餌を消化吸収し、上部の出水孔から吐き出す。運動神経や感覚器官はない。側生動物。
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原生動物
・鞭毛虫・肉質類・胞子虫・繊毛虫

 べんもうちゅう【鞭毛虫】原生動物の一綱。一亜門とされることもある。単細胞で、1本以上の鞭毛をもつ。色素体をもつ植物性鞭毛虫と、もたない動物性鞭毛虫とに分けられ、植物性のものは植物として分類されることもある。ヤコウチュウ・ミドリムシなど、プランクトンとして広く分布し、寄生する種もある。
 にくしつるい【肉質類】肉質綱に属する原生動物の総称。原形質流動や偽足によって運動する。アメーバ・有孔虫・太陽虫・放散虫や粘菌など。根足虫類。
 ほうしちゅう【胞子虫】胞子虫綱の原生動物の総称。寄生性で、栄養は体表を通して宿主から摂取。分裂による無性生殖のほか、有性生殖も行って新宿主への感染型の胞子を形成する。マラリア病原虫・グレガリナ・ピロプラズマなど。
 せんもうちゅう【繊毛虫】原生動物の一群の総称。体表は繊毛に覆われ、細胞核には大核と小核とがある。ゾウリムシ・ラッパムシ・ツリガネムシなど。滴虫(てきちゅう)類。
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節足動物
・昆虫 ・甲殻類 ・蛛形類・唇脚類・倍脚類・剣尾類

 こんちゅう【昆虫】昆虫綱に分類される節足動物の総称。体は頭・胸・腹の3部分に区別でき、頭部には一対の触角と複眼、ふつう3個の単眼をもつ。口はかむ・なめる・吸うなどの型がある。胸部には三対の脚がある。二対の翅(はね)がある有翅(ゆうし)昆虫、翅のない無翅昆虫に大別される。成虫になるまでに脱皮と変態を行う。チョウ・トンボ・バッタ・アリ・甲虫など、種類は全動物中最も多い。六脚虫。虫。
 こうかくるい【甲殻類】甲殻綱の節足動物の総称。エビ・カニ・ヤドカリ・アミ・ミジンコなど。主に水中にすみ、えらで呼吸。体は頭・胸・腹の3部に分かれ、胸部の付属肢は歩行・捕食または遊泳に、腹部の付属肢は遊泳または哺育(ほいく)に使われる。
 ちゅけいるい【蛛形類】蛛形綱の節足動物の総称。体は頭胸部と腹部とに分かれ、上顎(じょうがく)(鋏角(きょうかく)とも)・触肢(しょくし)各一対と、四対の歩脚をもつ。触角・翅(はね)をもたず、単眼だけで複眼はない。サソリ・クモ・ダニなど。くもがたるい。しゅけいるい。
 しんきゃくるい【唇脚類】唇脚綱の節足動物の総称。ムカデ・ゲジなど。頭には触角・目・毒牙があり、胴は15~170以上の体節からなり、各体節に一対の歩脚をもつ。
 ばいきゃくるい【倍脚類】倍脚綱の節足動物の総称。体は頭部と胴部とに分かれ、胴部のほとんどの体節に二対ずつ脚をもつ。ヤスデ類。
 けんびるい【剣尾類】節足動物の一群。カブトガニの類。
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 かんせつ【環節】ヒル類の体表面を区切る環状の分節。体節とは異なり、内部構造とは関係ない。また、体節をいう場合もある。輪節。
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環形動物
・貧毛類・多毛類・ヒル類

 ひんもうるい【貧毛類】貧毛綱の環形動物の総称。頭部に触手や眼点はなく、胴部には剛毛をもつが多毛類より貧弱。ミミズ類。
 たもうるい【多毛類】多毛綱の環形動物の総称。体は細長く、頭部には触手・眼点があり、胴には剛毛をもった多数のいぼ足がある。多くは海産。天然飼料として重要。ゴカイ・ケヤリムシなど。
 ひる【蛭】ヒル綱の環形動物の総称。池沼・水田・森林や海にすみ、他の動物から吸血したり寄生したりする。体は扁平または円筒形で細長く、環節は34個あり、前後端の腹面に吸盤をもつ。雌雄同体。チスイビル・ウマビル・ヤマビルなど。
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 こうちょう【腔腸】クラゲ・サンゴ・イソギンチャクなどの、口に続く袋状の所。胃腸の働きと循環器の働きをする。
 しょくしゅ【触手】無脊椎動物の口の周囲にある小突起。感覚細胞が多く分布し、触覚や捕食の働きをする。
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 げんさくどうぶつ【原索動物】動物界の一門。一時期あるいは終生脊索(せきさく)をもち、脊椎(せきつい)はもたない動物。脊椎動物に近縁とされる。尾索類のホヤ、頭索類のナメクジウオなどに分けられ、すべて海産。
 びさくるい【尾索類】尾索綱の原索動物の総称。海産で、幼生期あるいは終生、尾部に脊索をもつ。体は表皮から分泌・形成される被嚢(ひのう)で覆われ、群体または単体。着生生活をするホヤ類、浮遊生活をするサルパ類などがある。被嚢類(ひのうるい)。
 とうさくるい【頭索類】頭索綱に分類される原索動物。体は魚形をし、脊索が頭部にまで伸び、その背面を神経が並走する。筋肉は体節制を示す。雌雄異体。暖海に分布。ナメクジウオ類。
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 ウイルス【virus】光学顕微鏡では見ることができず、細菌濾過(ろか)器を通過してしまう病原体。生物と無生物の中間形とされ、大きさは20~300ナノメートル。外殻はたんぱく質からなり、内部に遺伝子のDNAまたはRNAを含む。単独では生命活動を営めず、生きた細胞に寄生して生活・増殖する。濾過性病原体。バイラス。ビールス。
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 せいかつし【生活史】生物個体の発生から死までの全生活過程。
 アメーバ【amoeba】肉質類の原生動物の総称。単細胞で、大きさは0.02~0.5ミリ。増殖は分裂による。たえず形を変えて、仮足とよばれる原形質の突起を伸ばして運動・捕食する。淡水・海水・土壌中に広くすみ、また寄生性で病原性をもつものもある。アミーバ。
 ぞうりむし【草履虫】繊毛虫(せんもうちゅう)類ゾウリムシ科の原生動物。有機物の多い淡水にすむ。体長約0.2ミリ、細長い草履形で、繊毛を動かして移動する。
 ほしょく【捕食】生物が他の生物をとらえて食うこと。
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 かそく【仮足】偽足。
 ぎそく【偽足】アメーバなどの原生動物、また血液中の白血球などにみられる、原形質体から形成される一時的突起。伸縮し、運動や食物摂取の働きをする。虚足。根足。仮足。
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脊椎動物
・哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類

 ほにゅうるい【哺乳類】 the mammals. 哺乳綱の脊椎動物の総称。皮膚に毛を生じ、汗腺(かんせん)・乳腺などがあり、子を乳で育てる。肺呼吸をし、鳥類とともに恒温動物で、心臓は完全に二心房二心室の四つに区画される。大脳半球が大きく発達。単孔類以外は胎生。中生代三畳紀の後期に爬虫類から分かれ、新生代に急速に繁栄。現生種は有袋・食虫・翼手・霊長・食肉・クジラ・偶蹄(ぐうてい)・奇蹄・長鼻・齧歯(げっし)・ウサギなど19目約4300種に分類。
 ちょうるい【鳥類】鳥綱の脊椎動物の総称。体は羽毛で覆われ、前肢が翼となって飛翔(ひしょう)に適し、くちばしをもつ、卵生の恒温動物。世界中に約8600種が分布。とり。
 はちゅうるい【爬虫類】 reptiles. 爬虫綱に分類される脊椎動物の総称。カメ・トカゲ・ヘビ・ワニなど。変温動物で、体は表皮の角質化した うろこ で 覆われ、四肢は短小または退化して消失。大部分が陸生で、肺呼吸を行う。卵生、一部は卵胎生。古生代二畳紀に両生類から進化し、中生代に繁栄して恐竜など大形種も生じていた。
 りょうせいるい【両生類】 amphibious. 両生綱の脊椎動物の総称。魚類と爬虫類との間に位置し、幼時は水中でえら呼吸をし、変態後は肺呼吸をする。心臓は二心房一心室。体表にうろこ・毛・羽がなく、変温動物で、卵生または卵胎生。海および極地を除き世界に広く分布し、無尾類のカエル、有尾類のイモリ・サンショウウオ、無足類のアシナシイモリなどのほか、イクチオステガなどの化石種がある。
 ぎょるい【魚類】 fish. 脊椎動物の一群。円口類・軟骨魚類・硬骨魚類に大別される。水中で生活し、えらで水中の溶存酸素を取り入れて呼吸する。体には背びれ・しりびれ・尾びれや、対をなす胸びれ・腹びれなどを備え、多くは体表に鱗(うろこ)がある。繁殖方法は卵生が主で、卵胎生もある。うお。さかな。
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 ひれ【鰭】 fin. 魚類や水生哺乳類の遊泳のための器官。魚類では体の正中線上にあって対をなさない背びれ・しりびれ・尾びれと、体側にあって対をなす胸びれ・腹びれがある。
 せびれ【背鰭】魚類の背の中央に沿って縦にあるひれ。
 しりびれ【臀鰭】魚類の肛門(こうもん)の後方にあるひれ。
 おびれ【尾鰭】魚類の体の後端にあるひれ。
 むなびれ【胸鰭】魚類の胸にある一対のひれ。
 はらびれ【腹鰭】魚類の腹部にある左右一対のひれ。
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・胎生・卵生・卵胎生

 たいせい【胎生】受精した卵子が胎盤によって直接母体につながり、栄養を受けて発育し、親とほぼ同じ姿になって生まれること。単孔類を除く哺乳類にみられる発生方法。
 らんせい【卵生】卵が母体外に産み出されて発育すること。養分は卵中にある卵黄からとる。哺乳類以外の大部分の動物および単孔類にみられる。
 らんたいせい【卵胎生】受精卵が母体内にとどまって発育し、孵化(ふか)し幼体となってから母体外へ出ること。母体とはつながっておらず、養分を主に卵黄からとるものをいう。マムシ・タニシ・ウミタナゴ・サメ・エイ・グッピーなどにみられる。
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 たいばん【胎盤】子宮内にあって、胎児と臍帯(さいたい)によってつながり、母体との物質交換を仲介する海綿状・盤状の器官。胎児の娩出(べんしゅつ)のあと脱落する。
 じゅせいらん【受精卵】受精を終えた卵。ふつう、個体発生を開始する。
 しきゅう【子宮】単孔類を除く哺乳類の雌の生殖器官の一部。輸卵管の一部が変化した筋肉性の器官で、受精卵が着床し発育する。
 たいじ【胎児】哺乳類の母胎内にあってまだ出生しない子。人間では妊娠第8週以後の人間としての形が明らかになったものをいう。
 さいたい【臍帯】胎児と胎盤とをつなぐ、ひも状の器官。中に2本の動脈と1本の静脈があり、母体から養分や酸素を胎児に送り、胎児から母体に老廃物や二酸化炭素を送り出す。へそのお。せいたい。
 べんしゅつ【娩出】胎児を産み出すこと。
 ゆらんかん【輸卵管】卵管。
 らんかん【卵管】雌性生殖器の一部。卵巣から排出された卵を子宮あるいは体外に向かって運ぶ管。人間ではここで受精が行われ、卵割を終えて子宮壁に着床(ちゃくしょう)する。輸卵管。喇叭(らっぱ)管。
 じゅせい【受精】雌性生殖細胞の卵に雄性生殖細胞の精子が融合し、両者のもつ核が合体すること。

Monday, July 16, 2012


Segunda, 16 de julho de 2012

Hoje acordei cedo e saí para ir ao serviço, quando reparei o pouco tráfego nas ruas. Não apenas isso, as ruas pareciam vazias...
Comecei a desconfiar que hoje seria feriado... Esperei para ver algum ônibus passar. Em caso de feriado haveria uma bandeirinha pendurada no lado do ônibus.  E como eu suspeitei, realmente havia a bandeirinha. Fui até o guarda que estava parado na esquina e perguntei se hoje era feriado.
海の日. Dia do mar.
Agradável surpresa. Voltar para casa, aproveitar mais um dia de folga. Ou desagradável surpresa. Se eu soubesse que seriam 3 dias de folga talvez eu tivesse planejado algo melhor para fazer. Talvez até mesmo viajar. Agora é tarde demais. Apenas um dia de folga.

O que fazer hoje? Como sempre não tenho nada planejado.
Acordei cedo, melhor sair e passear um pouco embora não saiba para onde ir. Estava pensando em ir para Odaiba.  Provavelmente vai estar cheio de gente.

Ontem eu fui para Enoshima. E estava cheio de gente. Filmei alguns vídeos. Estava editando ontem à noite. Mas ainda não coloquei a narração. Não sei se vou colocar, acho que estou com preguiça. Talvez eu dê o upload ( como se fala upload em português??) sem narração mesmo.

Ontem eu fiquei um bom tempo pensando em abrir minha própria empresa. Eu estava pensando em abrir um website onde as pessoas possam fazer testes e receber certificados.
A idéia é muito simples e inclusive há website que oferecem serviço semelhante.
Mas a minha idéia é oferecer o serviço de graça, e ganhar dinheiro através de anúncios, da mesma forma como YouTube.

Eu preciso voltar a escrever cartas.
Não cartas de papel, pode ser emails, mas eu digo mensagens longas para meus amigos.
Eu acabo ficando com preguiça  de escrever, embora eu tente escrever no meu blog.

Sunday, April 1, 2012


Vamos escrever alguma coisa.
O que eu fiz hoje?

Hoje fui no barbeiro, cortei o cabelo. Ainda está muito frio para cortar cabelo curto. Estou tentando deixar meu cabelo o mais comprido possível.

Eu acabo indo sempre no mesmo barbeiro. Pelo menos é barato. 1.600 yens.

Depois disso fiquei passeando ao longo do rio Tsurumi. Fui andando até o Lala Port. Tirei algumas fotos. Mas o lugar não era muito bonito. Embora eu goste de rios, em geral o lugar é vasto ,com bastante espaço. Mas em geral não é urbanizado. Por algum motivo o governo japonês não parece ter muito interesse em urbanizar regiões ao longo dos rios.

O que fazer?
Eu preciso investir. Finalmente tenho algum dinheiro para investir. Só preciso vencer a preguiça, e procurar bons investimentos. Eu acabo ficando com preguiça, não sei porque.
Eu volto para casa, ligo o computador, e em véz de verificar meus investimentos, eu fico vendo besteiras no YouTube, ou Facebook.

Até hoje ainda não entendo Facebook. A idéia de Facebook é permitir microblogging.
Você abre seu próprio website, mas precisa colocar conteúdo constantemente. Escrever blogs é difícil.A maioria das pessoas acaba ficando com preguiça. Então microblogging se torna uma possível solução. Para quem tem preguiça de escrever textos um pouco mais longos.

Mas para mim, microblogging é curto demais. E a aflição de ficar esperando por comentários.

E microblogging... Eu nunca sei exatamente o que escrever.
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Como resolver o paradoxo da viagem do tempo? É possível viajar para o passado e impedir o próprio nascimento? Como você pode existir se você nunca nasceu?

Vamos supor que a viagem no tempo é possível.
Vamos supor que é possível mudar o passado.

Você tem uma máquina do tempo. Você viaja para o passado e volta UM MINUTO antes. Você sai da máquina do tempo e se depara com você mesmo prestes a ENTRAR na máquina do tempo. O que está acontencendo?

Existem 2 vocês. Você do passado e você do futuro. O você do passado planeja uma viagem para o passado. Mas ao tentar entrar na máquina do tempo você vê uma outra pessoa igualzinha a você SAINDO da máquina.
Do seu ponto de vista a viagem ainda não aconteceu. Mas como a viagem é para o passado, e o passado já aconteceu, isso significa que a viagem JÁ aconteceu.

O FUTURO SE TORNA PASSADO.

Aquilo que para você ainda é futuro na verdade já é passado.
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Paradoxo:
Uma frase como "eu estou mentindo" é um paradoxo porque não é possível saber se a afirmação é verdadeira ou falsa.
Qual é o contrário da frase "eu estou mentindo"??? "Eu estou falando a verdade"???
Se uma frase é um paradoxo, o contrário da frase também deveria ser um paradoxo??
"eu estou falando a verdade" é um paradoxo ou não?? Essa frase é verdadeira ou falsa?
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Paradoxo:
Uma pessoa que sempre fala a verdade nunca vai falar: "eu estou mentindo".
Uma pessoa que sempre mente nunca vai falar: ""eu estou mentindo".
Ambos vão falar exatamente a mesma coisa: "eu estou falando a verdade".
Como explicar que a pessoa que sempre mente e a pessoa que sempre fala a verdade falam exatamente a mesma coisa????
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Reasoning

There are 2 kinds of reasoning. Induction and deduction. Why only 2 kinds? Are there other kinds of reasoning?

Induction is more basic and less rigorous.
Induction is generalization from the particular to the general.
You observe a common characteristic on the sample and make the assumption that the entire population has that characteristic.
But the assumption may or many not be true, there is nothing actually that ensures the assumption. Even if the premises are true, the conclusion is not necessarily true.

For example let's suppose that we observe that person A is mortal, and also person B is also mortal. Then we generalize, and put forward the assumption that every human is mortal.

If person A is mortal
And person B is also mortal
Then perhaps every human being is mortal

What about deduction?
Deduction is rigorous. If the premises are true the conclusion must necessarily be true.

premise 1: every human being is mortal
premise 2: Socrates is human
conclusion: Socrates is mortal

The problem with deduction is that there is no way to prove the premises. The premises used in deduction can only be provided by induction.
Even though induction is not rigorous, it is not possible to use only deduction to prove the premises.
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Saturday, March 31, 2012

Análise de investimentos

DWS グローバル公益債券ファンド
(Aコース/為替ヘッジあり)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=34311094&ct=z&t=1y&q=l&l=off&z=n&p=m25&a=
http://www.boy.co.jp/kojin/tameru/toushin/lineup/d-34311094.html
https://www.damj.co.jp/Products/Fund/3807/Overview

preço: 10,658
data: 2014-05-13

Razões para comprar:
- Historicamente está barato.
- Nos últimos 6 meses o preço tem subido.
- A curto prazo o preço provavelmente vai continuar subindo.
- Paga 分配金 todo mês.
- Investe em serviços básico, que geralmente são estáveis. (電力・ガス・水道)

Razões para não comprar:
- À médio prazo preço provavelmente vai cair.
- Mesmo que o preço suba, não vai subir muito.

Accounting





http://www.accountingcoach.com/

financial statements:
- balance sheet
- Income Statement 

balance sheet
assetliabilities
owner's equity
income statement
expensesrevenue
balance sheet:
- assets
- liabilities
- owner's equity

Income Statement: 
- expenses
- revenue

Definition of owner's equity:
owner's equity = assets - liabilities

Net income = revenue - expenses
profit: positive net income
loss: negative net income

assets = liabilities + owner's equity + (revenue - expenses)
assets = liabilities + owner's equity + net income
New owner's equity = owner's equity + net income

book value
market value

revenues are earned
expenses are incurred

revenues: increase owner's equity
expenses: decrease owner's equity

when to record revenues and expenses:
- accrual method:  revenues and expenses are recorded according to when they are earned and incurred, not necessarily when the cash is received or paid.
- cash basis : meaning that neither revenue nor expenses are recognized until the cash associated with them actually is received.

GAAP: Generally Accepted Accounting Principles 

Solvency: ability of the business to pay its bills and service its debt.

for asset: debit = increase, credit = decrease
for liability: debit = decrease, credit = increase

transaction
debit
credit
account

Two or more accounts always are affected by each transaction, and one of those entries must be a debit and the other must be a credit of equal amount.

invoice: an itemized bill for goods sold or services provided, containing individual prices, the total charge, and the terms.
overdraft: an act or instance of overdrawing  a checking account.
overdraw: to draw  upon (an account, allowance, etc.) in excess of the balance standing to one's credit or at one's disposal.
bill: a statement of money owed for goods or services supplied.

depreciation: the reduction in value of a fixed asset due to use, obsolescence, etc

receivable: an asset indicating the right to receive money/product/service
payable: a liability indicating the obligation to provide money/product/service


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 ちょうぼ【帳簿】金銭・物品の出納など、事務上の必要事項を記入するための帳面。
 すいとう【出納】金銭や物品を出し入れすること。支出と収納。
 ざんだか【残高】収支または貸借の差し引き計算をして残った金額。残金。
 くりこし【繰越】会計勘定を次期の会計に組み入れること。
 ふりこむ【振り込む】振替口座や預金口座などに金銭を払い込む。
 ざいせい【財政】個人・家庭・団体などの経済状態。かねまわり。
 けいり【経理】会計・給与に関する事務。また、それを処理すること。
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簿記
・単式 ・複式

 ぼき【簿記】会社・官庁・組合など経済主体の活動を一定の方法で帳簿に記録・計算し、一定の時点で総括して損益の発生や財産の増減を明らかにする技法。記帳方法によって単式簿記と複式簿記に分けられる。
 たんしきぼき【単式簿記】取引の貸借記入をせず、現金の収支、商品の増減などだけを記入する簿記。大福帳・家計簿など。
 ふくしきぼき【複式簿記】すべての取引を、ある勘定の借方と他の勘定の貸方に同じ金額を記入し、貸借平均の原理に基づいて組織的に記録・計算・整理する薄記。
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 かいけい【会計】金銭の収支や物品・不動産の増減など財産の変動、または損益の発生を貨幣単位によって記録・計算・整理し、管理および報告する行為。また、これに関する制度。
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財務諸表
・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書

 けっさん【決算】企業会計で、一会計期間の経営成績と期末の財政状態とを明らかにするために行う手続き。
 ざいむしょひょう【財務諸表】企業が株主・債権者・税務当局など利害関係者に対し、一定期間における経営成績および一定時点における財政状態などを報告するために作成する計算書類。貸借対照表(B/S)・損益計算書(P/L)・キャッシュフロー計算書(C/S)・利益金処分計算書・附属明細表などからなる。
 たいしゃくたいしょうひょう【貸借対照表】損益計算書・キャッシュフロー計算書とともに財務諸表の中心をなすもので、一定時点における企業の財政状態を明らかにするために作成される計算書。すべての資産・負債・資本の有り高を記載し、一覧できるように表示したもの。バランスシート。B/S。
 そんえきけいさんしょ【損益計算書】貸借対照表とともに財務諸表の中心をなすもので、一会計期間における企業の経営成績を明らかにするために作成される計算書。当該期間に属するすべての収益とこれに対応するすべての費用を記載し、それらの差額として当期純損益を表示する。P/L。
 キャッシュフロー計算書:貸借対照表・損益計算書とともに財務諸表の中心をなすもので、企業の一定期間の現金収支(キャッシュフロー)を記した計算書。内容は、営業活動による現金収支、企業買収など投資活動による現金収支、借り入れや返済など財務活動による現金収支の3種。C/S。C/F。
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利益 = 収益 - 費用

 しゅうえき【収益】事業などによって利益を得ること。また、その利益。
 ひよう【費用】企業が収益を挙げるために費やした経済価値。
 りえき【利益】事業などをして得るもうけ。利潤。
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資本 = 資産 - 負債
利益 = 期末資本 - 期首資本

 しさん【資産】 企業会計で、貸借対照表上の流動資産・固定資産・繰延資産をいう。
 ふさい【負債】 企業会計で、支払手形・買掛金・借入金のような法律上の債務と、期間損益計算上の費用配分の要請から計上される賞与引当金・退職給与引当金のような負債性引当金などを合計したもので、企業の総資本から自己資本を除いた部分。
 しほん【資本】簿記で、企業の資産総額から負債総額を差し引いた純資産。自己資本。
---------
・借方・貸方

 かりかた【借方】複式簿記で、勘定口座の左側。また、勘定様式による貸借対照表・損益計算書の左側をいうこともある。資産の増加、負債・資本の減少、費用の発生を記入する。
 かしかた【貸方】複式簿記で、勘定口座の右側。また、勘定様式による貸借対照表・損益計算書の右側をいうこともある。資産の減少、負債・資本の増加、収益の発生を記入する。
----------------
 かんじょう【勘定】簿記で、資産・負債・資本の増減、収益・費用の発生を記録・計算するために設ける形式。
 かんじょうかもく【勘定科目】簿記で、計算や整理の便宜上、諸種に類別した勘定の名称。
 しわけ【仕訳】簿記で、取引の勘定科目と金額を決定し、借方要素と貸方要素とに分析すること。
 ふりかえる【振り替える】 簿記で、ある勘定科目の記載を他の勘定科目に移しかえる。
 もとちょう【元帳】簿記で、すべての勘定口座を設け、取引を仕訳帳から転記して各勘定別に記録・計算する帳簿。総勘定元帳。
-------------
 ゆうかしょうけん【有価証券】財産権を表示する証券で、権利の移転・行使が証券でなされることを要するもの。手形・小切手・株券・債券・貨物引換証・船荷証券・倉庫証券・商品券など。
 てがた【手形】一定の金額の支払いを目的とする有価証券。為替手形・約束手形の総称。広義には、小切手を含む場合もある。
 こぎって【小切手】銀行に当座預金をしている者が、支払人である銀行にあてて、一定の金額の支払いを委託する一覧払いの有価証券。現金に代わる支払い手段として利用される。
 ふりだす【振り出す】手形・小切手などを発行する。
 とうざよきん【当座預金】銀行に当座勘定口座を設けている取引先が、小切手・手形の支払資金として預け入れた預金。無利息で、預金者は小切手・手形により、自由に払い戻しを請求できる。
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資産
・流動 ・固定 ・繰延

 りゅうどうしさん【流動資産】企業の所有する資産のうち、現金・預金のほかに、貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に現金化または費用化するか、あるいは正常な営業循環過程にある資産。受取手形・売掛金・有価証券・棚卸資産・前払費用など。
 こていしさん【固定資産】企業の所有する資産のうち、長期間にわたって使用または利用される資産。建物・機械・土地などの有形固定資産、営業権・特許権・商標権などの無形固定資産、投資有価証券・出資金・長期貸付金などの投資その他の資産の三つに区分される。
 くりのべしさん【繰延資産】すでに支出された費用ではあるが、その効果が将来に及ぶとされるため、全額を当期の費用とせずに次期以降にも配分する会計処理方法として、経過的に計上される資産。創立費・開業費・開発費・社債発行費・株式交付費などがある。
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 たいようねんすう【耐用年数】建物・機械など固定資産の税務上の減価償却を行うにあたって、減価償却費の計算の基礎となる年数。財務省令に定められている。
 げんかしょうきゃく【減価償却】使用または時の経過などによって生じる有形固定資産の価値の減少分を見積もり耐用年数に割り当て、費用として配分する会計上の手続き。
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 くりのべる【繰り延べる】日時や期限を先へ延ばす。延期する。
 前受収益(まえうけしゅうえき):
 けいじょう【計上】費用などを全体の計算の中に組み入れること。
 だいきん【代金】品物の買い手が売り手に支払う金。代価。
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 うりあげだか【売上高】商品・製品などを販売することによって得た金額。売り上げ。
 うりあげげんか【売上原価】商品の売上高に対応する仕入原価、または製品の製造原価。
 げんか【原価】商品の製造・販売などに要した財貨・用役の消費を、単位当たりに計算した価。コスト。
 しいれ【仕入れ】商品や原料を買い入れること。
 えいぎょうりえき【営業利益】企業の主たる営業活動から発生する利益。売上高から売上原価を控除して売上総利益を算出し、その金額から販売費および一般管理費の合計額を控除して求める。営業黒字。
 けいじょうりえき【経常利益】企業の通常の経営活動により、毎期経常的・反復的に生じる利益。損益計算書では、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いて表示する。けいつね。
------------
売上総利益 = 売上高 - 売上原価
営業利益 = 売上総利益 - (販売費+管理費)
経常利益 = 営業利益 + (営業外収益 - 営業外費用)
税引前利益 = 経常利益 + (特別収益 - 特別費用)
利益 = 税引前利益 - 税金
-----------
・黒字・赤字

 くろじ【黒字】収支決算の結果、余剰が生じること。また、その余剰金。黒。
 あかじ【赤字】支出が収入より多いこと。欠損。赤。
--------
・支出・収入

 しゅうし【収支】収入と支出。
 ししゅつ【支出】ある目的のために自分の所有する金銭や物品を支払うこと。また、その金品。
 しゅうにゅう【収入】金銭や物品を他から収め入れて自分の所有とすること。また、その金品。
-----------
・売掛 ・買掛

 うりかけ【売掛】代金はあとで受け取る約束で、商品を売ること。また、その代金。かけうり。
 かいかけ【買掛】代金あと払いで商品を買うこと。買い掛かり。掛け買い。
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・未収・未払

 みしゅう【未収】金などをまだ徴収・収納していないこと。未収納。
 みはらい【未払い】みばらい。まだ支払っていないこと。
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 かしだおれ【貸倒】貸付金や売掛金などが、回収できず損失になること。また、その金額。
 かしつけきん【貸付金】貸し付けた金銭。貸し金。
 かしつける【貸し付ける】資金や物品・権利を貸す。貸し付けをする。
------------
・入金・出金

 にゅうきん【入金】金銭を受け取ること。収入金があること
 しゅっきん【出金】金銭を出すこと。また、その金銭。出銀。
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 げんきん【現金】簿記上、通貨およびいつでも通貨に換えられる小切手・送金為替手形など。
 つうか【通貨】流通手段・支払い手段として機能している貨幣。銀行券・補助貨幣などの現金通貨のほかに、預金通貨も含まれる。
 きんせん【金銭】貨幣の総称。かね。ぜに。
 かへい【貨幣】商品の価値尺度や交換手段として社会に流通し、またそれ自体が富として価値蓄蔵を図られるもの。鋳貨・紙幣のほかに、当座預金などの信用貨幣を含めていう場合が多い。
 しへい【紙幣】素材が紙片である貨幣。一般に政府紙幣や銀行券をいうが、狭義には政府紙幣をさす。さつ。
 さつ【札】紙幣。
 こぜに【小銭】細かいお金。少額の金銭。
 ちゅうか【鋳貨】貨幣を鋳造すること。また、鋳造された貨幣。
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・債権・債務

 さいけん【債権】財産権の一。特定人(債権者)が他の特定人(債務者)に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利。金銭を貸した者が借り手に対して、その返還を請求する権利など
 さいむ【債務】特定人(債務者)が他の特定人(債権者)に対して、一定の行為(給付)をすることを内容とする義務。金銭を借りた者が貸し手に対して、その返還をしなければならない義務など。
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 しきん【資金】事業の元手や経営のために使用される金銭。もとで。
 しゅっし【出資】資金を出すこと。特に、事業を営むための資金として、金銭その他の財産または労務・信用を会社または組合に出すこと。
 ゆうし【融資】資金を融通すること。
 ゆうずう【融通】必要な物や金を都合すること。やりくり。ゆずう。
 やりくり【遣り繰り】不十分なものをあれこれ工夫して都合をつけること。
-------------
 かりいれきん【借入金】資金が不足した時に、他から借り入れる金。特に、企業や政府などが、金融機関や他の企業に借用証書・約束手形などを差し入れて借りる金。
 しゃくようしょうしょ【借用証書】金銭・物品などの借用を証明する証書。借用証。
---------
手形
・約束  ・為替

 やくそくてがた【約束手形】振出人が、受取人またはその指図人もしくは手形所持人に対し、一定の期日に一定の金額を支払うことを約束する手形。約手(やくて)。
 かわせてがた【為替手形】手形の振出人(発行者)が、第三者(支払人)に委託し、受取人またはその指図人に対して一定の金額を支払ってもらう形式の手形。
 ひきうけ【引受】為替手形の支払人が、手形に署名して手形金額の支払い義務を負うこと。
--------------
手形
・受取 ・支払

 うけとりてがた【受取手形】通常の取引によって受け取った手形。BR。B/R。
 しはらいてがた【支払手形】簿記で、通常の営業取引により、約束手形を振り出したり、為替手形の引き受けをしたりしたときに発生する手形債務。BP。B/P。
---------------
 ひきあてきん【引当金】企業会計で、将来の特定の費用または損失の発生を合理的に見積もることができる場合に、当期の費用または損失として計上する貸方項目の金額。賞与引当金・退職給与引当金・修繕引当金など。
-------------
資産
・有形・無形

ゆうけいしさん【有形資産】 tangible assets
むけいしさん【無形資産】
-------------
借入金:金銭借入の払う義務
買掛金: 商品仕入を払う義務
未払金: 備品購入等を払う義務
--------
収益
・営業・営業外・特別
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費用
・売上原価
・販売費、管理費
・営業外
・特別
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Friday, March 30, 2012

investing

 securities: stocks and bonds.
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 Issue: a set of securities that a company or government offers for sale. That is, when a company sells stocks or bonds to the public (or offers them for private placement) the collection of stocks or bonds is said to be an issue. If the company or government is selling a set for the first time, it is said to be making a new issue. Typically, issues of securities may be bought and sold on the open market.
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Liquidation
When a business or firm is terminated or bankrupt, its assets are sold and the proceeds pay creditors and shareholders.

Priority
・creditor (bondholders)
・preferred shareholders
・common shareholders
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 bond: a certificate of ownership of a specified portion of a debt due to be paid by a government or corporation to an individual holder and usually bearing a fixed rate of interest.

 High-grade bond: a bond with Triple-A or Double-A rating in Standard & Poor's, or Moody's rating system.

 principal: The face amount of a bond. Once a bond has been issued, it may sell at more or less than its principal amount, depending upon changes in interest rates and the riskiness of the security. At maturity, however, the bond will be redeemed for its principal amount. Also called principal amount. Funds put up by an investor.

 Maturity: the time when the issuer of a bond or other debt security must repay the principal or when a borrower must repay a loan in full.

 redemption /rɪ'dɛmpʃən/ paying off, as of a mortgage, bond, or note.

 interest /'ɪntərɪst/: a sum paid or charged for the use of money or for borrowing money.

 Interest Rate: The percentage of the value of a balance or debt that one pays or is paid each time period. For example, if one holds a bond with a face value of $1,000 and a 3% interest rate payable each quarter, one receives $30 each quarter. The percentage of the interest rate remains constant (usually), but the amount one pays or is paid changes according to the amount of the balance or debt. For example, if one pays off part of the principal on a loan each month, the amount one pays in interest decreases even though the rate remains the same.

 coupon rate: the interest rate fixed on a coupon bond or other debt instrument.

 face value: the value printed on the face of a stock, bond, or other financial instrument or document.

 Face value:  or par value, is the dollar value of a bond or note.That is the amount the issuer has borrowed, usually the amount you pay to buy the bond at the time it is issued, and the amount you are repaid at maturity, provided the issuer doesn't default. However, bonds may trade at a discount, which is less than face value, or at a premium, which is more than face value, in the secondary market. That's the bond's market value, and it changes regularly, based on supply and demand.

 default /dɪ'fɔlt/  failure to meet financial obligations.

 callable bond (also called redeemable bond): the bond issuer  can redeem it before maturity. The issuer has the right, but not the obligation, to buy back the bonds from the bondholders.

Bond
  short-term: less than one year to maturity
  medium-term: 2-10 years to maturity
  long term: more than 15 years to maturity
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option
・call ・put

 call option:  the buyer of the call option has the right to buy from the seller at a certain time (the expiration date) for a certain price (the strike price).
 put option: the buyer of the put option has the right to sell at the strike price by the future date.
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 Appreciation: an increase in value of a property or other asset. 
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 Yield. Yield is the rate of return on an investment expressed as a percent. Yield is usually calculated by dividing the amount you receive annually in dividends or interest by the amount you spent to buy the investment.
In the case of stocks, yield is the dividend you receive per share divided by the stock's price per share. With bonds, it is the interest divided by the price you paid. Current yield, in contrast, is the interest or dividends divided by the current market price. In the case of bonds, the yield on your investment and the interest rate your investment pays are sometimes, but by no means always, the same. If the price you pay for a bond is higher or lower than par, the yield will be different from the interest rate. For example, if you pay $950 for a bond with a par value of $1,000 that pays 6% interest, or $60 a year, your yield is 6.3% ($60 ÷ $950 = 0.0631). But if you paid $1,100 for the same bond, your yield would be only 5.5% ($60 ÷ $1,100 = 0.0545).
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 Bootstrap: To start a company with personal finances rather than through loans or venture capital.
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 Venture Capital: The provision of funding for a start-up.
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 Portfolio: the set of open positions held by an investor.
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 Dollar-cost averaging: to invest the same quantity in the same issue each month.
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 Market Value: a subjective estimate of what a willing buyer would pay a willing seller for a given asset, assuming both have a reasonable knowledge of the asset's worth.
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・book value
・market value

 book value: 1.the value of a business, property, etc., as stated in a book of accounts. 2.total assets minus all liabilities; net worth.
 market value: 1.the value of a business, property, etc., in terms of what it can be sold for on the open market; current value . 2.market price.
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・book value
・assets
・liabilities

 book value (Net Asset Value): underlying value of the company, value of the company's assets minus the value of its liabilities.
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Asset
・tangible ・intangible

 Tangible asset: have a physical form;include both fixed assets, such as machinery, buildings and land, and current assets, such as inventory.
 Intangible asset: nonphysical assets, such as patents, trademarks, copyrights, goodwill and brand recognition.
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investment
speculation
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market price
underlying value
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 emolument /ɪ'mɒlyəmənt/ profit, salary, or fees from office or employment; compensation for services.
 fee/fi/ A charge or payment for professional services.A sum paid or charged for a privilege.A charge allowed by law for the service of a public officer.
 commission:  a sum or percentage allowed to agents, sales representatives, etc., for their services.
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Margin buying is buying securities with cash borrowed from a broker, using other securities as collateral.
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capital/'kæpɪtl/
4.the wealth, whether in money or property, owned or employed in business by an individual, firm, corporation, etc.
5.an accumulated stock of such wealth.
6.any form of wealth employed or capable of being employed in the production of more wealth.
7.Accounting  a.assets remaining after deduction of liabilities; the net worth of a business. b.the ownership interest in a business.
any source of profit, advantage, power, etc.; asset.
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fund /fʌnd/
1.a supply of money or pecuniary resources, as for some purpose: a fund for his education; a retirement fund.
2.supply; stock: a fund of knowledge; a fund of jewels.
3.funds, money immediately available; pecuniary resources.
4.an organization created to administer or manage a fund, as of money invested or contributed for some special purpose.
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account/ə'kaʊnt/
7.an amount of money deposited with a bank, as in a checking or savings account.
8.Also called charge account. an accommodation or service extended by a business to a customer or client permitting the charging of goods or services, the returning for credit of unsatisfactory merchandise, etc.
9.a statement of financial transactions.
10.Bookkeeping .
a.a formal record of the debits and credits relating to the person, business, etc., named at the head of the ledger account.
b.a balance of a specified period's receipts and expenditures.
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Net Current Asset: a company's current assets minus the total (or current?) liabilities

working capital 
1. the amount of capital needed to carry on a business.
2. current assets minus current liabilities.
3. liquid capital assets as distinguished from fixed capital assets.
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asset
・fixed  ・liquid

 fixed asset: any long-term asset, as a building, tract of land, or patent.
 liquid asset: an asset in the form of money, or one that can be converted quickly into money.
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proceeds
a. something that results or accrues.
b. the total amount derived from a sale or other transaction.
c. the profits or returns from a sale, investment, etc.
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defer /dɪ'fɜr/: to put off (action, consideration, etc.) to a future time.
put off: to postpone or delay.
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obligation /ɒblɪ'geɪʃən/ any bond, note, bill, certificate, or the like, as of a government or a corporation, serving as evidence of indebtedness.
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debenture /dɪ'bɛntʃər/certificate of indebtedness.
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market capitalization = total stock value
Market capitalization (often simply market cap) is the total value of the tradable shares of a publicly traded company; it is equal to the share price times the number of shares outstanding. Preferred shares are not included in the calculation.
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capital structure
how the corporation finances its assets through some combination of equity, debt, or hybrid securities.

For example, a firm that sells $20 billion in equity and $80 billion in debt is said to be 20% equity-financed and 80% debt-financed.
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convertible note (or, if it has a maturity of greater than 10 years, a convertible debenture) is a type of bond that the holder can convert into shares of common stock in the issuing company or cash of equal value, at an agreed-upon price.
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amortize /'æmərtaɪz/ to liquidate or extinguish (a mortgage, debt, or other obligation), especially by periodic payments to the creditor or to a sinking fund.
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underwrite  ('ʌndəraɪt)
1. finance  to undertake to purchase at an agreed price any unsold portion of (a public issue of shares, etc)
2. to accept financial responsibility for (a commercial project or enterprise)
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arbitrage /'ɑrbɪtrɑʒ/ the simultaneous purchase and sale of the same securities, commodities, or foreign exchange in different markets to profit from unequal prices.
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pro forma /proʊ 'fɔrmə/ indicating hypothetical financial figures based on previous business operations for estimate purposes.
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beta /'beɪtə/ Also called beta coefficient, beta line. Stock Exchange . an arbitrary measure of the volatility of a given stock using an index of the volatility of the market as a whole: A beta of 1.1 indicates a stock that is 10 percent more volatile than the market.
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 Earnings: a company's total revenue less its operating expenses, interest paid, depreciation, and taxes.

 revenue /'rɛvənyu/ Revenues, the collective items or amounts of income of a person, a state, etc. The return or yield from any kind of property, patent, service, etc.; income. An amount of money regularly coming in.
 income /'ɪnkʌm/ the monetary payment received for goods or services, or from other sources, as rents or investments.
 receipt /rɪ'sit/ receipts, the amount or quantity received.

 expenditure /ɪk'spɛndɪtʃər/ 1. the act of expending  something, especially funds; disbursement; consumption. 2. something that is expended; expense.
 expense /ɪk'spɛns/  cost or charge: the expense of a good meal. The act of expending; expenditure.

 Operating Expense: expenditure that a business incurs as a result of performing its normal business operations. Example: employees' wages, research and development funds.

 depreciation /dɪpriʃi'eɪʃən/ 1.decrease in value due to wear and tear, decay, decline in price, etc. 2.such a decrease as allowed in computing the value of property for tax purposes. 3.a decrease in the purchasing or exchange value of money. 4.a lowering in estimation.
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 earnings /'ɜrnɪŋz/ money earned;  wages; profits.

profit
・gross・operating ・net

 profit /'prɒfɪt/ Pecuniary gain resulting from the employment of capital in any transaction. Returns, proceeds, or revenue, as from property or investments. The monetary surplus left to a producer or employer after deducting wages, rent, cost of raw materials, etc.
 gross profit: gross receipts less the cost of goods or production but before the deduction of such other costs as rent or salaries.
 operating profit: a company's earning power from its operations, equal to earnings before deduction of interest payments and income taxes.
 net profit: the actual profit made on a business transaction, sale, etc., or during a specific period of business activity, after deducting all costs from gross receipts.
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・bull market ・bear market

 bull market: A market, especially a stock market, characterized by rising prices.
 bear market: A market, especially a stock market, characterized by falling prices.
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issue
・junior・senior

 Junior Issue: any issue that ranks lower in claim to another issue in terms of dividends, interest, principal, etc.
 Senior: opposite of junior
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 stock /stɒk/  1.the outstanding capital of a company or corporation. 2.the shares of a particular company or corporation.
 quotation /kwoʊ'teɪʃən/ the statement of the current or market price of a commodity or security.

 common stock: stock that ordinarily has no preference in the matter of dividends or assets and represents the residual ownership of a corporate business.

 preferred stock
・Preference in dividends.
・Preference in assets in the event of liquidation.
・Convertible into common stock.
・Callable at the option of the corporation.
・Nonvoting.

 equity: stock, both common and preferred. Also called equity security.
 dividend /'dɪvɪdɛnd/ a sum of money paid to shareholders of a corporation out of earnings.
 shareholder /'ʃɛərhoʊldər/ a holder  or owner of shares,  especially in a company or corporation.
 share /ʃɛər/ one of the equal fractional parts into which the capital stock of a joint-stock company or a corporation is divided.
 broker /'broʊkər/ 1. an agent who buys or sells for a principal on a commission basis without having title to the property. 2. a person who functions as an intermediary between two or more parties in negotiating agreements, bargains, or the like. 3. stockbroker.
 stockbroker /'stɒkbroʊkər/ a broker,  especially one employed by a member firm of a stock exchange,  who buys and sells stocks  and other securities for customers.
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 corporation /kɔrpə'reɪʃən/  an association of individuals, created by law or under authority of law, having a continuous existence independent of the existences of its members, and powers and liabilities distinct from those of its members.
 municipal corporation: a city, town, village, etc., that operates under a corporate charter granted by the state.
 public corporation:  1. a corporation, owned and operated by a government, established for the administration of certain public programs. 3. a large private corporation with many shares, which are sold to the public or traded on a stock exchange.
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 on commission: paid entirely or partially with commissions from sales one has made or for work one has done: The salespeople who are on commission earn 6 percent of the total amount they sell.
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 fund /fʌnd/ 1. a supply of money or pecuniary resources, as for some purpose: a fund for his education; a retirement fund. 2. supply; stock: a fund of knowledge; a fund of jewels. 3.funds, money immediately available; pecuniary resources: to be momentarily without funds. 4. an organization created to administer or manage a fund, as of money invested or contributed for some special purpose.

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net current assets = working capital
net assets = book value
working capital =  current assets - current liabilities
book value    =  total assets  - total liabilities

total assets = current assets + ??
total liabilities = current liabilities + ??
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aggregate market value of common =
  price of share * number of shares of common

total capitalization at market =
  debt + market  value of common + preferred stock

earned per share =
  net income / number of shares of common

price/earnings ratio =
 price of share / earned per share

price / book value  ratio =
  price of share /  book value per share

net/sales = net income / sales

earnings / book value = net income / book value

stock capital = book  value

capital structure = the number of shares of common stock and the market value of common

total number of shares of common = number of shares of common + assuming all preferred stock converted to common
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pag 10
The purchase of high-grade bonds plus a diversified list of leading common stocks.

pag 22
Divide his holdings between high-grade bonds and leading common stocks.... never less than 25% or more than 75%

pag 22
defensive investor: interested in safety and freedom from bother

pag 28
The defensive investor must confine himself to the shares of important companies with a long record of profitable operations and in strong financial conditions.

pag  47
Holders of stocks have the possibility that a loss of the dollar's purchasing power ( inflation) may be offset by advances in their dividends and the prices of their shares.

pag 89
Buy stocks at bargain prices in a protracted bear market.
Sell stocks when prices are dangerously high.

pag 98
the preferred holder lacks both the legal claim of the bondholder, and the profit possibilities of a common shareholder.

pag 99
A bondholder is entitled to receive fixed interest and payment of principal on a definite date. The owner of a preferred stock is entitled to a fixed dividend, and no more, which must be paid before any commom dividend.

pag 99
All investment-grade preferred stocks should be bought by corporations, just as all tax-exempt bonds should be bought by investors who pay income tax.

pag 114
Rules of common stock selection
1. mininum of 10, maximum of 30 issues
2. each company should be large, prominent, and conservatively financed.
3. long record of continuous dividend payments.
4. price no more than 25 times the average earnings of the past 7 years.

pag 120
we urge the beginner in security buying not to waste his efforts and his money in trying to beat the market. Let him study security values and initially test out his judgment on price versus value with the smallest possible sums.

pag 122
an industrial company's finances are not conservative unless the common stock (at book value) represents at least half of the total capitalization, including all bank debt. For a railroad or public utility the figure should be at least 30%.

pag 140
Bull-market periods are usually characterized by the transformation of a large number of privately owned businesses into companies with quoted shares.

pag 177
Financial history says clearly that the investor may expect satisfactory results, on the average, from secondary common stocks only if he buys them for less than their value to a private owner, that is, on a bargain basis.

pag 188
To the extent that the investor's funds are placed in high-grade bonds of relatively short maturity - say, of seven years or less - he will not be affected significantly by changes in market prices and need not take them into account.

pag 189
By pricing we mean the endeavor to buy stocks when they are quoted below their fair value and to sell them when they rise above such value.

pag 198
the better a company's record  and prospects, the less  relationship the price of its shares will have to their book value.

pag 200
A stock does not become a sound investment merely because it can be bought at close to its asset value. The investor should demand, in addition, a satisfactory ratio of earnings to price, a sufficiently strong financial position, and the prospect that its earnings will at least be maintained over the years.

pag 202
The stock market often goes far wrong, and sometimes an alert and courageous investor can take advantage of its patent errors.

pag 203
The true investor scarcely ever is forced to sell his shares, and at all other times he is free to disregard the current price quotation. He needs pay attention to it and act upon it only to the extent that it suits his book, and no more. Thus the investor who permits himself to be stampeded of unduly worried by unjustified market declines in his holdings is perversely transforming his basic advantage into a basic disadvantage. That man would be better off if his stock had no market quotation at all, for he would then be spared the mental anguish caused him by other person's mistakes of judgment.

pag 205
Basically, price fluctuations have only one significant meaning for the true investor. They provide him with an opportunity for the true investor. They provide him with an opportunity to buy wisely when prices fall sharply and to sell wisely when they advance a great deal. At other times he will do better if he forgets about the stock market and pays attention to his dividend returns and to the operating results of his companies.

pag 205
The investor's primary interest lies in acquiring and holding suitable securities at suitables prices.

pag 206
It is far from certain that the typical investor should regularly hold off buying until low market levels appear, because this may involve a long wait, very likely the loss of income, and the possible missing of investment opportunities. On the whole it may be better for the investor to do his stock buying whenever he has money to put in stocks, except when the general market level is much higher than can be justified by well-established standards of value. If he wants to be shrewd he can look for the ever-present bargain opportunities in individual securities.

pag 226
One course open to the defensive investor is to put his money into investment-company shares. Those that are redeemable on demand by the holder, at net asset value, are commonly know as "mutual funds"(or "open-end funds").

pag 238
If you want to put money in investment funds, buy a group of closed-end shares at a discount of, say, 10% to 15% from asset value, instead of paying a premium of about 9% above asset value for shares of an open-end company.

pag 268
to underwrite means to guarantee to the issuing corporation, or other issuer, that the security will be fully sold.

pag 271
Defensive investors will confine themselves to high-grade bonds and the common stocks of leading corporations.

pag 283
The chief criterion used for corporate bonds is the number of times that total interest charges have been covered by available earnings for some years in the past. In the case of preferred stocks, it is the number of times that bond interest and preferred dividends combined have been covered.

pag 287
Thus in the past, at least, there have been persuasive reasons for confining the purchase of industrial bonds and preferred stocks to companies that not only are of major size but also have shown an ability in the past to withstand a serious depression.

pag 293
Stock of a company with a lot of surplus cash and nothing ahead of the common is clearly a better purchase (at the same price) than another one with the same per share earnings but large bank loans and senior securities.

pag 294
one of the most persuasive tests of high quality is an uninterrupted record of dividend payments going back over many years. We think that record of continuous dividend payments for the last 20 years or more is an important plus factor in the company's quality rating. Indeed the defensive investor might be justified in limiting his purchases to those meeting this test.

pag 310
Don't take a single year's earnings seriously. If you do pay attention to short-term earnings, look out for booby traps in the per-share figures.

pag 337, 348
seven statistical requirements for inclusion in a defensive investor's portfolio

 Adequate size: not less than $100 million of annual sales for an industrial company and, not less than $50 million of total assets for a public utility.
2. a sufficiently strong financial position: for industrial companies current assets should be at least twice current liabilities. Long-term debt should not exceed the net current assets (working capital). For public utilities the debt should not exceed twice the stock equity (at book value).
3. Continued dividends for at least the past 20 years.
4. No earnings deficit in the past ten years.
5. Ten-year growth of at least one-third in per-share earnings: a minimum increase of at least one-third in per-share earnings in the past ten years using three-year averages at the beginning and end.
6. Price of stock no more than 1.5 times net asset value (book value).
7. Price no more than 15 times average earnings of the past three years.

pag 347
The defensive investor who follows our suggestions wil purchase only high-grade bonds plus a diversified list of common stocks. He is to make sure that the price at which he bought the latter is not unduly high as judged by applicable standards.

pag 391
It always seemed, and still seems, ridiculously simple to say that if one can aquire a diversified group of common stocks at a price less than the applicable net current assets alone - after deducting all prior claims, and counting as zero the fixed and other assets- the results should be quite satisfactory.

pag 403
stock-option warrant: long-term rights to buy common shares at stipulated prices.

pag 414
Ordinarily, a common stock issue has the first right to buy additional common shares when the company's directors find it desirable to raise capital in this manner. This so-called "preemptive right" is one of the elements of value entering into the ownership of common stock - along with the right to receive dividends, to participate in the company's growth, and to vote for directors.

pag 513
The margin of safety for bonds may be calculated by comparing the total value of the enterprise with the amount of debt. If the business owes $10 million and is worth $30 million there is room for a shrinkage of two-thirds in value before the bondholders will suffer loss.
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emolument  /ɪ'mɒlyəmənt/ profit, salary, or fees from office or employment;
 folly /'fɒli/ the state or quality of being foolish; lack of understanding or sense.
 whereby /wɛər'baɪ/  by what or by which; under the terms of which.
 whereas /wɛər'æz/ while on the contrary
 thereafter /ðɛər'æftər/ after that in time or sequence; afterward.
 preclude /prɪ'klud/ 1.to prevent the presence, existence, or occurrence of; make impossible.2.to exclude or debar from something.
 run-of-the-mill /'rʌnəvðəmɪl/ merely average; commonplace; mediocre.
 boom /bum/ a period of rapid economic growth, prosperity, high wages and prices, and relatively full employment.
 endow /ɛn'daʊ/ to provide with a permanent fund or source of income.
 shenanigan /ʃə'nænɪgən/Usually, shenanigans.mischief; prankishness. deceit;trickery.
 quirk /kwɜrk/
1.a peculiarity of action, behavior, or personality; mannerism.
2.a shift, subterfuge, or evasion; quibble.
3.a sudden twist or turn.
 bona fide /'boʊnə faɪd/ 1.made, done, presented, etc., in good faith; without deception or fraud. 2.authentic; true.
 therefor /ðɛər'fɔr/ for or in exchange for that or this; for it.
 notwithstanding   /nɒtwɪð'stændɪŋ/ in spite of; without being opposed or prevented by.
 perforce /pər'fɔrs/ of necessity; necessarily; by force of circumstance.
 sell out: to dispose of entirely by selling.
 assay /æ'seɪ/ to examine or analyze.
 vitiate /'vɪʃieɪt/ to impair the quality of; make faulty; spoil.
 thereto /ðɛər'tu/ 1.to that place, thing, etc. 2.to that matter, circumstance, etc.
 genus /'dʒinəs/ a kind; sort; class.
 levelheaded /'lɛvəl'hɛdɪd/ having common sense and sound judgment; sensible.
 vindicate /'vɪndɪkeɪt/ to clear, as from an accusation, imputation, suspicion, or the like: to vindicate someone's honor.
 molehill /'moʊlhɪl/ a small mound or ridge of earth raised up by a mole  or moles  burrowing under the ground.
 foreshorten   /fɔr'ʃɔrtn/ to abridge, reduce, or contract; make shorter.
 outset /'aʊtsɛt/ the beginning or start
 run-of-the-mine /'rʌnəvðə'maɪn/ common or ordinary; run-of-the-mill.
 ratify /'rætəfaɪ/
1.to confirm by expressing consent, approval, or formal sanction.
2.to confirm (something done or arranged by an agent or by representatives) by such action.
 legerdemain /lɛdʒərdə'meɪn/
1.sleight of hand.
2.trickery; deception.
3.any artful trick.
 mince /mɪns/ to soften, moderate, or weaken (one's words), especially for the sake of decorum or courtesy.
 ominous /'ɒmənəs/
1.portending evil or harm; foreboding; threatening; inauspicious.
2.having the significance of an omen.
 assignat /'æsɪgnæt/ one of the notes issued as paper currency from 1789 to 1796 by the revolutionary government on the security of confiscated lands.
 wanton /'wɒntn/
1.done, shown, used, etc., maliciously or unjustifiably.
2.deliberate and without motive or provocation; uncalled-for; headstrong; willful.
3.without regard for what is right, just, humane, etc.; careless; reckless.
4.sexually lawless or unrestrained; loose; lascivious; lewd.
5.extravagantly or excessively luxurious, as a person, manner of living, or style.
 tottering /'tɒtərɪŋ/
1.walking unsteadily or shakily.
2.lacking security or stability; threatening to collapse; precarious.
 ignominious /ɪgnə'mɪniəs/
1.marked by or attended with ignominy;  discreditable; humiliating: an ignominious retreat.
2.bearing or deserving ignominy;  contemptible.
 abet /ə'bɛt/ to encourage, support, or countenance by aid or approval, usually in wrongdoing.
 wag /wæg/ to move from side to side, forward and backward, or up and down, especially rapidly and repeatedly.
 skimpy /'skɪmpi/
1.lacking in size, fullness, etc.; scanty.
2.too thrifty; stingy
 conspicuous /kən'spɪkyuəs/ easily seen or noticed; readily visible or observable
 heteroclite /'hɛtərəklaɪt/ irregular or abnormal; anomalous.
 hindsight /'haɪndsaɪt/ recognition of the realities, possibilities, or requirements of a situation, event, decision etc., after its occurrence.
 stalwart /'stɔlwərt/ strongly and stoutly built; sturdy and robust.
 volatile /'vɒlətl/ (of prices, values, etc.) tending to fluctuate sharply and regularly.
 thereon /ðɛər'ɒn/ 1. on or upon that or it. 2. immediately after that; thereupon.
 abstruse /æb'strus/ 1. hard to understand; recondite; esoteric: abstruse theories. 2. Obsolete . secret; hidden.
 commingle /kə'mɪŋgəl/ to mix or mingle  together; combine.
 astray /ə'streɪ/ 1.out of the right way; off the correct or known road, path, or route: Despite specific instructions, they went astray and got lost. 2.away from that which is right; into error, confusion, or undesirable action or thought: They were led astray by their lust for money.
 acumen /ə'kyumən/ keen insight; shrewdness: remarkable acumen in business matters.
 therein /ðɛər'ɪn/ 1.in or into that place or thing. 2. in that matter, circumstance, etc.
 cognoscenti /kɒnyə'ʃɛnti/ persons who have superior knowledge and understanding of a particular field, especially in the fine arts, literature, and world of fashion.
 therefrom /ðɛər'frʌm/ from  that place, thing, etc.
herein /hɪər'ɪn/ 1. in or into this place. 2. in this fact, circumstance, etc.; in view of this.
 hitherto /'hɪðərtu/ 1.up to this time; until now: a fact hitherto unknown. 2.to here.